参列した結婚式やドラマや映画のワンシーンで、挙式後に鐘の音が鳴るのを聞いたことがある人も多いのでは?
晴れて夫婦となったふたりが幸せいっぱいに鳴らす「ウェディングベル」ですが、実は“鳴らす回数”が決まっているんです。ウェディングベルにまつわる幸せいっぱいの雑学をお届けします。
そもそもウェディングベルってなに?
ウェディングベルとは、おもにキリスト教式の結婚式で、挙式のあとに新郎新婦が鳴らす鐘のこと。教会やチャペルに設置されていることが多く、挙式後のセレモニーで新郎新婦が鳴らします。
なぜ挙式後にベルを鳴らすのかというと、結婚式に来られなかった大切な人たちへ「無事に結婚式を挙げることができました」と伝えるためなんだとか。ベルの音は空に鳴り響き、聞くと幸せな気持ちになりますよね。
また、ウェディングベルの中でも、メロディーを奏でるために調律された鐘は「カリヨン」と呼ばれています。その音色は幸せと平和を呼ぶとされ、挙式が終わったタイミングで鳴らすことで、ふたりのこれからの人生から災いを遠ざけ、幸せを呼び込むという意味があるのです。
結婚式の鐘を3回鳴らす理由
ウェディングベルは、結婚式では3回鳴らすと縁起がいいといわれています。実はその1回1回に、素敵な意味が込められているんです。
【1回目】
結婚した自分たちへの祝福の鐘
【2回目】
今まで育ててくれた親への感謝の鐘
【3回目】
結婚式に参列してくれたゲストへの感謝の鐘
結婚した自分たちへの祝福の鐘
【2回目】
今まで育ててくれた親への感謝の鐘
【3回目】
結婚式に参列してくれたゲストへの感謝の鐘
自分たちと、結婚を喜んでくれる大切な家族、ゲストという、結婚式に集うすべての人たちの幸せを願ってウェディングベルを鳴らすんですね♪
幸せを届けるウェディングベル
ウェディングベルはふたりの新しい人生のスタートを祝うとともに、支えてくれたすべての人々への感謝の意を示します。美しい鐘の音を大切な家族やゲストと共有することで、結婚式はさらに感動的で思い出深いものとなるでしょう。
覚えておきたい!結婚式に関する知識
※ 2024年6月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式場選び」 の 雑学 に含まれています