結婚式当日の新郎新婦に、「おめでとう」の気持ちを伝えるために送る結婚式の祝電。結婚式場に送る祝電は、その送り方やメッセージの書き方にも注意が必要です。
祝電はいつまでに送るのか?といった基本的なマナーから、送り方の詳しい手順、祝電を送る前に結婚式場に確認しておきたいポイント、オリジナルの電報の送り方などを詳しく解説していきます。
NTTなどさまざまな会社が電報サービスを行っている
NTTなどの電気通信事業者や郵便局、ネットのギフトショップなど、今はさまざまな会社で電報サービスの取り扱いがあります。
ネットから簡単に申し込みが可能!申し込み方法も商品を選んで必要事項を入力するだけと、とっても簡単です。
祝電はいつまでに送る?
祝電は挙式日の前日までに届くように送るのがマナー。遅くとも到着日の3日前までには手配しておきましょう。
一般郵便と違って日付を指定できるので、早めの申し込みがおすすめ。だいたい到着希望日の1か月前から送ることができます。
結婚式の電報のあて先はどこ?
電報のあて先は結婚式場の住所を書きましょう。
挙式会場と披露宴会場が異なる場合は、披露宴会場に送るのが一般的です。
宛名はどう書く?
祝電の宛名は新郎新婦どちらかのフルネームを書き入れます。
ふたりと面識がある場合は連名で、新婦の場合は入籍後で苗字が変わっている場合でも旧姓で書き入れます。
差出人の名前はどうする?
誰からの電報なのかすぐにわかるように、差出人の名前もフルネームで書き入れましょう。
会社として送る場合は、新郎新婦と差出人との関係がすぐわかるように会社名や役職名を記載するのを忘れずに!
必要な情報と電報の手配方法
電報は電報サービスのサイトや、ECサイトのギフトショップなどからも簡単に申し込みが可能です。
以下の手順を参考にしてくださいね。
1.まずは「祝電」から送りたい商品を選びます。
2.かかる日数はショップや商品ごとに異なるので、申し込み前に到着予定日は必ず確認しましょう。
3.商品が決まったら届け先、指定の日時、差出人情報を入力します。
4.最後にふたりへのメッセージを入力すれば完了です。
また、電報を送る時に以下の情報が必要になります。注文前に確認しておくと入力がスムーズですね。
- 結婚式の日にちと開始時間
- 披露宴会場の住所と施設名
- 新郎新婦のフルネーム
当日や前日の場合の送り方は?
結婚式の3日前には手配しておきたい電報ですが、うっかり手配するのを忘れていた!ということもありますよね。その場合には速達サービスがある業者を利用するのがおすすめです。
業者によってさまざまですが、前日申し込みで即日配達、当日申し込みで数時間後に配達が可能な業者もあります。
午前中に結婚式がある場合には遅くても前日までに、午後の場合は午前中までに、披露宴がはじまる2~3時間前までに届くように手配しましょう。
祝電を送る時のマナーや注意点は?
祝電を送る時に気を付けたいことはどんなことでしょうか?お祝いの場で失礼がないように、祝電のマナーや注意点を見ていきましょう。
大きいものを送る時には事前に確認する
バルーンやお花など、場所を取るものや保管に注意が必要なものを送る際には、式場側に保管場所があるか?受け取りが可能かどうかの確認を取るのを忘れずに!
式場側から許可が出てから手配するようにしましょう。
休館日を確認しておく
結婚式場が休館日の場合には、電報が受け取れないこともあります。
まずは式場のホームページなどで休館日を確認し、前日が休館日の場合にはその前の日に手配するようにしましょう。
忌み言葉や句読点に注意する
電報も招待状と同じく、「流れる」「悲しむ」などの忌み言葉や、「ますます」「いろいろ」などの重ね言葉を使わないように注意しましょう。
また祝電のメッセージには「お祝い事に終止符は打たない」という意味を込めて、句読点を入れないのがマナー。
その際には空白や改行を利用して、読みやすさに配慮するのを忘れずに。
▼忌み言葉一覧や言い換え例はこちらから
結婚式祝電の文例は?
申し込みの際に悩むのは、結婚式祝電のメッセージ内容。文面はゲストに披露されることもあるため、フランクすぎるメッセージは避けた方がベターです。
電報サービスでは新郎新婦との関係性ごとに、定型文が用意されていることがほとんど。定型文をベースに、自分らしい文章をプラスするのがおすすめです。
▼どんな言葉を送る?迷ったらこちらをチェック
郵便局からオリジナルの電報を送ることもできる
郵便局の「レタックス」サービスを利用すれば、手描きの文字やイラストを添えたオリジナル電報を送ることも可能です。
郵便局の窓口で渡される専用用紙に宛先やメッセージを記入して、必要な料金を支払うだけと手続きも簡単!選べる台紙は604円からと価格もお手頃です。
おおむね15時30分(一部地域を除く)までの差出しで当日配達が可能なので、お急ぎの人にもおすすめですよ。
マナーを守って祝福の気持ちを伝えて
結婚式祝電の送り方と、式場に送る電報ならではの注意しておきたいマナーをご紹介しました。
ネットでの申し込みが不安という人は、電話で申し込むのがおすすめ。メッセージ内容や台紙の種類なども、オペレーターに相談しながらすすめることができます。
祝電ならではのマナーに注意して、ふたりの笑顔を誘う素敵な祝電を送ってくださいね。
▼結婚式の電報についてくわしくチェック!
▼新郎新婦は祝電のお礼も忘れずに!
※ 2016年6月 時点の情報を元に構成しています
「ゲスト」 の キホン に含まれています