8月の結婚式は、日取り決めと暑さ対策を含めたゲストへのおもてなしが成功のカギ！夏らしいモチーフや色、演出を取り入れながら、快適で楽しい結婚式にしたいですね。
そんな夏真っ盛りの2025年8月、婚姻関係の行事におすすめの縁起がいい日はいつでしょうか。挙式・披露宴をはじめ、ふたりの記念日となるプロポーズ、両家顔合わせ、結納、入籍、引越しなど…大切なイベントにおすすめの縁起のいい日をピックアップします。
大安、友引…六曜を縁起がいい順番に解説♪
日取りを決めるときにまず参考にしたいのが、その日の運命を示すとされる暦注（れきちゅう）のひとつ「六曜（ろくよう）」です。六曜には大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅の6つがあります。
一般的に六曜は次の順で縁起がいいとされています。
大安（たいあん）…「大いに安し」という意味の、一日をとおして何をしても上手くいくという六曜の中で最上の吉日です。結婚式や結納など、おめでたい行事の日取りとして一番人気があります。
友引（ともびき）…もとは「共引き」と書き、物事が引き分けになるとされる六曜で二番目に縁起がいい日です。現在は「友引」と書くことから「友を幸せに引き込む」として、結婚式の引出物やお祝いを発送する日としても人気です。
先勝（せんしょう／さきがち／せんがち）…「先んずれば即ち勝つ」という意味の、何事も早めに行動するのが吉とされる日です。時間帯では午前が「吉」、午後が「凶」とされています。
先負（せんぶ／せんまけ／さきまけ）…先勝に対し、何事も急がず控えめにするのがいいとされる日です。時間帯では午前が「凶」、午後が「吉」とされています。
赤口（しゃっこう／しゃっく）…一般的に厄日とされており、新しい物事のはじまりやお祝い事の日取りには向きません。ただし、午の刻の11時から13時の時間帯のみ「吉」とされています。
仏滅（ぶつめつ）…「仏も滅するような最大の凶日」、もしくは「物滅」と書いて「ものを失う」という意味の、六曜の中で最も凶の日です。大安とは正反対に、何事も慎むべき日とされています。
「縁起がいい日」の定番！2025年8月の大安リスト
2025年8月の大安はこちらの4日です！
・8月5日（火）
・8月11日（月・祝）
・8月17日（日）
・8月27日（水）
この大安に加え、同じく婚姻関係の行事に向いている友引の日をほかの吉日とあわせて見ていきましょう。
一粒万倍日＆天赦日も！2025年8月の縁起がいい日
六曜が大安か友引で、吉日が重なる日（かつ凶日と重なっていない日）をピックアップ。さらに8月には2025年に6回しかない天赦日があります。2025年8月の縁起がいい開運日はこちら！
8月5日（火）【大安、一粒万倍日、大明日、母倉日】
大安に一粒万倍日、大明日、母倉日と吉日が重なる開運日です。一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）とは「一粒の籾（もみ）をまけば、万倍の籾を持った稲穂になる」という意味の、大きく発展させたいことを始めるのに適した日です。
大明日（だいみょうにち）とは、「天が明るく万事を照らす日」という意味の婚姻関係の行事におすすめの日です。母倉日（ぼそうにち）は「母が子を育てるのと同じように天が人間を慈しむ日」という意味があり、何事にも吉で特に婚姻関係のことには大吉とされています。
8月7日（木）【先勝、天赦日、不成就日】
天赦日という貴重な吉日です。天赦日（てんしゃび・てんしゃにち）とは、暦の上での最上吉日とされる「天が万物の罪を赦（ゆる）す日」で、何をやってもうまくいく日だといわれています。
この日は不成就日ではありますが、天赦日の強い開運パワーに期待したいところ。六曜は先勝で、午前中が吉の時間帯です。
8月8日（金）【友引、大明日、天恩日】
吉日の大明日・天恩日が重なる友引。天恩日（てんおんにち）は「天の恩恵によりすべての人が福を受ける」といわれ、とくに人生の転機となる行動がツキを呼ぶとされる日です。天を味方につければ、プロポーズもうまくいきそう！
8月11日（月・祝）【大安、一粒万倍日、天恩日】
一粒万倍日の大安！さらに天恩日も重なる縁起のいい日です。この日は山の日の祝日で、三連休の最終日。旅行をかねたリゾート婚などにもいいかもしれませんね。
8月17日（日）【大安、大明日】
大安で吉日の大明日。この日までお盆休みだという人もいるかもしれません。両家顔合わせの食事会や、夏を楽しむデートにもおすすめです♪
8月20日（水）【友引、大明日】
友引の大明日。結婚式の引き出物の発送や、出産祝いなどお祝いを発送する日にもおすすめ。
8月24日（日）【友引、天恩日、母倉日】
友引に天恩日、母倉日が重なる開運日です。お盆などの予定が落ち着く頃で、ゲストの日程調整の面では結婚式の日取りとしてもいいタイミングかも。
8月27日（水）【大安、天恩日、母倉日】
大安に天恩日と母倉日が重なる縁起のいい日です。平日の大安のため、婚姻届の提出にもおすすめ！
8月30日（土）【友引、一粒万倍日、大明日、母倉日】
8月最後の土曜日は、一粒万倍日、大明日、母倉日と吉日が重なる友引。ナイトウェディングや二次会、両家顔合わせの日取りにも。
▼8月の結婚式を検討しているふたりに！
毎年の記念日を忘れない！2025年8月のハッピーな語呂の日
吉日は毎年変わりますが、日付による語呂はずっと変わりません。幸せな語呂（ごろ）の日を結婚記念日にして毎年お祝いするのもおすすめです。2025年8月の婚姻関係のイベントにぴったりな語呂の日を紹介します♪
8月2日（土）【ハニーの日】
8月2日は、8（は）2（にー）の語呂合わせで「ハニーの日」です。はちみつ関連商品が割り引きになることも多いので、はちみつ好きのふたりの甘い記念日にぴったり！
8月4日（月）【箸の日】
8（は）4（し）と読んで「箸の日」。夫婦の象徴としての意味をもつ夫婦箸。結婚のタイミングでおそろいのお箸を買うのも素敵ですね。
8月7日（木）【花の日】
8（は）7（な）の語呂合わせで「花の日」です。毎年の記念日にお花を贈り合うのも素敵！
8月8日（金）【笑いの日・末広がりの日】
8月8日は、笑い声の「ハ（8）ッハ（8）」の語呂合わせで「笑いの日」です。また、「八」が並ぶことから「末広がりの日」でもあります。笑いの絶えない、幸せな家庭を築けそう。
8月9日（土）【ハグの日】
8（は）9（ぐ）と読んで「ハグの日」です。結婚記念日にはハグをする、ハグをして写真を撮るなど、ふたりらしい祝い方を決めれば楽しい記念日を過ごせそう！
8月10日（日）【ハートの日・ハトの日】
8月10日は8（ハー）10（ト）と読めることから「健康ハートの日」とされています。心臓の意味のハートですが、ふたりのラブにかけて。また8（ハ）10（ト）の語呂合わせで「鳩の日」とも。鳩は幸せを運ぶ、平和の象徴などと言われるハッピーモチーフです。
8月28日（木）【ふたりがハッピーに包まれる日】
8・2・8と、2（ふたり）が8（ハッピー）に挟まれているので「ふたりがハッピーに包まれる日」。幸せいっぱいの結婚生活をイメージさせる語呂ですね。
要チェック！結婚関係のことは避けたほうがいい日
8月4日（月）、8月16日（土）、8月28日（木）【巳の日】
巳（み）は蛇を意味し、蛇は七福神で唯一の女神である弁財天の使い、あるいは化身であるといわれています。この弁財天が嫉妬深い神様とされていることから、巳の日に婚姻関係のイベントを行うのは避けた方がいいという言い伝えがあるのです。
一方で弁財天は金運の象徴とされており、金運に関しては縁起のいい日です。
8月1日（金）、8月13日（水）、8月25日（月）【寅の日】
「虎は千里を行って千里を帰る」という故事成語は、「出ていったものがすぐに戻ってきてしまう」と解釈できます。このことから、寅の日は「結婚してもすぐに元の家に戻ってしまう」と解釈できるため、婚姻には向かないとされているのです。
一方で、虎の黄金色の体は金運を招く象徴とされ、お金にまつわる行動はよいといわれています。また「旅から無事に帰ってこられる」という解釈から、長距離を移動する旅行には適しています。新婚旅行の出発日には吉！
8月7日（木）、8月15日（金）、8月25日（月）【不成就日】
不成就日（ふじょうじゅび）は、文字どおり何事も成就せず、悪い結果を招くとされる凶日です。結婚式のようなおめでたい行事には避ける人もいるようです。
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8月ならでは！サマーウェディングで盛り上がろう
8月は結婚式のオフシーズンとなるため、式場の予約は比較的取りやすくなります。人気月では早くから争奪戦となる大安や一粒万倍日のお日柄がよい週末も、8月なら空いていることも。
ただし8月は夏季休暇やお盆などに旅行や帰省を考える人も多いため、日程選びが重要！お盆や連休を避けるなどの配慮が必要です。日取りが決まったらゲストにはできるだけ早く連絡を。
暑さがネックの8月の結婚式ですが、空調が効いた屋内なら快適に過ごせます。夏ならではの開放感を楽しんだり、ナイトウェディングも魅力的。演出やおもてなしの工夫でふたりらしいサマーウェディングを楽しめるといいですね。
※ 2024年4月 時点の情報を元に構成しています
「入籍・婚姻届」 の キホン に含まれています