プロポーズのサプライズはないの!? 焦る気持ちから彼を追い詰めた結果…

ロマンチックなプロポーズは女子の憧れ。もちろんサプライズが嬉しい。指輪も付けて。

しかし、あまりにも期待が大きいため、せっかく彼がプロポーズのサプライズを考えていてくれたにも関わらず彼を困らせてしまった女性もここにいます。

「みんなのウェディング」編集部の私が、プロポーズを受けるに至るまでのエピソードをご紹介します。

結婚式場を契約、でもプロポーズがまだ！

付き合い始めたのが大学卒業間際だったため、必然的に将来のことを話す機会も多かった私たち。
付き合って1年半ほどした頃、彼が休みを取って鹿児島にある私の実家に挨拶に来てくれることになりました。

「結婚を前提にお付き合いさせていただいています」と両親に言ってくれ、一緒に食事や旅行を楽しんで帰ってきました。

まだこの時点では具体的な結婚の時期などは考えていませんでしたが、彼の両親が「挨拶に行ったのなら、色々進めないと失礼だ。とりあえず式場を見に行ってみたら」と後押ししてくれ、その流れで式場見学へ。

見学に行ってみて、人気のシーズンや式場は1年前から予約が埋まっていることに気づき、短期間で真剣に考えて、式場契約まで至りました。
いよいよ「結婚」が具体的なものになってきた。あれ、でもプロポーズされてない！もしやこのままプロポーズなし？！と内心不安になっている私がいました。

幸い、式場決定からほどなくして私の誕生日は来るし、付き合って2年の記念日もその翌月。
プロポーズされるタイミングはあると、秘かに期待していました。友達にも「絶対何かあるよ！」と言われ、妄想は膨らむばかり。

彼にもちょくちょく、友達はこんなプロポーズをされたんだって！とアピールしていました。
けれど、誕生日は大阪旅行に行ってお祝いしてくれましたが、プロポーズはなし。ならば、と期待していた記念日は、二人で映画を観に行っただけ。

帰りに寄ったスターバックスで、ついに我慢できず、「このままプロポーズはないの？」と問い詰めてしまいました。

彼に「色々考えてるからもう少し待って…」と困った顔で言われたものの、「絶対考えてない！いつまで待たせるの？！」と思ってしまった私。記念日なのに、険悪なムードになってしまいました。

それから1ヶ月ほどで今度はクリスマス。今年は家でまったり過ごそうと二人で決めていたのですが、前日に「明日はちょっと出かけよう。帰れないかもしれないからそのつもりでいてね」と電話が。

これは、もしかして…？期待せずにはいられなかったけど、誕生日、記念日の苦い思い出があるので、逸る気持ちを抑えました。

クリスマスイブ、銀座でデートをした後、連れて行かれたのはお台場のホテル。内緒で予約してくれていたみたいです。
何だかもう、これだけで嬉しかったです。偶然、クリスマスイベントとして花火が上がり、部屋から見ることができました。

そのタイミングでついに念願のプロポーズ。ホテルは、2カ月ほど前から予約してくれていたみたいです。「色々考えている」っていうのは嘘じゃなかったんだ。疑って、催促してごめんなさい。

このように無事にプロポーズをされたわけですが、途中彼を追い詰めてしまったことをとても後悔しました。

サプライズでのプロポーズを期待する女子のみなさん！忍耐力は必要ですよ！

彼も色々と準備があるので、気長に待ってあげてくださいね。

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※ 2016年6月時点の情報を元に構成しています