ふたりが婚約した証となる「婚約指輪」。婚約指輪はいつからつけはじめるのが正解なのでしょうか？また、結婚指輪を購入してしまうと“つける機会がなくなってしまう”という声がある中で、先輩花嫁が結婚後どんなシーンでつけているのかも気になりますよね。
そこでみんなのウェディングでは、婚約指輪のその後の使い道を調査！また、婚約指輪の着用を避けたいシーンや、普段使いしやすい婚約指輪のデザイン、扱う際の注意点も解説していきます。
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婚約指輪はいつからつけるべき？
婚約指輪は“婚約期間につけるもの”と認識されがちですが、明確な決まりやルールはなく結婚後に身につけても問題ないとされています。また、いつからつけなければいけないという決まりもないので、婚約指輪を受け取ったら自分が好きなタイミングで着けましょう。
▼婚約指輪と結婚指輪の違いとは？
結婚前～結婚式当日に使うタイミングはある？
普段使いするほか、婚約指輪は以下ふたつの演出に取り入れることができます。
両家顔合わせや結納
ひとつめは両家顔合わせや結納です。婚約の証となる婚約指輪を両家両親に見てもらう、婚約指輪のお披露目をプログラムに入れることができます。
リングケースから取り出して指にはめる演出や、記者会見のように指輪を見せると、場の雰囲気もさらに盛り上がるかもしれません。
▼【結納のマナー】日程の決め方や服装、メリット・デメリットは？
▼「両家顔合わせ食事会」成功マニュアル
エンゲージカバーセレモニー
ふたつめはエンゲージカバーセレモニー。こちらは挙式でふたりが結婚指輪を交換した後に行う儀式です。新婦の結婚指輪の上に婚約指輪を重ねることでふたりの誓いや永遠の愛に封をするという意味が込められています。
結婚後はいつつける？
結婚指輪ができると婚約指輪をつける機会がなく、「タンスのこやしになっている」なんて話も聞きますよね。でも実際はどうなのでしょうか？
「みんなのウェディング」が2022年1月に行った「婚約指輪・結婚指輪」に関するアンケートで、「婚約指輪を現在もつけることがあるか」という質問に81.5％の卒花嫁が「はい」と回答！婚約指輪を結婚後もおしゃれとして取り入れている人が多いことが分かります。
特別な日に着けている人多数！
「結婚後もつける機会がある」と回答した人に、どんなシーンでつけるのかを聞いたところ「結婚式に参列するとき」が25.1％でもっとも多く、次いで「休日のおでかけ時」「夫とのデートのとき」と続きました。
非日常の華やかな場だけでなく、休日のちょっとしたおでかけにもつけている人が多いことがわかりましたね。
結婚式や入園式などのお祝いごとにはぜひつけたい婚約指輪ですが、輝きの強いジュエリーは昼のパーティーではマナー違反とされています。ダイヤをふんだんにつかった華美なデザインや、大粒ダイヤの婚約指輪は昼は避けた方が無難です。
▼光り物はNG!?結婚式の小物のマナー
職場はNG!？婚約指輪の着用を避けたいシーン
“特別な指輪”というイメージがある婚約指輪は、普段使いしてはいけないイメージがありますよね。婚約指輪も結婚指輪同様、プラチナやダイヤモンドのように手入れがしやすく、比較的強い素材で作られています。
日常生活やいつものおでかけなどでつけても問題はありませんが、着用を避けたい以下のシーンで注意が必要です。
両親への結婚挨拶時
婚約指輪はふたりの婚約が成立した証としてつけるもの。そのため、まだ両親への挨拶が済んでいない状態でつけるのはマナー的にNGです。両家への心象を良くするためにもけじめが肝心！両親への挨拶を済ませて結婚を認めてもらったうえでつけるようにしましょう。
弔事
弔事（ちょうじ）などの悲しみの席では、パールなど控えめな輝きのアクセサリーが良いとされています。明るく華やかな印象を与えるダイヤモンドの指輪は不向きなので、お通夜や葬儀の際には外していきましょう。
職場
婚約指輪は結婚指輪同様、フォーマルな場での着用が許されているジュエリーですが、職場のルールによっては着用が許されていないこともあります。周りの人はどうしているのか様子を探りつつ、着用可能かどうかを既婚者の先輩などに相談するのがベストです。
ただ、重いものや硬いものを持つ仕事ではアームが歪んだり、傷がついたりする可能性も。少しでも不安があれば外しておくのがいいですね。
アウトドア
おでかけでもアウトドアシーンは要注意！水で濡れた手は指輪が抜けやすく、紛失する可能性が高くなります。また、強い衝撃がかかることでダイヤモンドが外れてしまったり、高価な宝石がついていることから盗難にも注意したいところ。
アウトドアでもやはり外しておくのが安心です。
ダイヤモンドが取れたり紛失してしまったら？
リングが変形したり洋服などに爪がひっかかって上がってしまうと、ダイヤモンドがとれてしまうことがあります。万が一ダイヤモンドがとれてしまった場合には、「留め直し」をお願いしますが、状態によっては留めなおしができないことも。
また、ダイヤモンドが取れて紛失してしまった場合には、新たに購入しなおすことになります。リスクの高いシーンで外しておくのはもちろん、普段使いしやすい婚約指輪のデザインを選ぶのもひとつの手です。
普段使いしやすい婚約指輪のデザイン
婚約指輪を結婚後もつけたいと考えている女性が増えている今、普段使いしやすい婚約指輪のデザインも豊富にそろっています。選び方のポイントをおさえながら、おすすめのデザインをみていきましょう。
高さを抑えたもの
商品名：ポラリス Noble
婚約指輪といえばな立て爪も、アームと台座との高さの差を抑えたものや、凹凸が少ないデザインを選びましょう。衣類への引っ掛かりやぶつけるリスクを減らしてくれます。
https://www.diamond-shiraishi.jp/
商品名：ホワイトリリー
アームの曲線がなめらかに台座へとつながっているこちらも、凹凸が少なくつけやすいデザインのひとつ。横から見たフォルムで確認するとわかりやすいです。
爪で留められていないもの
商品名：ローサS
爪で留められているダイヤモンドの方がしっかりと固定されているように見えますが、実はダイヤモンドが外れる原因には爪の歪みやひっかかりがあります。そのため日常使いをしたい婚約指輪には、ひっかかり少ない爪なしタイプがおすすめ。
https://www.diamond-shiraishi.jp/
商品名：ビーゼアフォーユー
爪がなく埋め込まれているタイプは、立て爪タイプよりも光を取り込みにくくなります。輝きも重視したいという人は、こういった爪なしタイプもおすすめです。
結婚指輪とセットでデザインされた「セットリング」
商品名：ブループーロ
婚約指輪と結婚指輪がセットになったセットリングは、日常使いしやすいデザインで組み合わせられているものが多いです。迷ったらまずセットリングを見るのがおすすめです。
商品名：シャンス エターナル
セットリングは結婚指輪とのデザインの相性も考えて作られているので、コーディネートもばっちり。重ねることでより手元を華やかにみせてくれます。
▼重ね付けできる指輪の選び方
▼【2022年版】カルティエの婚約指輪人気デザイン10選
こんなところも要チェック！
普段使いしたい婚約指輪は、傷のつきにくさも重視したいポイントです。鋳造製法ではなく鍛造製法、ハードプラチナや強度を高めた素材など、一般的なプラチナより強度が高いものを選ぶのもおすすめ。
また、いつまでも美しく保っておきたい婚約指輪だから、磨き直しや歪み直しなど、アフターサービスの充実度や万が一の際にかかる費用もチェックしておくと安心ですね。
▼婚約指輪の失敗しない選び方
普段のお手入れできれいを保って
ダイヤモンドは放っておくと皮脂油や化粧品の油分でくもってしまうため、毎日のお手入れがとっても大切です。
外す際にはやわらかい布で皮脂や油分を拭き取っておき、週に1～2度は中性洗剤を溶かしたぬるま湯に入れて、やわらかなブラシで優しく汚れを落とします。柔らかい布で水気をとって、しっかりと乾かしてからつけましょう。
結婚後もたくさんつけて想い出を重ねて
婚約指輪はちょっとしたおでかけなどでもつけてOK。きれいな輝きが保てるよう、こまめなお手入れを忘れずに！結婚後もたくさんつけて、ふたりのすてきな思い出を重ねていってくださいね。
※ 2022年12月 時点の情報を元に構成しています
「婚約指輪」 の ハウツー・ノウハウ に含まれています