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結婚という制度がなくなって困ることは何?イマドキ世代の3人に1人が「法的な婚姻制度がなくなっても困らない!」

2022.07.27

従来の結婚の一般的なイメージは、挙式・披露宴を行い、婚姻届を出して一緒に暮らし、家庭を築くことではないでしょうか。

しかし最近では婚姻の形式にこだわらないカップルたちのケースも耳にします。

これから結婚していく世代はどう考えているのか、タメニ―株式会社は18~29歳の未婚男女を対象に結婚制度に関する意識調査を行いました。結果をくわしく見ていきましょう。

3人に1人が「法的な婚姻関係」がなくなっても困らない?

法的な婚姻関係 アンケート

18~29歳の未婚男女2400人に「婚姻制度がなくなったら困るかどうか」を聞いた結果、「とても困る」10.7%、「やや困る」17.9%の合計28.6%が困ると回答。

反対に「あまり困らない」12.0%、「まったく困らない」23.2%の合計35.2%が困らないと回答し、「困る」の回答を上回る結果となりました。

法的制度の婚姻関係に魅力を感じてない若い世代

法的な婚姻関係 アンケート

「婚姻関係の制度が法的になくなったら、どんなことに困るか」の問いには以下のような回答が寄せられました。
1位は、「夫婦であることを証明すること」30.3%です。3人に1人が夫婦であることを証明できないことが困ると回答しています。
2位は「控除を受けられない」22.4%、3位は「相続権などの資産が受けられない」19.5%といった、お金に関する内容です。

そして「相手と同じ姓、戸籍になれない」はわずか13.1%と、夫婦同姓や戸籍などはそれほど重要視されていないのが分かります。婚姻関係を結ぶことのメリットをあまり感じていないようです。

あなたにとっての結婚とは何ですか?

さいごに「結婚とは何か」について自由に回答してもらった結果はこちら。

大きく分けて「法的な制度についての結婚」と「イメージとしての結婚」の2種類についての回答が集まりました。多かったのは圧倒的に「イメージとしての結婚」に対する回答です。

『支えあいながら苦楽を共にし、一緒に暮らすこと』や『しなくても幸せになれる時代に、あえて結婚したいと思える人に出会えることがすごい』などの肯定的な意見から『女性が苗字を変えなければならないので面倒』『負担。逃げ場がない』など否定的なイメージもありました。

「法的な結婚制度」については『法的に家族と認められる』や『家同士の繋がり』、『手続き上便利』などが挙げられました。若い世代に法的な婚姻制度はそれほど重要視されていないことが分かります。


若い世代の考える「結婚」は、気持ちの要素が強いことがアンケート調査の結果から分かりました。生涯未婚率が高くなっている現代ですが、法的制度にとらわれない、新しいパートナーシップの形が今後も増えていきそうですね。

タメニー株式会社による「結婚制度」に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:18~29歳の未婚男女 2,400名
有効回答数 :2,400名
集計期間:2022年6月24日~27日
 

※ 2022年7月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー