結婚式の準備で初めて見積書を作る段階で、演出や音響・照明の具体的なイメージを持っているカップルはそれほど多くないかもしれません。
けれども、こだわり次第では金額が大きく変わる部分でもあります。
そこで今回は、「演出・音響 ・照明の 見積費用ポイント」をご紹介します。
こだわりがない人は、「予算の上限」を率直に伝えよう!
どういう演出にしよう…ましてや音響や照明まで想像できていない、なんて場合には、率直に「予算○○円」で可能な演出は何か、プランナーに相談するのがいい手段です。
オプション料金がいくらでも加算されてしまう項目でもあるので、それほど演出にこだわりがない場合は、まず料金の上限を決めてしまいましょう。
プランナーも、料金内で可能な演出を具体的に提案してくれるはずです。
体験談:予算を率直に伝える!
■ 演出は式にとって一番印象に残るところなので、予算が低いならプランナーさんととことん話し合って考えるといいと思います。キャンドルサービスのようなあ りがちなものは金額が決まっていると思いますが、友人の出し物でなくても、自分たちでお金をかけずに面白い演出はできるはず。見積もりを一番変更できる場 所だと思います。(30代後半女性)
音響・照明のチェックポイント
「基本料金」と「オプション料金」を細かく確認する
式場ごとに想定する通常の演出というものがあります。
もし、「音響」という項目があったら、何が含まれるのかを細かく確認しましょう。
ある式場では、自由に編集CDの持ち込みが可能でも、ある式場では一曲ごとに持ち込み料がかかる場合もあります。
式場ごとに設定が異なる部分なので、注意しておきましょう。
体験談:BGMの持ち込み料がかかることも!
■演出・音響・照明は何をすれば別料金になるのか逐一確認した方が良いです。ムービーを持ち込むときのプロジェクターの費用は会場によっても違うこともあります。また式場で準備していない音楽を使いたいときに発生する費用も自分持ちになります。(20代後半女性)
体験談:ミラーボール使用は基本料金かどうか!
■様々なオプションプランも用意されていますが、まずは基本費用内でどこまでの演出が可能であるのか具体的に確認して下さい。(例えばミラーボールが設置されている会場もありましたが、その使用料は基本料に含まれるのか、オプションであるのか等)(30代前半女性)
映像のチェックポイント
式場に製作を依頼するかどうかを決める
例えば映像系の演出にこだわりたい場合は、式場に製作を依頼するのかどうかを決めましょう。
自分たち、あるいは友達などで製作が可能な人がいれば、安くすませることができるかもしれません。
ただし、費用のほかに準備にかかる労力のことも考慮しないといけません。
費用の節約を取るか、労力を取るか、このあたりは最初の段階で決めておいたほうがよいかもしれませんね。
体験談:費用はかかったけれど好評だった!
■私たちはエンドロールを当日の様子を織り交ぜ流しました。当日挙式の中で編集して最後に流すので、お金はかかりますが、参加者には好評でした。(20代後半女性)
体験談:作成依頼してお任せ!
■式場によって、映像の作成を依頼すると上映機材の使用料金がかからない所もあるので、自分たちで作ったほうが安いか、任せた方がいいか検討してみるとよい。(20代後半女性)
演出や音響・照明は、思い入れの度合いによって、費用の開きが大きくなる項目です。
また、結婚式場設備によっては不可能な演出もあるでしょう。
式直前では間に合わないこともあるかもしれません。
もし、少しでもイメージがある場合には、できる限り早い段階でプランナーに相談しましょう。
※ 2016年3月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式の費用」 の キホン に含まれています