ケーキ入刀の代わりになる面白い演出16選！お酒におにぎり、食べ物以外のアイデアも

結婚式で行う"夫婦初めての共同作業"といえば、「ケーキ入刀」を思い浮かべる方も多いのでは？
披露宴での定番の演出ですが、実は必ずしもウェディングケーキに入刀しなければいけない…というルールはありません。ふたりの好みやゲストの年齢層に合わせて、お肉やおにぎりなど、ケーキ以外の食べ物に入刀してもOK！

近年はシャンパンや果実酒などのお酒を使ったり、植樹など食べ物以外を共同作業の演出に取り入れるカップルも増えています。この記事では、ケーキ入刀の代わりになるユニークな演出をたっぷり紹介します！

そもそもなぜケーキに入刀するの？

sio02さんの投稿「花コミュ」

ウェディングケーキにナイフを入れる結婚式の演出「ケーキ入刀」。今や定番化していますが、そもそもなぜケーキに入刀するのでしょうか。起源には諸説ありますが、ギリシャ神話にある“貧しいカップルが永遠の愛を誓ったとき、ひとつのパンを分かち合って食べた”という言い伝えから、「どんな困難もふたりで乗り越えていく」「将来食べるものに困らないように」という願いを込めて行うようになったというのが有名です。

結婚した新郎新婦が最初に行う「夫婦初めての共同作業」であり、仲の良さをアピールできるだけでなく、カットしたケーキをサーブすることで、ゲストに「幸せのおすそ分け」ができるのも魅力。披露宴最大のシャッターチャンスでもあります。

▼ケーキカット＆ファーストバイトの由来は？取り入れ方のアイデアも

披露宴の王道演出「ケーキカット」「ファーストバイト」の由来＆ゲストと楽しめる取り入れ方

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ケーキ以外のモノに入刀するのはあり？

akane_wdさんの投稿「花コミュ」

時代とともに結婚式の在り方が多様化しているように、ケーキ入刀の演出も自由にアレンジしてOK！最近では「甘いものが苦手」「ゲストが参列経験豊富で見慣れている」「人と違う演出・変わった演出で楽しませたい」などの理由で、入刀シーンをアレンジするカップルが多くいます。

食べ物に合わせてナイフ以外の小物を用いたり、「注ぐ」「割る」「混ぜる」などの作業に代えても◎。とくに決まりはないので、披露宴で“ふたりらしさ”を出せるポイントでもあります。

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おにぎりに肉！？【ケーキ以外の食べ物を使った演出9選】

ウェディングケーキ以外の食べ物を使ったカップルの実例をピックアップ！使用している小物も要チェックです。

巨大おにぎり

hom222さんの投稿「花コミュ」

白米が好きなカップルにおすすめ！巨大おにぎりにしゃもじで入刀するかわいい演出です。お米は稲穂が連なる様子から「子孫繁栄」を意味し縁起も◎。

その場でにぎって海苔を巻いたり塩をふったりして食べさせあう「おにぎりバイト」もぜひ。カットしたあとは、ゲストにミニおにぎりを配ってもいいですね。和装にもマッチする演出です。

ミートカット（肉カット）

anna97さんの投稿「花コミュ」

お肉好きなら「ミートカット」がおすすめ！普段なかなか目にすることのない大きな肉の塊を用意すれば、ゲストの記憶に残ること間違いなし。29日（肉の日）が記念日だから…など、意味を加えてみてもいいでしょう。

ローストビーフへの入刀はお肉好きカップルに人気！そのほか、生ハムの原木を削ったり、ハンバーグに入刀するという方法もあります。カットした後、コース料理に加えてゲストに振る舞えるのもポイントです。

ハンバーガーカット

naveちゃんさんの投稿「花コミュ」

インパクト大！巨大なハンバーガーに入刀するのはいかが？3段にしたり、小さいハンバーガーを積み重ねてタワーにしたりと、アレンジは色々。ファーストバイトの際は別でミニバーガーを用意しておくとスムーズです。国際結婚や、パンが主食の海外ゲストが多い場合にもおすすめです。

まぐろ入刀

nt0806さんの投稿「花コミュ」

“幸せを呼び込む魚”といわれているマグロを使った演出は、大迫力で老若男女問わず喜ばれそう！結婚式への出張を行っているマグロ解体業者に依頼すれば、マグロの搬入から解体、マグロファーストバイトのアテンドにゲスト用の切り分けまでしてくれることも多いです。マグロ包丁は日本刀のように長くかっこいいので、和婚にもマッチしますよ。

鯛の塩釜開き

ooミナミooさんの投稿「花コミュ」

おめでたい結婚式にぴったりな「鯛の塩釜開き」も素敵。分厚い塩で覆い隠された大きな鯛を、新郎新婦が小槌で叩いて開きます。小槌を振るのにあわせて「よいしょー！」と掛け声をしてもらうと、会場全体が盛り上がりますよ。取り出した鯛は、鯛めしや鯛茶漬けにして振る舞うと喜ばれるでしょう。

寿司ケーキ

phage0203さんの投稿「花コミュ」

大きくて豪華なお寿司のケーキにしゃもじで入刀する演出は、和婚にぴったり！握り寿司を積み重ねたり、華やかなちらし寿司にしたりしてもいいですね。年配の方や甘いものが苦手なゲストにも喜ばれそうです。ファーストバイトはくるっと海苔を巻いて「手巻き寿司バイト」もいいのではないでしょうか。

ウェディングカレー

えめちゃんさんの投稿「花コミュ」

カレーが大好きなカップルには「ウェディングカレー」がおすすめ！ウェディングケーキのように段を作った大盛りのごはんに、カレーのルーをかける共同作業はいかがでしょうか。辛さや具の違うルーを用意して“あいがけ”にすれば写真映えもしそうです。ゲストには小皿で提供したり、ビュッフェの一部にしたりしてもいいですね。

巨大桃まんじゅう

tk.monaさんの投稿「花コミュ」

中国では縁起の良い果物として親しまれている桃。そんな桃を象った大きなまんじゅうをケーキの代わりに取り入れるカップルが増えています。

写真はLUCIS（ルーキス）という会場の名物「桃饅頭」。ナイフを入れると中から小さな桃まんじゅうがコロコロと出てきて、ゲストにお裾分けできるようになっています。「ピンク」「フルーツ」「中華」をテーマにした結婚式にもおすすめです。

巨大お好み焼き

みんなのウェディング花嫁コミュニティ「花コミュ」

関西・大阪にゆかりのあるカップルにおすすめなのが、巨大お好み焼きを使った演出です。ケーキのようにお好み焼きを重ねてヘラでカットし、ファーストバイトももちろんヘラで！ソースとマヨネーズでデコレーションしておいてもいいですし、ふたりでかつおぶしを振りかけるのも面白いですよ。ほかにも中華街にちなんだ巨大シュウマイや、巨大かまぼこなどのご当地アイデアもあります。

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お酒が好きなカップルに！【お酒を使った演出4選】

食べ物だけでなく、飲み物を使った共同作業の演出もあります。大人のゲストが多い結婚式ではお酒を使うアイデアもおすすめです。

シャンパンタワー

mapponさんの投稿「花コミュ」

高く積み上げられたグラスにふたりでシャンパンを流し込む「シャンパンタワー」。リッチで華やかな演出です。グラスに果物を入れておいたり、色付きのお酒を使ってオリジナリティを出してもいいでしょう。新郎新婦やゲストの好み・年代にあわせて、シャンパンではなくビールとジンジャーエールで“シャンディガフ”を作るのも◎。

果実酒作り

みんなのウェディング花嫁コミュニティ「花コミュ」

お酒好きカップルに人気の演出に「果実酒作り」があります。まず、新郎新婦が大きな透明の瓶を持って各ゲストのテーブルをまわり、ゲストにカットフルーツを入れてもらいます。そして、いっぱいになった瓶に新郎新婦がホワイトリカー（アルコール度数は20％以上）を注ぐ…というのが定番の流れです。カラフルなフルーツが写真映えし、ゲストも参加できるのがポイント。

ただし、酒税法の観点からその場で振る舞うことができないため、もし結婚式でサーブする場合はノンアルコール飲料を使うのが◎。

鏡開き

みんなのウェディング花嫁コミュニティ「花コミュ」

酒樽の蓋を開く「鏡開き」は、門出に際して健康や幸福を祈願して行われる縁起のいい儀式です。祈願が済むと、参列者と酒を飲み交わすのが古くからの習慣となっています。日本らしい儀式は和装での結婚式・披露宴にぴったり。年代を問わずゲストみんなとおめでたい雰囲気を味わえるでしょう。

ブレンディングセレモニー

nozomizmさんの投稿「花コミュ」

「ブレンディングセレモニー」は海外で人気の演出で、2種類のワインを混ぜ合わせて新郎新婦が夫婦となること、その絆を確かめ合うというものです。大きめのデカンタに新郎新婦が注ぐか、ゲストや親族に注いでもらってもOK。混ざり合ったワインをグラスに注ぎ、新郎新婦が1口ずつ飲みます。親族に振る舞ってもいいですね。ワイン樽をテーブル代わりにしてセレモニーをするのもおしゃれです。

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大人婚におすすめ！【食べ物以外を使った演出3選】

食べ物や飲み物はコースのもので十分…という場合は、食べ物以外を使うアイデアもあります。大人婚にもおすすめのおしゃれな演出を紹介します。

植樹セレモニー

みんなのウェディング花嫁コミュニティ「花コミュ」

幸せや子孫繁栄を象徴する木をふたりで植える「植樹セレモニー（植樹の儀）」は大人婚に人気の演出です。「幸せを呼ぶ」といわれるオリーブの木が人気となっています。植樹の後は、ふたりで一緒に水をあげる「水合わせの儀」を取り入れてもいいでしょう。

ソープカット

ケーキのように大きな石鹸をカットする「ソープカット」。切り分けた石鹸はゲストに贈るプチギフトとしてもいいでしょう。結婚式のテーマにあわせた色や形、香りの石鹸を用いてもいいですね。

サンドセレモニー

kk1106さんの投稿「花コミュ」

「サンドセレモニー」とは、異なる色の砂をひとつの容器に注いでオリジナルアートを作る演出です。
混じり合った砂はもとに戻ることがないことから「ふたりがこれからひとつの家族として生きていく」ことを意味しています。受付にいくつかの色の砂を用意しておいて、色ごとに意味を記し「結婚生活で大切なものは？」などの質問にゲストが答えるかたちで入れてもらう方法もあります。最後に新郎新婦が砂を注いで完成させましょう。

▼人気急上昇中「サンドセレモニー」の魅力や失敗しないコツを紹介