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婚活で「女余り」は嘘?「未婚率」「結婚願望」の男女差から見えてくる実情を解説

2022.07.14

「女余り」という言葉を聞いたことがありますか? 婚活市場において、女性の割合が多い状況を指しますが、実際にそうなのでしょうか。
男女の未婚率や結婚願望の差など、データと合わせて、女余りと言われる理由や実情を解説します。
また、婚活を成功させるためのポイントを合わせて紹介していきます。

「女余り」とは?

「女余り」とは?

婚活市場における「女余り」とは、婚活している男性よりも女性の割合のほうが多い状況を言います。婚活中の男女比が合わないことで、女性が自分たちより数の少ない男性を取り合うことに。
出会いやアプローチの数が減りスムーズにパートナーを見付けづらい状況になることが考えられます。

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「女余り」は嘘?男女の未婚率の違い

「女余り」は嘘?男女の未婚率の違い

「女余り」がささやかれる婚活業界ですが、果たして本当にそれが事実なのか、詳しくチェックしていきましょう。

生涯未婚率は男性のほうが高い

2022年の国勢調査報告によると、50歳時点で結婚歴がない「未婚」の人の割合は、男性で28.25%、女性で17.81%。
この数字を見れば、男性の未婚率が女性より高いことが分かります。

人口統計資料集(2022)

50歳以下では男性のほうが人口が多い

50歳以下では男性のほうが人口が多い

総務省統計局 第1表 年齢(各歳)、男女別人口及び人口性比―総人口、日本人人口(2021年10月1日現在)

また、総務省統計局によると、21歳から50歳では、どの年齢も女性より男性の人口のほうが多いことが分かります。このことから、日本全体の人口数や未婚率から見ると、むしろ「男余り」と言える状況かもしれません

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「女余り」と言われるのはなぜ?

ではなぜ「女余り」と言われることが多いのか、その理由を探っていきましょう。

理由は女性のほうが「結婚願望がある」人が多いから

「女余り」と言われる大きな理由として考えられるのは、女性のほうが結婚願望がある人が多い傾向にあるから。

アンケート 何歳で結婚したかったですか?

株式会社オーネットのプレスリリース

株式会社オーネットの調査によると、「結婚したい(したかった)」と回答した女性は全部で79.8%なのに対し、男性は73.8%でした。
さらに細かく見てみると、「29歳までに結婚したい(したかった)」という回答は、女性が42.2%、男性が25.6%という結果となり、女性の方が男性より若い年齢で結婚を望んでいることが分かります。

特に20代後半の男女で比較すると、女性で「29歳までに結婚したい(したかった)」人の割合は44.8%、男性は22.3%と、20ポイント以上女性が上回る結果となりました。 さらに30代前半の男女においては、「34歳までに結婚したい(したかった)」と回答した男性が34.0%であるのに対し、女性は49.2%という結果に。

この結果からも、女性は年齢が少しでも若い時期に結婚をしたいと希望する傾向があることが分かります。
そのため、婚活に早くから踏み出している人も多く、婚活市場では「女余り」の状況が見受けられるようになるのかもしれません。

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「女余り」でも婚活を成功させるポイント

「女余り」でも婚活を成功させるポイント

いろいろな調査やデータをチェックしてみると、絶対に「女余り」とも言い切れません。
しかし、もし仮に女余りだったとして、婚活を成功させるにはどのように行動すればいいのか覚えておいて損はないはずです。
そこで「女余り」と言われる婚活市場で、素敵なパートナーを見つけるためのポイントをご紹介しましょう。

その1:出会いの機会を活用する

まず重要なのが、とにかく出会いの機会をしっかり活用すること。
いくら結婚を望んでいても、出会いがなければ意味がありません。婚活アプリや結婚相談所、婚活パーティーなど、便利な出会いの場はたくさんあります。

これらの出会いのサービスにはそれぞれ特徴があります。出会いサービス別に、どのような人に向いているのかを紹介します。

婚活アプリ・マッチングアプリ

婚活アプリは、スマホひとつで出会いを探せる便利なツール。
仕事などの都合でなかなか婚活パーティーに参加する時間がない、結婚相談所にわざわざ行くのが面倒、ある程度条件を絞ってパートナーを探したい方などにおすすめです。

また、婚活パーティーや結婚相談所などに比べて費用が安いのも魅力のひとつと言えます。

アプリによって差はありますが、男性会員のほうが多いケースも。「女余り」が気になってなかなか婚活に踏み出せずにいる方にも、婚活アプリはぴったりなツールと言えるでしょう。

▼マッチングアプリで結婚相手に出会っている人多数!

代表的な婚活アプリも一緒にご紹介しておきます!

  • Pairs(ペアーズ)

1日平均400人に恋人ができた実績もあるマッチングアプリの「Pairs」。毎日登録者数が増えているので、出会いのチャンスはたっぷりありそう。まずは何回かメールのやり取りをしてからデートに繋げるので、初対面時に打ち解けやすいメリットも。一部有料オプションもありますが、基本的に女性は会員費無料なのもうれしいポイントです。
pairs

  • Omiai(オミアイ)

「Omiai」は、真剣な交際を後押しするために、本人確認システムや24時間36日の監視体制などが導入されています。メディアでも取りあげられることのあるサービスで、使い方もとっても簡単。こちらも「Pairs」同様に、メッセージを何回かやり取りしてからのデートになるため、会う前にある程度人柄を知ることができ、打ち解けやすい特徴があります。Omiaiも、女性は無料で利用可能です。
omiai

結婚相談所

結婚相談所は、プロが成婚までサポートしてくれる場合がほとんどのため、恋愛経験が少ない方に向いています。
サービスによって違いはありますが、好感を持たれる話し方や自分磨きの方法など、成婚にたどり着くためのアドバイスがもらえるケースも多数。
年収や趣味など、自分の理想的な相手を絞り、あらかじめ検索して選べるため、効率よくパートナーを探したい方にもぴったりです。

大手結婚相談所には以下があります。

  • ゼクシィ縁結びエージェント

結婚雑誌としても有名な「ゼクシィ」が手掛ける結婚相談所です。カウンセリングによって自分の価値観を明確にし、必要に応じて相手が感じた自分の印象などを伝えてもらうことができます。月額制で、成婚料が発生しないのも大きな特徴。オンライン面談もあるため、結婚相談所に直接行くのがなかなか難しい場合でも利用しやすいでしょう。
ゼクシィ縁結びエージェント

  • オーネット

「オーネット」は、会員数が多く実績もある人気の結婚相談所です。無料の「結婚チャンステスト」を受け、どんな人とマッチングできるかシミュレーションしてから入会することが可能。会員数は、2022年1月時点で女性よりも男性のほうが多いというデータも出ているため、「女余り」を気にせずに婚活に励むことができそうですね。
オーネット

婚活パーティー

婚活パーティーは一度に多くの人と出会いたい方におすすめです。
決まった会場に人が集まるため、社交的な人に向いている出会いの場でもあります。

婚活パーティーでは、その場で直接コミュニケーションが取れるので、相手の人柄などをチェックしやすいのもメリットのひとつ。
温泉好きや読書好きなど、ターゲットを絞って開催される婚活パーティーも多く、自分にマッチするイベントを選ぶと、より効率的にパートナー探しができるでしょう。

その2:婚活における条件を見直す

婚活は一生一緒に過ごすパートナーを見つけるのが目的。
そのため、年収や性格、趣味など、相手にさまざまな条件を求めてしまいがちです。 本当に必要な条件を提示することは決して悪いことではありませんが、その条件があまりにも多くハイレベルなものになると、思うようにパートナーが見つからなくなってしまいます。

そこで、いったん婚活における条件を見直してみるのも、「女余り」に打ち勝つ方法のひとつです。

たとえば、年収条件が高すぎたり、役職を気にしすぎたりしていませんか?
年収や役職ばかり気にしているのは、見栄のため。求めすぎに注意しましょう。

また、家事を全部やってもらいたい、養ってもらいたいといった自分がラクをしたいような条件も排除するのがおすすめです。
提示している条件が高望みになっていないか、いま一度振り返り、自分にとって本当に必要な条件だけに絞ってみましょう

▼結婚相手に求める条件を見直すなら?

その3:自分を磨く

「男余り」「女余り」のどちらにせよ、自分が結婚したい相手にも、自分と結婚したいと思ってもらわないと何も始まりません。
自分をより魅力的に見せられるよう、自分磨きをすることも大切です。メイクやファッションなどを研究してみたり、ボディラインを美しくするためのダイエットも自分磨きのひとつ。

もちろん外見磨きだけでなく、打ち込める趣味を見つける、仕事に一生懸命励む、資格の取得を目指すなど、内面を磨くことも忘れないようにしましょう。
内面と外見を磨けば自分に自信が付き、より魅力あふれる女性になれるはずです。

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「女余り」でも焦らない!婚活を成功させよう

「女余り」と言われる機会が増えている婚活市場ですが、決してそうとも言い切れません。ぜひ焦らず前向きに婚活に励んでみてください。
出会いの機会を逃したり高望みしすぎたりすることで、自ら「女余り」の状況に陥らないよう、ちょっとした努力も大切です。

いま一度自分のことを振り返り、アプリや結婚相談所などをうまく活用して、婚活を成功させましょう。

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※ 2022年6月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー