徐々に暖かくなり、春の気配を感じられる3月。寒さがやわらぐこの時期に挙式・披露宴をしたいと考えているカップルも多いのではないでしょうか。春を先取りして桜をモチーフにした装飾や、春らしい色や音楽を取り入れた演出など、この季節ならではの結婚式を考えてみるのもおすすめです。
ふたりにとって大切な記念日となる挙式や披露宴、プロポーズ、両家の顔合わせ、結納、入籍、引っ越しなど、大切なイベントは縁起のいい日にしたいですよね。
2026年の新生活を豊かにし、イベントを成功させたい人必見！結婚にまつわる行事の日取りを決めるときに参考にしたい、2026年3月の縁起がいい日をお届けします！
大安、友引…六曜を縁起がいい順番に解説します♪
日取りを決めるときにまず参考にしたいのが、その日の運命を示す暦注（れきちゅう）の一つ「六曜（ろくよう）」です。大安、友引、先勝、先負、赤口、仏滅の6種類があります。
一般的に六曜は以下の順番で縁起がいいとされています。
大安（たいあん）…「大いに安し」の意味で、1日を通して何をやっても上手くいくといわれる、六曜のなかで最高の吉日です。結婚式や結納などおめでたい行事の日取りとして最も人気があります。
友引（ともびき）…もとは「共引き」と書き、物事が引き分けになるとされる、六曜で2番目に縁起がいい日です。現在は「友引」と書くため「友を幸せに引き込む」として、引出物やお祝いを発送する日に選ばれることも多いです。
先勝（せんしょう／さきがち／せんがち）…「先んずれば即ち勝つ」という意味を持ち、何事も早めに行動するのが吉とされています。時間帯では午前中が「吉」、午後が「凶」です。
先負（せんぶ／せんまけ／さきまけ）…先勝と対になる先負は、何事も急がず控えめにするのがいいとされています。時間帯では午前が「凶」、午後が「吉」です。
赤口（しゃっこう／しゃっく）…一般的に厄日とされていて、新しい物事のはじまりやお祝い事には向きません。しかし、午の刻である11時から13時の時間帯のみ「吉」とされています。
仏滅（ぶつめつ）…「仏も滅するような最大の凶日」もしくは「物滅」と書いて「ものを失う」ともいわれる、六曜のなかで最も凶の日です。大安とは正反対に何事も慎むべき日とされています。
「縁起がいい日」の定番♡2026年3月の大安はこちらの5日！
- 3月5日（木）
- 3月11日（水）
- 3月17日（火）
- 3月22日（日）
- 3月28日（土）
※28日（土）は後ほど解説する不成就日と重なっています。
2026年3月の大安はこの5日です！こちらの「大安」と同じく婚姻関係の行事に向いている「友引」の日を、ほかの吉日とあわせて見ていきましょう。
天赦日×一粒万倍日の最強開運日も！2026年3月の縁起がいい日
六曜が大安か友引で吉日が重なる日（かつ凶日と重なっていない日）をピックアップしました。2026年3月でおすすめの縁起がいい「開運日」はこちらの4日です。
3月5日（木）【大安、一粒万倍日、天赦日】
この日は、三隣亡と帰忌日ではありますが、大安と一粒万倍日、天赦日が重なる3月の中で最も縁起のいい日です。一粒万倍日（いちりゅうまんばいび／いちりゅうまんばいにち）とは「一粒の籾（もみ）をまけば、万倍の籾を持った稲穂になる」という意味で、物事のはじまりにいい日であり、天赦日（てんしゃにち）は、日本の暦の上で最上とされる吉日で年に数回しかないどんなことでもうまくいく日と言われています。まさに最強運の日といえるでしょう。
三隣亡（さんりんぼう）：三隣亡の日に建築や工事を行うと、火災が起こりやすく、その家だけでなく近隣の3軒まで焼け亡ぼしてしまうという言い伝えがあります。そのため、建築業界では、地鎮祭や上棟式などの重要な行事を三隣亡の日に行うことを避ける習慣があります。
帰忌日（きこにち・きいみび）：陰陽道で、遠行、帰家、入国などを忌む日とされ、遠出・帰宅・転居・結婚などを行うのに良くないとされていますが、最近では、帰忌日を気にする人は少なくなっている傾向にあるようです。
3月11日（土）【大安、大明日】
大安と大明日が重なる縁起のいい日です。大明日（だいみょうにち）は「天が明るく万事を照らす日」という意味の、婚姻関係におすすめの日です。
縁起のいい土曜日なので、挙式・披露宴会場や、ホテルのレストランの個室などが予約争奪戦になるかも！？気になる会場は早めにチェックしておきましょう。
3月14日（土）【友引、母倉日】
この日は友引に母倉日が重なります。母倉日（ぼそうにち）とは「天の慈愛が満ち溢れるとされ、特に婚姻関係、その他慶事を行うのに最適な大吉日」とされており物事のはじまりにいい日です。入籍や引っ越しのほか、新居への入居日などにもおすすめです。
週末の土曜日ということもあり、婚姻関係の会場は早めに確保しておくことをおすすめします。
3月24日（火）【一粒万倍日、神吉日】
一粒万倍日と神吉日が重なる大変縁起の良い日です。一粒万倍日（いちりゅうまんばいび／いちりゅうまんばいにち）とは「一粒の籾（もみ）をまけば、万倍の籾を持った稲穂になる」という意味で、物事のはじまりにいい日です。また、神日日は「神様のご加護を受けやすい縁起の良い日」であり、結婚式の日取りにはとてもおすすめの日です。
毎年の記念日を忘れない！2026年3月のハッピーな語呂の日
吉日による縁起のよさは毎年変わりますが、ハッピーな語呂（ごろ）の日を記念日にして毎年お祝いするのもおすすめです。婚姻関係にぴったりな、2026年3月の素敵な語呂の日を紹介します♪
3月9日（月）【サンキューの日】
さん（3）きゅう（9）の語呂合わせから、3月9日は「サンキューの日」とされています。2026年は月曜日ではありますが、「大明日、天恩日、神吉日」が重なる日なので、新しいことを始めるには縁起がいい日です。週の始まりに新生活に向けた準備をスタートさせるのもいいかもしれません。
3月15日（日）【サイコーの日】
さ（3）い（1）こー（5）と読める3月15日は「サイコーの日」。カップルや夫婦、友達と素敵な日を過ごせそうな前向きな語呂ですね。2026年は日曜日になります。お出かけの予定を入れて大切な人と過ごす予定を入れるのにぴったりです♪
要チェック！結婚関係のことは避けたほうがよい日
3月8日（日）、3月20日（金）【巳の日】
巳（み）は蛇のことで、七福神で唯一の女神である弁財天の使い・化身であるとされています。この弁財天は嫉妬深い神様だとして、巳の日は婚姻関係のイベントをおこなうのは避けた方がよいという言い伝えも。
一方で弁財天は金運の象徴とされており、金運に関しては縁起のいい日です。
3月5日（木）【寅の日】
「虎は千里を行って千里を帰る」という故事成語には「出ていったものがすぐに戻ってくる」という意味があります。このことから、寅の日は結婚してもすぐに元にもどってしまうと解釈できるため、婚姻には不向きだといわれています。
一方で、虎は黄金色の体から金運を招く象徴とされているため、金運にまつわる行動や長距離を移動する旅行には適しています。
3月7日（土）、3月15日（日）、3月20日（金）、3月28日（土）【不成就日】
不成就日（ふじょうじゅび）とは、文字通り何事も成就しない、悪い結果を招く日とされる凶日です。ふたりや家族に縁起を気にする人がいるなら、不成就日に未来を始める大事なイベントを行うのは避けたほうがいいかもしれません。
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※ 2025年2月 時点の情報を元に構成しています
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