男女ともにさまざまな生活スタイルが増え、夫婦の暮らしにもさまざまなカタチが増えてきた現代。
「別居婚」「週末婚」という言葉も聞かれるようになって久しいですよね。 「みんなのウェディング」の相談広場では、結婚生活を週末婚でスタートする予定の女性からの相談が注目を集めています。
しばらく週末婚になりそうで不安…
相談内容
■来年、結婚することになりました。お互いの勤務先の都合のため、一緒には住めず、週末婚をすることになりました。私は来年から3年間は勤務先がある土地を離れることができません。相手も、私の勤務先の近辺に転勤できないか申し出ましたが、うまくいきませんでした。
色々悩みましたが、結婚してしばらくは「別居」という形をとることにしましたが、不安です。同じように週末婚をされている方はいらっしゃいますか?(28歳女性)
この相談に対して、みんなのウェディングユーザーからたくさんのコメントが寄せられました。
たまに会うことで、新鮮さが続くかも!
■週末婚をしています。ただ、これまで10年間、一緒に住んでいましたので、寂しいというより「家事が楽になるわ」という気持ちの方が強いです。私たちはマンネリ状態だったので、逆に離れることで、たまに会う新鮮さがあるかな、などと気楽に考えています。(38歳女性)
こちらは週末婚をしている先輩カップルからのコメント。 どんなに仲が良い夫婦でも、毎日顔を合わせていればマンネリ化したり、けんかが増えてくることもありますよね。そんなとき、週末婚でほどよい距離を取ることでお互い新鮮な気持ちをキープできることも。家事の負担が減って楽…という本音も聞かれました!
お互いの仕事を大事にできるプラスの面も大きい
■私の彼は地方に勤務中で、転勤族です。私は、週末婚を選びました。
自分がやりがいを感じている仕事を辞めて、彼について行っても、結局またどこかに転勤になるし、職場をコロコロ変えるのにも抵抗があったからです。彼と別々に暮らすことは、お金もかかるし、すぐに顔を合わせて話し合いができなかったり、不都合な面も色々ありますが、職場での社会的な責任感も持っていられるし、家庭を持った安心感も感じているし、全て私にはプラスに作用しているなと感じます。
「結婚して相手のために何かを犠牲にする」ということも全くないので、今の生活には満足しています。(30歳女性)
こちらも経験者からのアドバイス! 結婚したことで、妻だけが何かを犠牲にすることになり、そのもやもやをずっと抱えてしまう…というのは、いまの時代でもよく聞かれること。一緒に暮らしながらお互いの仕事を大切にできればベストですが、難しい場合はその選択はアリだという意見です。
しかし、週末婚を始める前は何かと不安な人も多いはず。そんな人のために、先輩花嫁から心強いアドバイスが。
ふたりの前向きな気持ちがあれば、大丈夫
■私の友人夫婦は、別居婚をしています。それでも月2回、お互いに行き来して頑張っているそうです。ふたりに、前向きにしっかりやっていこう、という気持ちがあれば、寂しくても何とかなると言っていました。
子どものことは、タイミングもあるので難しいとは言っていましたが、ずっと一緒に暮らしているからといって、すぐに子どもを授かるわけでもありません。別の友人は、排卵日に旦那さんに会うため、電車で4時間かけて通ってました。みごとに双子ちゃんを産んでいましたよ。(33歳女性)
距離は離れていても、ふたりの心がつながっていれば大丈夫だということなのでしょう。
今は、電話やメールだけでなく、SNS、オンライン通話など連絡手段が豊富なので、始めてみると、思ったより寂しくないかもしれませんよ。
実際に週末婚をしている回答者さまが多かったことからも、今はさまざまな夫婦の生活スタイルがあることがわかりました。 結婚後の生活は夫婦それぞれの事情に合った形があり、どれが正解ということではありません。 どんなスタイルを選択したとしても、大切なのは思っていることをきちんと伝えあえる、どちらか一方だけが我慢してストレスを抱えることのないフェアな関係。
今後もふたりにとってベストな方法を一緒に決めていけるといいですね。
※ 2022年2月 時点の情報を元に構成しています
「夫婦関係」 の 花嫁相談室 に含まれています