結婚祝いとして多くのゲストからいただくご祝儀。お金を確認した後はご祝儀袋が残りますが、どう捨てるのが正しいのでしょうか。
この記事では、ご祝儀袋を捨てるタイミングや捨てる前にすべきこと、正しい捨て方のマナーを解説。神社でのお焚き上げや、箸袋やヘアアクセサリーなどのリメイクアイデアも紹介します。
ご祝儀袋は捨ててもいい?
結婚式が終わった後のご祝儀袋の捨て方について、みんなのウェディングの花嫁Q&Aにも、このような相談が寄せられました。
ゲストからのお祝いの気持ちが込められたお金を包んでくれていたものと思うと、ゴミとして捨ててしまうのは失礼な気がしますよね。最近では凝ったデザインのご祝儀袋もあり、自分たちのために選んでくれたのだと思うと、すぐに捨てるのは気が引けるという人も。
とはいえ、ゲストの数だけあるご祝儀袋はなかなかかさばって保管するのにも場所を取ります。ご祝儀袋はどうするのが正しいのでしょうか?
ご祝儀袋は捨てても問題なし

マナー的には、お金を抜いた後のご祝儀袋は捨ててしまっても問題ありません。大切なのはお祝いの気持ちをしっかりと受け取ること。袋そのものには特別な意味はないとされています。ただし、捨てる際には感謝の気持ちを忘れずに、丁寧な扱いを心がけることが大切です。
続いて、ご祝儀袋の捨て方のマナーを詳しく解説します。
ご祝儀袋の捨て方のマナー

ご祝儀袋にはゲストからの気持ちがこもっているのはもちろん、ゲストの大切な情報が書かれているため、そのままゴミ箱にポイっと捨ててしまうのはNG。正しい捨て方のマナーを見ていきましょう。
いただいた金額をメモしておく
ご祝儀袋の中袋にはいただいた金額が書かれています。この情報は将来、相手の結婚式や出産祝いなどでいくらお返しすべきかの参考になるため、リストを作って忘れずにメモしておきましょう。エクセルや贈答記録用のアプリで管理すると便利です。
また、捨てる前に中袋にお金が入っていないか再度確認しておきましょう。
個人情報は隠す
ご祝儀袋の中袋や短冊には、名前や住所などの個人情報が書かれています。そのままゴミとして捨ててしまうと、個人情報が流出するリスクがあります。捨てる前にはシュレッダーにかけるか、個人情報を黒く塗りつぶす、または個人情報を消すハンコを使うなどの対策をしましょう。
きれいな紙や布で包んでから捨てる
ご祝儀袋には感謝の気持ちが込められているものなので、そのままゴミ箱に捨てるのではなく、きれいな紙や布で包んでから捨てると良いでしょう。封筒も水引きも紙でできていることがほとんどなので、基本的に可燃ごみとして捨てることができます。
プラスチック製の水引や飾りがついたものに関しては、お住まいの地域のゴミ分別ルールに従って適切に処分しましょう。
捨てるのが嫌なら「お焚き上げ」をする方法も

ご祝儀袋を単なるゴミとして捨てるのに抵抗がある場合は、神社でのお焚き上げという選択肢もあります。お正月のお札やお守りと一緒にお焚き上げをしてくれる神社やお寺もありますが、受け付けているかどうかは施設によって異なります。
お札やお守り以外は受け付けていないところや、お焚き上げ自体を行っていない場所もあるため、事前に最寄りの神社に問い合わせておくことをおすすめします。
最近では、キットを購入して送るだけで有名な神社でお焚き上げをしてもらえるサービスも登場しているので、あわせてチェックしてみましょう。
ご祝儀袋を捨てるタイミング

ご祝儀袋を捨てるべきタイミングに決まりはありません。式後すぐに処分する方もいれば、1年以上保管する方もいます。目安としては式の思い出を十分に味わった3か月程度がおすすめ。
自分の気持ちと相談しながら、適切なタイミングで処分することが大切です。出産祝いのご祝儀袋なども同様に、感謝の気持ちを忘れずに、自分のペースで整理していくと良いでしょう。
Q&Aに寄せられた回答
空の祝儀袋、わたしもすぐに捨てる気にはならず・・・。
1年くらいそのままとっておいて、結局は処分しました。
しばらく保管、その後もういらないと思う時まで
手元に置いておけば十分だと思います。
袋はすぐに捨ててしまいましたよ。
立派な飾りや袋は勿体ないとは思いますが
結構かさばって邪魔になります。
記録を残しておけば問題ないと思います。
私は典型的な捨てられないタイプなので、未だにとってあります・・・
かさばって邪魔は邪魔なんですが、なんとなく捨てにくくて。
ご祝儀袋を捨てる以外の方法
神社でのお焚き上げ以外にも、思い出として残す方法や、新生活や記念日、子どものお祝い事に使えるアイテムにリメイクする方法もあります。
写真に撮っておく
デジタルデータとして残しておけば場所を取らず、いつでも思い出を振り返ることができます。スマートフォンで撮影するだけでも十分ですが、きれいに撮影してデータとして残しておくことで、思い出を大切にする気持ちも表現できますね。
Q&Aに寄せられた回答
私は、こういった処分しにくい品は
写真に撮って処分します。
写真に残しておけば、記念に残りますからね。
私は、お祝いもの全部写真にとって
結婚アルバムのところに一緒に保管しておき、祝儀袋は捨てちゃいました。
リメイクする
捨てずにとっておきたいという人には、ご祝儀袋を素材やパーツを活かしてリメイクするというアイデアも!
- 記念日やお正月に活躍する「箸袋」
- ポチ袋としても使える「封筒」
- 新居に飾れる「水引アート」
- お祝い事の和装に合わせたい「水引ピアス・ヘアゴム・バレッタ」
この6つのアイテムの作り方を、下記のリンクで詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
きれいなご祝儀袋を再利用するのはあり?

ネット上では、「きれいなご祝儀袋はもったいないため、他の方の結婚式に再利用している」という意見もありました。
ただしこちらは賛否両論があり、あり派は「幸せのおすそ分けになる」という意見でしたが、否定派は「人が触った袋を再利用するのは失礼」「あなたのために贈られたものを再利用することは失礼に当たる」と、強い拒否反応を示している方が多かったです。
ご祝儀袋の再利用については、それぞれの価値観や考え方によって意見が分かれる問題です。大切なのは、相手への敬意と感謝の気持ちをどう表現するかということかもしれません。再利用するにしても、しないにしても、自分の気持ちに素直に、そして相手の立場も考えた上で判断するのが良いでしょう。
■あり派の意見
・幸せのおすそ分けになる
・「あの人に新しいご祝儀袋を買うのが勿体無いから」とか、
「祝儀袋は買うと高いから」っていう理由で使いまわそうとしているのではなく、
「私達の結婚へのキモチを頂いたように、私達のように、幸せな結婚を祈ります」
と気持ちを込めれば問題ない
■なし派の意見
・何人もの人がベタベタと触りまくった袋を再利用し、
平気で差し上げるなんて失礼の極み
・結婚祝いの水引が、結びきりで「二回は無い」と言う意味を考えれば、
結婚のご祝儀袋を使い回すのはちょっとどうかと思う
・あなたがもらった祝儀は、袋も含めて、
あなたの祝い事のために贈られたものであり、
それを他の人に回すのは失礼にあたると考えるべきだと思います
ご祝儀袋を捨てる際は感謝の気持ちとマナーを大切に
ご祝儀袋を捨てる際は個人情報に配慮すること、感謝の気持ちを持って扱うことがマナーです。捨てるタイミングもいつでも構いません。写真に残す、リメイクする、お焚き上げするなど、自分らしい方法で大切な思い出と向き合い、自分なりの感謝の気持ちをカタチにしてくださいね。
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