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結婚式の羽織・上着のマナー!春夏秋冬別の選び方やおしゃれな合わせ方も紹介

2023.11.23

結婚式にお呼ばれしたとき、うっかり忘れがちなのが羽織ものや上着の準備。春夏秋冬の気温や式場の雰囲気に合わせておしゃれを楽しみつつ、結婚式のマナーにも気を遣いたいですね。ストールやジャケット、カーディガンなど、結婚式に着ていく羽織ものの種類と選び方を解説します。

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そもそも結婚式に羽織ものは必要?

結論からいうと、服装や披露宴の開催時間、パーティー形態によっては必要です。昼の結婚式では、一般的に肌の露出を抑えることがマナーとされています。披露宴が朝もしくは昼スタートで、ノースリーブドレスや部分開きドレスを着用する場合は羽織ものを用意しておきましょう。

夕方スタートのナイトウェディングや友人のみを招いたカジュアルな結婚式の場合は、肌の露出はそこまで気にしなくてもOK。ノースリーブドレス1枚でもとくに問題ないとされています。念のため新郎新婦にドレスコードを確認しておくと安心です。

披露宴だけでなく、挙式にも参加する場合は注意が必要です。格式の高いキリスト教会や神社での挙式は、肌を多く露出する服はNGとされています。肌の露出が多いドレスを着用する場合は昼夜に関わらず羽織ものを身につけましょう。

マナーだけでなく、羽織ものは1枚あるとさまざまな面で便利です。ドレスに華やかさをプラスすることができたり、組み合わせによっては体型カバーにもひと役買ってくれます。さらに、汗ばむ夏場は汗ジミを隠したり、エアコンが効いていて寒いと感じるときにも羽織ものがあればさっと体温調節できますよ。

▼【保存版】結婚式の服装のマナー

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結婚式にぴったりの羽織もの・上着って?

結婚式に着ていく羽織もの・上着にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴を解説します。

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ドレスのデザインを選ばない【ストール・ショール】

ストール・ショール https://item.rakuten.co.jp

どんなドレスにも合わせやすいのがストールやショールです。ストールは首に巻いたり肩にかけたりする防寒具で、カジュアルなシーンでも使い勝手のよいアイテム。ショールは肩にかけて垂らしたり、体の前で結んだりして使います。

ドレスの丈や袖のデザインにかかわらず取り入れることができ、エレガントな雰囲気をプラスできます。シフォンやレース、カシミア、ベロアなどさまざまな素材のものがあり、季節にあう素材を選ぶのがおすすめです。

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女性らしいデザインが豊富【ボレロ】

ボレロ https://item.rakuten.co.jp

ボレロはショートジャケットの一種で、丈がウエスト位置よりも短く、前の開いたデザインが主流です。半袖から長袖まで、袖の長さやデザインはさまざまあり、ふんわりボリュームのあるパフスリーブや、スリットの入ったエレガントなものもあります。

フロント部分にボタンなどの留め具はないのが一般的ですが、中にはリボンで結ぶタイプのボレロも。また、きちんと感をプラスできる襟付きのジャケット風ボレロもあります。サッと羽織れて着崩れしにくいのがポイントです。

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おしゃれにフォーマル感をプラス【ジャケット】

ボレロ https://item.rakuten.co.jp

フォーマル感を意識するならジャケットを取り入れるのもおすすめです。ジャケットはボレロよりも丈が長く、ボタンやフックがついているものが主流です。ドレスに合わせるときは、袖・丈ともに長すぎないものを選ぶのがポイント。

襟付きのジャケットは大人っぽいきちんと感を、襟なしのノーカラージャケットはレディな雰囲気を演出できます。シンプルなデザインを選べば、結婚式のあとも日常使いできますよ。

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結婚式の行き帰りに活躍【コート・カーディガン】

コート・カーディガン https://item.rakuten.co.jp

寒い時期の結婚式には、上記で紹介した羽織ものとは別にコートやカーディガンのような行き帰り用の上着を用意しましょう。コートは、トレンチコートやチェスターコート、ノーカラーコートなど、ドレスのデザインを考慮して選ぶとおしゃれです。

行き帰りに着る上着にとくに決まりはないので、会場内での着用は基本的にNGとされているカジュアルなカーディガンでも問題はありません。ですが、会場へ入る前にほかのゲストの目につくこともあるので、晴れの日にふさわしいデザインを選ぶのがベター。ドレスと合わせてアンバランスにならないよう、しっかりトータルコーディネートしましょう。

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結婚式の羽織ものの選び方

結婚式で着用する羽織ものの選び方のポイントを解説します。

ドレスに合わせてコーディネート

結婚式の羽織ものの選び方 https://item.rakuten.co.jp

羽織ものはドレスとのコーディネートが大切です。短めの丈を選ぶとスッキリとスタイルがよく見えます。ドレスと同系色でそろえるとシックで落ち着いた雰囲気になり、反対に淡い色に濃い色を合わせるなどコントラストを意識するとパリッとメリハリのあるコーディネートになります。レースなどの装飾やデザインの一部をドレスとリンクさせるとおしゃれ度アップ!

体型をカバーできるものを選ぶ

羽織ものは体型カバーにも役立ちます。ストールやショールで肩幅のラインをぼかしたり、ふわっと広がる袖のデザインで二の腕をカバーしたりと、隠したい部分を意識して選んでもいいでしょう。また、手首を見せると腕が長く・細く見える効果も期待できます。長めのストールを垂らすなど、縦のラインを強調するのも効果的!

会場のロケーションや春夏秋冬の気候も考慮して

結婚式の羽織ものの選び方 https://item.rakuten.co.jp

気候や会場のロケーションにあったデザインを選ぶことも大切です。ガーデンウェディングなど屋外での披露宴パーティーの場合は、夏でも羽織ものを持っておくと安心。急な気温の変化や紫外線対策に役立ちます。最近はUVカット機能や接触冷感機能が備わったおしゃれな羽織も増えているので、それらを活用するのもおすすめです。

夏はレースなどの透け感のある素材、冬はベロアのようなあたたかみのある素材というように、見た目の季節感も意識できるといいですね。

▼【季節別】結婚式にぴったりな服の素材&生地一覧

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季節別!結婚式におすすめの羽織もの・上着

結婚式にお呼ばれしてから焦ることのないように、羽織ものや上着は春夏に適した薄手のものと、秋冬らしい中厚・厚手のものを2着程度をそろえておくと◎。春夏秋冬の季節別に、おすすめの素材やデザインのポイントを紹介します。

春(3月・4月・5月)に適した結婚式の羽織もの・上着

春(3月・4月・5月)に適した結婚式の羽織もの・上着 https://item.rakuten.co.jp

行き帰りや屋外で着用する上着は、明るい雰囲気のスプリングコートがおすすめです。会場で着る羽織ものは、レースやチュールのような軽やかな素材が◎。顔まわりが一気に華やかになり、春らしさも演出できます。ライトピンクやピスタチオグリーンなど春らしい色を取り入れるのもいいですね。

夏(6月・7月・8月)に適した結婚式の羽織もの・上着

夏(6月・7月・8月)に適した結婚式の羽織もの・上着 https://item.rakuten.co.jp

屋内・屋外の気温差が大きい夏は、脱ぎ着しやすい薄手のカーディガンやストールを持っておくと安心です。淡いブルーやライトグレーなどの寒色系カラーが涼しげでGOOD!裾が脇腹の位置にある薄手のミニ丈ボレロも夏らしくておすすめ。

秋(9月・10月・11月)に適した結婚式の羽織もの・上着

夏(6月・7月・8月)に適した結婚式の羽織もの・上着 https://item.rakuten.co.jp

屋外用の上着は、きちんと感のあるジャケット、中厚のきれいめなチェスターコートなどがおすすめ。会場で着る羽織ものは、ブラウン系やベージュ、深緑など秋らしいカラーを取り入れるとおしゃれです。生地は艶やかなサテンやツイードだとシーズンムードにマッチします。

冬(12月・1月・2月)に適した結婚式の羽織もの・上着

夏(6月・7月・8月)に適した結婚式の羽織もの・上着 https://item.rakuten.co.jp

寒さ対策が必要な冬の上着は、ウール・カシミヤなどの上質な素材のコートがおすすめ。カジュアルすぎる&ドレスに合わないダウンジャケットは避けるのが無難と言われていますが、「寒すぎるのでダウンジャケットを着たい」という場合は、ロング丈で光沢感のない、上品なダウンジャケットを選びましょう。

屋内用の羽織ものは、ベロアやカシミアのようなあたたかみのある素材を選べば快適に過ごせます。暖色系で見た目のあたたかさをプラスするのもいいですね。

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結婚式の羽織もの・上着のマナー

結婚式の服装にはいくつかマナーがあります。羽織もの・上着だけでなく、ドレスや靴も合わせた全身のコーディネートをチェックしておきましょう。

真っ白・真っ黒は避ける

結婚式において、白は主役である花嫁の色とされています。とくに着席した状態や集合写真では上半身がよく見えるため、羽織ものも白は避けるようにしましょう。明るいベージュなども写真で白っぽく見えることがあります。

また、黒そのものがNGではありませんが、ドレスや羽織ものなど全身真っ黒のコーディネートは喪服を連想させるため避けるべきとされています。バッグや靴で差し色を入れたり、暗い色のドレスには明るい色の羽織ものを合わせたりと、上手にコーディネートしてください。

カジュアルな素材・柄はNG

結婚式は新郎新婦の親族や上司なども集まるフォーマルな場です。デニムやニットなどのカジュアルな素材は避けましょう。また、派手すぎる色や大きな柄ものもカジュアルに見えるためNGです。柄を取り入れる場合は、ストライプや小さめのドットが適しています。

ファー素材は食事の場に不適切

華やかに見えるファー素材は、ファーの毛が抜け落ちてしまうため食事の場である結婚式には不適切とされています。また、殺生をイメージさせるためお祝いの場に不適切という意見も。その他、ゴージャスな雰囲気で花嫁より目立ってしまうという理由からも、避けたほうがいい素材です。

▼ファー付きのコートで会場まで行くのはOK?

防寒用のコートはクロークに預ける

行き帰りの際に防寒用のコートを着るときは、会場に着いたらクロークに預けます。ただし、ガーデンでの演出やお見送りで外に出るなどの事情で携帯してもいい場合もあります。コートを着て写真撮影をすることもあるので、コートも真っ白は避けるのが無難です。

▼【専門家が解説】友人の結婚式に参列する時に知っておきたいマナー

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おしゃれな1枚でドレス姿を格上げして♪

結婚式に着ていく羽織もの、実はドレスより悩む人が多いのではないかと思います。絶対のルールはありませんが、結婚式の服装のマナーや季節にあったものを選び、気持ちよく新郎新婦をお祝いできるといいですね。

▼【女性ゲスト編】結婚式参列にあると便利な15アイテム

▼結婚式お呼ばれアクセサリーのマナー

▼結婚式での親族の服装マナーは?

▼新郎より目立つのはNG!結婚式の男性ゲストの服装マナー

※ 2023年5月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー