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結婚式の羽織・ジャケットのマナー解説!春夏秋冬別の選び方やおしゃれな合わせ方も紹介

2025.02.17

エレガントな装いに欠かせない結婚式の羽織もの。しかし、「フォーマルな場での羽織ものは、どんな素材や色を選べばいいの?」「季節によって変えるべき?」と選び方に迷う人も多いのではないでしょうか。

この記事では、結婚式の羽織ものの種類と選び方、ドレスとの合わせ方のマナーを紹介します。おしゃれでスタイル良く見せるためのコーディネートのコツや、季節別のおすすめや色選びのヒントまで詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

結婚式の羽織ものは必要?

結婚式では、フォーマルな場にふさわしい装いとして、基本的に羽織ものを用意するのがマナーとされています。特に、肩や腕が露出するノースリーブやキャミソールドレスの場合、教会や神社での挙式時には羽織ものが必須です。

カジュアルな結婚式や二次会では必須ではない場合もあり、ドレスコードに「上着不要」と明記されている場合は、羽織ものなしでも問題ありません。

羽織ものにはこんなメリットも!

マナー面以外でも、羽織ものは会場のエアコンによる冷え対策や、緊張による汗ジミの防止に役立ちます。さらに、二の腕やウエストまわりなど気になる部分をカバーし、スタイルを良く見せたり、装いにフォーマル感や華やかさをプラスするメリットもあります。

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結婚式の羽織りものの種類

結婚式に着ていく羽織もの・上着には、さまざまな種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ショール・ストール

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ショールは比較的幅が広く、柔らかな布地で作られた肩掛けです。一方、ストールはショールより細長い形状が特徴です。結婚式ではどちらも肩にかけて使います。ドレスの丈や袖のデザインにかかわらず取り入れることができ、エレガントな雰囲気をプラスできます。

ボレロ

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ボレロはショートジャケットの一種で、丈がウエスト位置よりも短く、前の開いたデザインが特徴です。コンパクトなシルエットが愛らしい雰囲気を演出してくれます。フロント部分にボタンなどの留め具がないのが一般的で、サッと羽織れて着崩れしにくいのがポイントです。

袖の長さやデザインも豊富で、ふんわりボリュームのあるパフスリーブや、スリットの入ったエレガントなもの、きちんと感をプラスできる襟付きのジャケット風ボレロもあります。

ジャケット

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ジャケットは、ボレロよりも丈が長く、ボタンやフックなどの留め具が付いているのが特徴です。可愛らしい雰囲気のボレロに対して、ジャケットはシャープで凛とした雰囲気を演出できます。フォーマル感の強い襟付きのジャケットは知的で大人っぽい印象に、襟なしのノーカラージャケットを選べばほどよいカジュアル感をプラスできます。

コート・カーディガン

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羽織ものとは別に、アウターとして着用するコートは冬場の結婚式では必須です。ただし移動時の着用にとどめ、会場ではクロークに預けるのがマナーです。カジュアルな印象のダウンコートやスポーティーなジャケットは避け、トレンチコートやチェスターコート、ノーカラーコートなど、きちんと感のあるフォーマルな印象のものを選びましょう。カーディガンは普段着にも近い印象のため、結婚式での着用は控えるのが無難です。

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お呼ばれドレスにふさわしい羽織ものの選び方

結婚式の羽織もの選びでは、フォーマルな場にふさわしいかどうかが重要なポイントです。素材や色について、以下の点に気をつけて選びましょう。

フォーマルな素材を選ぶ

結婚式の羽織ものは、上質な素材や上品な光沢感のあるものを選びます。シフォン、レース、オーガンジー、サテン、ツイル、ツイードなどが定番ですが、ポリエステル素材でもシルキーな光沢感があるものなら問題ありません。控えめなラメ糸が編み込まれた素材でも、上品さを演出できます。

カジュアル感のある素材やファーはNG!

結婚式の羽織ものとして避けたい素材は、ニットやコットンなどカジュアルな印象のもの。また、ファー(毛皮調)の素材も、動物の殺生を連想させることから、新たな門出を祝う結婚式の場にはそぐわないとされています。

色はドレスとのバランスを考慮して

結婚式では白は花嫁の色とされているため、全身白の装いは避けるのがマナーです。白の羽織ものを選ぶ場合はドレスは異なる色を選び、白×白の組み合わせにならないようにしましょう。シャンパンベージュなどの淡いベージュの組み合わせも、写真では白く写る場合があるため注意が必要です。

同様に、全身黒の装いも喪服を連想させるため避けたほうが無難です。黒ドレスには明るい色の羽織ものを合わせるなど、華やかさを意識したコーディネートを心がけましょう。

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羽織もの×ドレスをおしゃれに♪あか抜けコーディネートのポイント!

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ドレスと羽織もののコーディネートは、丈感や色選びのバランスを間違えると残念な印象になりがちです。おしゃれに見せるためのコーディネートのポイントをお伝えします。

丈感と幅感で今っぽさをプラス

おしゃれに見えるコーディネートの秘訣は、ドレスと羽織ものの丈感と幅感のバランスです。ひざ丈ドレスには腰まわりが隠れるくらいの丈、ロング丈ドレスにはウエストラインが見える短めの丈を選ぶことで、バランスよく着こなせます。

幅感選びも今っぽさのポイントです。ストレートなシルエットのドレスには、同じようにゆったりしたものやふんわりした羽織ものを。メリハリのあるドレスには、くびれのあるシルエットの羽織ものを合わせることで、スタイリッシュな印象になります。

色の組み合わせで好みのスタイルに

ドレスと羽織もののカラーコーディネートも重要です。ベージュドレスにアイボリーの羽織ものや、ブラックドレスにグレイッシュブラウンの羽織ものなど、同系色でまとめると上品でモダンな雰囲気に。反対に淡色×濃色の組み合わせでコントラストを効かせると、メリハリのある洗練された印象になります。

気になる部分を隠せば体型カバーにも◎

体型の気になる部分は、羽織もので賢くカバーできます。

  • 二の腕・・・適度にゆとりのある袖周りのボレロやジャケット、脇まわりのシルエットが完全に隠せるショールがおすすめ。
  • お腹周り・・・腰骨あたりまでの丈で、ウエストマークのないストレートなシルエットのジャケット。
  • ヒップ・・・ヒップが隠れる長めの丈のAラインジャケット。

全体的にすっきりと見せたい場合は、縦長効果のある襟付きジャケットや、ドレスと同系色の羽織ものを選ぶのがポイントです。ボリュームのあるフリルや横線の入ったデザインは、体型が強調されやすいので避けましょう。

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季節別!結婚式におすすめの羽織もの・上着

結婚式の羽織ものは、季節ごとに素材や着こなし方を変えることが大切です。それぞれの季節に合わせたおすすめの素材とデザインをご紹介します。

春(3月・4月・5月)に適した結婚式の羽織もの・上着

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春の結婚式では、会場までの移動用に明るい色味のスプリングコートを用意するのがおすすめです。式場内で着用する羽織ものは、レースやチュールなど軽やかな素材を選びましょう。顔周りが華やかになり、春らしい雰囲気が演出できます。ライトピンクやピスタチオグリーンなどの春カラーを取り入れるのも素敵です。

夏(6月・7月・8月)に適した結婚式の羽織もの・上着

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夏は屋内外の温度差が大きいため、着脱しやすい薄手の羽織ものを用意しましょう。淡いブルーやライトグレーなどの寒色系カラーは、見た目にも涼しげな印象を与えます。また、脇腹の位置で切り替わる薄手のミニ丈ボレロも、夏らしい爽やかな雰囲気を演出できます。

秋(9月・10月・11月)に適した結婚式の羽織もの・上着

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秋の結婚式では、移動用の上着としてきちんと感のあるジャケットや、中厚手のチェスターコートがおすすめです。会場内用の羽織ものは、ブラウン系やベージュ、深緑など秋らしい落ち着いた色味を選びましょう。光沢のあるサテンやツイード素材を取り入れると、季節感のある装いが完成します。

冬(12月・1月・2月)に適した結婚式の羽織もの・上着

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冬は防寒対策が重要です。移動時には、ウールやカシミヤなどの上質な素材のコートを選びましょう。カジュアルな印象のダウンジャケットは避けるのが無難ですが、どうしても着用したい場合は、上品なデザインのものを選ぶことが大切です。会場内用の羽織ものは、ベロアやカシミアといった温かみのある素材がおすすめです。ボルドーやディープレッドなどの暖色系カラーを選べば、見た目にも温かな印象を与えることができます。

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結婚式にふさわしい1枚でドレス姿を格上げして♪

結婚式の羽織ものは、フォーマル感とドレスアップ効果を両立する大切なアイテムです。季節やシーンに合わせた適切な選択で、おしゃれで好印象な装いを目指しましょう。体型カバーや温度調節にも活用できる羽織ものを、ぜひ味方につけてみてください。

※ 2025年2月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー