「みんなのウェディング」編集部員が、周りの国際結婚をしているカップルに、結婚して感じたことを聞いてみました。 インタビューに協力してくれたのは、以前の職場の先輩。昨年アメリカ人の男性と結婚されました。
何でも話し合って解決、理解してくれようとする姿勢
まず、国際結婚をしてよかったと思う点は、「お互いがちゃんと“違う”ということを理解できていて、何でも話し合って解決できるところ」だそう。
育ってきた環境、文化、受けてきた教育、全てが違うと分かっているからこそ、相手をちゃんと理解しようと努力できるんですね。
日本人同士の結婚でも、育ってきた家庭環境の違いで今まで当たり前だと思っていたことを驚かれたり、逆に驚いたりって、たくさんありますよね。
でもそういうとき、「違って当たり前、理解していかなきゃ」とは中々思えないもの。
「こっちが普通でしょ!ありえない!」とか思って、理解することを放棄してしまいがちです。
夫婦は元々他人なのだから、違って当たり前。基本だけど、忘れがちな大事なことに改めて気づかされた気がします。
共働きが当たり前、家事はできる方がやる
アメリカでは共働きの家庭が一般的で、女性が結婚しても働くということに理解もあるし、協力もしてくれるそうです。「家事は女がやるもの」という概念がなくて、得意な方、できる方がやるというスタンス。
これはとっても羨ましいですね。
いくら「料理男子」や「イクメン」なんて言葉が流行ったとしても、結局家事は女性任せの旦那さん、周りにもとても多いです。うちも例外ではありません。
また、キャリアアップのために留学をしたり、学校に通ったりすることも応援してくれるそう。
先輩は結婚してからフィジーに1ヶ月半留学したそうですが、日本人男性だと、なかなか理解や応援を得るのは難しいのではないでしょうか。
それぞれの人生の時間を大事にしながら支え合っていけるというのは、理想の夫婦関係ですね。
少ないお小遣いでお花やお菓子を買ってきてくれる
さりげなく花束を買ってきてくれたりする、というイメージを外国人男性に抱いている方も多いのでは。
そのイメージ通り、「釣った魚にはエサをやらない」なんてことは決してなく、たまにお花や好きなお菓子を買ってきてくれたりするのだとか。ささいなことだけど、すごく愛を感じますよね。
このコラムを読んだ男性のみなさん、今日の帰りは彼女や奥さんにお花を買っていってはいかがでしょうか。
国際結婚は、婚姻の手続きが複雑だったり大変なところはあります。
でも良いところもたくさん。特に、「理解し合うまでとことん話し合う」というのは日本人カップルでは忘れがちな姿勢なので、日ごろから気を付けていつまでも幸せ夫婦でいたいですね。
※ 2016年6月 時点の情報を元に構成しています
「入籍・婚姻届」 の スペシャル に含まれています