結婚式に招待するゲストのなかには、遠方から来るゲストもいることでしょう。
招待する側としては、「出席いただきありがとうございます」とおもてなしの気持ちをこめて、交通費や宿泊代を負担するということはよくあるようです。
では、その場合「全額負担」が原則なのでしょうか。
結婚式場選び口コミサイト「みんなのウェディング」の相談広場では、遠方からくるゲストの交通費と宿泊費の全額を負担することは厳しいけれど、どうしたらよいか悩む女性からの相談が寄せられ、注目を集めています。
遠方のゲストを招待したいけど交通費や宿泊代はどうしたらいい?
相談内容
結婚式に遠方に住んでいる友達を招待したいと考えています。
交通費を片道分と宿泊代をこちらで用意しようと思いますが、通常はこちらで全額を用意するものでしょうか?(37歳女性)
この相談に対して、みんなのウェディングユーザーからたくさんのコメントが寄せられました。
負担についての決まりはない!
交通費や宿泊費の負担は、いろんな考え方があると思います。
交通費の半分と宿泊費の負担は決して少なくはないと思います。
全額でないのが気になるならば、「半額なんだけどごめんね」っというて感じで、事前にお伝えしておくといいと思います。(30歳女性)
お車代について明確な決まりはありません。交通費や宿泊代がかかることを承知で、それでも結婚式に出席したいと考えている人もいれば、遠方であればお車代が出ることを期待している人も。
交通費の片道の金額が妥当といわれることもあります。交通費の半分と宿泊費を負担するのであれば、その気持ちは友人に伝わるのではないでしょうか。
最初に負担できる金額を伝えることが大切!
負担できる額を早めに相手に教えてあげるのが親切だと思います。相手の立場からは金額など聞けないと思います。(35歳女性)
お車代が出るか出ないかで、当日持参するご祝儀の額が変わってくる場合も。また、宿泊する場所を自分で予約するべきなのか、その予算なども変わってきますよね。
なかなか伝えづらいことではありますが、あらかじめ負担できる金額をゲストにはっきり伝えてしまったほうが、お互いすっきりするというアドバイスです。
負担額を提示しておいて、交通手段などは友達に任せる
今は旅行パッケージなどを利用すれば、かなり安くなると思います。
負担してあげられる額を最初にお友達に言って、どういう方法で来るかはお任せしたらいかがでしょうか。(34歳女性)
こちらもあらかじめお渡しする予定のお車代を伝えて、利用する交通機関や宿泊先はゲストに任せては?という意見です。
チケット手配やホテル予約をするのではなく、おおよその交通費や宿泊費用を見積もって金額を決めて現金でお渡しする方法。今はいろいろなパッケージプランなど、お得に移動・宿泊できる手段はたくさんあります。ゲストの使いやすいように任せるのがよいかもしれませんね。
交通費や宿泊費を全額負担できない場合は、ゲストに「ご祝儀を辞退する」とお伝えして、ご祝儀をいただかないという方法もあります。
いずれにしても、ゲスト側からお金の話は切り出しにくいことなので、招待する側からあらかじめ伝える気遣いを。 ゲストに喜んで出席していただけるよう、考えてみてはいかがでしょうか。
※ 2021年11月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式準備」 の 花嫁相談室 に含まれています