結婚式を彩るウェディングブーケは、その時代のトレンドを反映してさまざまなスタイルが生まれています。デザインや花の種類など、今の花嫁さんに人気なのはどのようなブーケなのでしょうか。
新しいカタチの結婚をプロデュースする株式会社エニマリの”中の人“5人が「2023年のウェディングブーケ」をテーマに、座談会を決行!
最近気になるウェディングブーケや、流行りの色や花、今どきの手配方法まで熱く語り合いました。
座談会のメンバーはこちら!
Nさん:「みんなのウェディングニュース」編集部
Kさん:「みんなのウェディングストーリー」編集担当
Aさん:「みんなのウェディングストーリー」編集担当。プレ花嫁。
Sさん:「みんなのウェディング」SNS担当
Iさん:エニマリプロデュース担当
▼前回の座談会記事はこちら!
最近気になるウェディングブーケは?
Kさん:真ん中に持ち手があり、花がサイドに広がったデザインのバレリーナブーケを最近良く見かけます。
Sさん:バレリーナブーケ人気ですよね!「みんなのウェディング」のInstagramでも特集しました。和装で使う人も多い印象です。
Nさん:バレリーナブーケの由来や定義はなんなのでしょう?ちょっと前に流行ったリースブーケとはまた違いますよね。
Sさん:お花が両サイドに向くようにして真ん中で束ねたものをいうみたいですよ。お花の開き具合(角度)はいろいろですが、バレリーナが足を広げてジャンプしているように見えるからバレリーナブーケといわれているようです。
Aさん:韓国の花嫁さんたちの投稿から人気に火がついたみたいですね。
Kさん:韓国風ウェディングにぴったりなクール&スタイリッシュな雰囲気のものや、ドライフラワーを使ったかわいらしいアンティークなものまで、SNSにはさまざまなデザインがアップされていましたよ。今後もますます人気が高まりそうな予感です。
Sさん:韓国風ウェディングのブームを受けて、細長いフォルムのアームブーケも注目されている気がします。縦に花を束ねたシュッとした見た目で、縦型ブーケと呼ぶ人もいるみたい。
Nさん:スタイリッシュでかっこいい!
Kさん:アームブーケは、フラワーコーディネーターさんにニュアンスを伝えるのが難しくて「仕上がりが想像と違った」という声も聞いたこともあります。
Nさん:ニュートレンドですし、なかなかイメージがつきにくいのかも。イメージ写真を見せてしっかり要望を伝えるのはもちろん、心配であればアームブーケでよく使われているカラー(くるっと巻いた花びらがラッパのような形をした花)など、メインとなる花の本数は指定したほうがいいかもしれませんね。
Sさん:バレリーナブーケもアームブーケも大人っぽい印象ですが、かわいい系でいうと お花がぴょんぴょん飛び出したぴょんぴょんブーケも人気な気がします。
Kさん:たしかに!アンスリウムや胡蝶蘭が流行っているのも、ぴょんぴょんブーケブームの理由のひとつのような気もします。大きめの花を目立たせるために、小花や茎系をぴょんぴょんさせてバランスをとっているのかも。今っぽくてすごくかわいいです!
人気のカラーは?
Sさん:ブーケの花をシックな色でまとめる花嫁さんが増えましたよね!深い色&くすみカラーはとくに人気がある気がします。
Kさん:ダークパープルやくすみピンクの花をベースにしたブーケの写真をよくインスタで見かけます!
Sさん:ドレスもそうですが、寒色系よりも、暖色系の方が人気がある気がしますね。
Aさん:お花を染める人もいますよね!
Nさん:くすみ色は染めている人が多いかも。流行っているのかな?
Aさん:フラワーコーディネーターさんのインスタ投稿でも、胡蝶蘭を黒に染めた例を見たことがあります。染めると同じ花でも雰囲気が変わっておもしろいですよね。
人気の花は?
Kさん:最近良く見るのは、胡蝶蘭、カランコエ、アンスリウム、オンシジュームあたりですかね。
Sさん:韓国のトレンドを取り入れている花嫁さんにはチューリップも人気がある気がします。春ウェディングのシーズン限定ですが…。小花と合わせるのはもちろん、チューリップだけのブーケもかわいい!
Kさん:ぴょんぴょんブーケでは、ポピーの使用率が高めな気がします。プロテアはドライフラワーにしてもきれいですし、依然として人気が絶えないですね。
Iさん:「エニマリ」の結婚式では、かすみ草やパンパスグラスが人気ですよ。
Sさん:和装の花嫁さんには、枝ものが人気じゃないですか?
Iさん:SNSでご覧になったもので、枝に葉とワタがついたようなブーケを持ちたいと希望されている新婦さまがいらっしゃいました。
Kさん:桜やもみじの枝を持つ花嫁さんもいますよね。その季節ならではの枝ものをチョイスするのは良いアイデアですよね。
Nさん:個性的でおしゃれなブーケを合わせる和装花嫁さんも増えてきましたね!
▼和装に似合うブーケ21選
▼ブーケに使われるグリーンの種類・人気のデザインは?
生花、造花、ドライフラワーはどれが人気?
Nさん:生花、造花、ドライフラワー。どれが人気なんでしょうか。
Sさん:やはり圧倒的に生花が人気がある気がします。また、価格を抑えられる&保存したいという理由でアーティフィシャルフラワー(生花をリアルに再現した造花)を使う花嫁さんも増えたかも。
Kさん:最近のアーティフィシャルフラワーは言われないとわからないくらいクオリティが高くてびっくりしました!
Nさん:前撮りで使ったあと、結婚式まで取っておけるのもメリットですよね。
Kさん:人気順でいうと生花、ドライフラワー、アーティフィシャルフラワー、造花というイメージです。もしかしたら、アーティフィシャルフラワーが主流になる時代がくるかも!?
▼保存もおしゃれも叶う!?ブーケを造花にするメリット
ブーケの手配方法が変わってきている!?
Nさん:最近は「BASE(ベイス)」や「minne(ミンネ)」など、 ブーケのデザインを個人の作家さんに依頼する人も増えていますよね。みなさんは自身の結婚式のウェディングブーケ、どのように手配しましたか?
Sさん:私はインスタでいろいろな作品をブックマークして、気になった作家さんにDMし値段や詳細のやりとりをしてBASE経由で購入しました。ちなみに、遠方で結婚式を挙げたのでアーティフィシャルフラワーを依頼しましたよ。
Nさん:購入したブーケの式場への持ち込み料はどのくらいでしたか?
Sさん:たしか1万円くらいだったかと。持ち込み料を含めても、式場提携のフローリスト(花屋)でブーケを頼むよりかなり安く済みました。デザインによりこだわることができたり、事前に確認できるのもよかったです。
Aさん:私も1万円で持ち込みしました!
Nさん:アーティフィシャルフラワーということは、結婚式の後は保存してあるんですか?
Sさん:2個作ったうちのひとつは保存していて、ひとつはプレ花嫁さんに“お譲り”しました。
Nさん:お譲りって言葉、いいですね!
ウェディングブーケの選択肢が広がっている!
時代やトレンドの変化に伴って、ウェディングブーケにもどんどん新しいスタイルが登場しています。デザインや花の種類のみならず、その調達方法もいろいろ。
イメージする姿やふたりのこだわりを大切にしながら、ぜひ理想のブーケを手にしてくださいね!
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▼ウェディングブーケの種類や失敗しない選び方
※ 2023年2月 時点の情報を元に構成しています
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