結婚式でよくある演出として、「両親への手紙」を読み上げる、というものがあります。
両親と新郎・新婦は、それまでの人生のさまざまなことを思い返す感動のひと時となることでしょう。
ところで、そのとき両親をどう呼んだらよいのでしょうか。
「みんなのウェディング」の相談広場には、両親への手紙で、普段どおり「パパ・ママ」と呼びかけてよいものか、悩む女性からの相談が寄せられ注目を集めています。
いつもの呼び方でないと気持ちが伝わらない気がしますが…
相談内容
■「両親への手紙」を読む事に決めました。手紙でも普段通りパパ・ママと呼んで良いと思いますか? この年で呼ぶと幼稚に聞こえてしまう気がしますが、本番に「お父さん・お母さん」など、いつもと違う呼び方だと思いが伝わらないような気はします。(28歳女性)
この相談に対して、みんなのウェディングユーザーから沢山のコメントが寄せられました。
「パパ」「ママ」のほうが、両親は喜ぶかも
■手紙は両親に向けて読むものなので、普段通りパパ・ママで呼ぶのが一番いいです。それは周りも分かるはずです。
私の友達もパパ・ママで手紙を読んでいましたが、おかしいとか幼稚とか思わなかったです。(29歳女性)
いままで育ててくれた両親への感謝の手紙、両親はいつもどおりの呼び方で娘から呼んでもらったほうが、心に響きますね。
一言断ればことわれば大丈夫
■「両親への手紙」で一番聞いていただきたい相手はご両親ですから、「恥ずかしいけれど、いつも通りパパ・ママと呼びます」と一言断れば、大丈夫じゃないでしょうか。(28歳女性)
結婚後の仕事上の付き合いのことを考えて、やはりちょっと恥ずかしいと思う場合もあるかもしれません。
その場合は、ちょっと一言添えるだけで印象が変わります。
ところで、こんな意見もあります。
結婚式は正式な社交の場とわきまえて
■プロの立場からすると、結婚式は確かに新郎・新婦おふたりが主役なのですが、上司や目上の方の前でパパ・ママはいかがなものでしょう。
「今日だけはお父さんお母さん」と呼ぶのもいいかなと思います。(44歳女性)
たしかに結婚するという事は新しい家庭を築く事、社会的にも責任がより求められます。
「大人」であることをアピールする必要があるかもしれませんね。
新婦の普段の姿と、「パパ・ママ」と呼ぶ姿とのギャップに驚いてしまうゲストもあるかもしれません。
結婚式はゲストをお招きする場でもあります。自分たちだけが満足することのないよう、まわりとのバランスを考えることも大切かもしれませんね。
※ 2021年3月 時点の情報を元に構成しています
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