長男と結婚するのは大変と言われていますが、恋愛している時には長男か次男かなどはあんまり意識しませんよね。
いざ結婚する時になって「長男の嫁だから」と言われても困惑してしまうのではないでしょうか。
結婚式場選び口コミサイト「みんなのウェディング」の相談広場には、長男の嫁になることを不安に感じている女性から相談が寄せられています。
体験談
■長男である彼との結婚を控えており、彼のご両親に挨拶に行った際、「これからは私がお姑さんよ」と言われ。
プレッシャーを感じています。彼のご両親は結婚が決まったということは先祖の世話をする人が出来たと思っているようで、お墓やお仏壇の世話は長男の嫁がするものと決められています。
長男と結婚した友人もそれらの世話を押し付けられている人はおらず、長男の嫁は両親や先祖の世話までしなくてはいけないのでしょうか。(27歳女性)
この相談に対して、みんなのウェディングユーザーからたくさんのコメントが寄せられました。
嫁の務めを重視する時代じゃない
■私は婚家の墓や仏壇の面倒をみたくないというのも、わがままではなく普通のことだと思います。
お姑さんはひとりの女性としてではなく、ただ「嫁の務め」を強制しているだけで、今はそういう時代ではないと思います。よく結婚について考えてみてくださいね。(27歳女性)
嫁と姑ではなく、まずは人としてお付き合いできるのが理想。お姑さんとよくコミュニケーションをとっていきましょう。
婚家の習慣に従うべき
■嫁は嫁ぎ先の習慣に従うべきです。お墓や両親の世話を嫁がするのは当然として家が守られてきたのです。
お姑さんも嫁いだ当時は大変だったはずですから、同じ嫁の立場を分かり合える相手だと思いますよ。(34歳女性)
お家によっては長男夫婦の役目が多い事も。お義母様と嫁という立場は一緒ですから、話し合ってみると理解し合えるところもあるのかもしれませんね。
今のうちに彼と話し合いを
■結婚したら「旦那の実家に合わせるのが普通」と言われるのはかなり辛いですよね。
私も義両親のことについて夫と話し合い、同居はなしにしました。
結婚したふたりの将来ですから、旦那様には自分の考えを理解してもらっておいた方がいいと思います。(29歳女性)
1番大切なのは、結婚する2人の考え方。これからどうしていきたいのかをふたりでよく話し合っておきましょう。
「長男の嫁」というと義両親の老後や、お仏壇・法事のお世話などをしなければというイメージがありますが、それも各家庭によって様々。
ある程度は婚家に合わせる必要もあるかもしれませんが、ふたりの人生ですからご両親の希望をすべて叶えるのは難しいもの。
結婚前によく話し合って考えてみましょう。
※ 2021年4月 時点の情報を元に構成しています
「生活・家事・ライフスタイル」 の 花嫁相談室 に含まれています