好きな相手に対して、いつも執着してしまうということはありませんか?
程度の差はあるものの相手のことを思っている場合、誰でも起こりうることです。
しかし、その執着心によって、自分や相手が苦しむことがあれば、それは行き過ぎた執着心かもしれません。
この記事では執着心の原因と、手放す方法についてご紹介しています。
つい物に執着してしまうという人もぜひご参考にしてみてください。
執着とは?恋愛における「執着心」の意味
そもそも執着とは、「ひとつのことにとらわれ、そこから離れないこと」を言います。 恋愛においては 「相手を失うことを恐れるあまり、しがみついてしまう気持ち」のことではないでしょうか。 相手を失うことや、嫌われるのがイヤだから、1人になるのが怖いから、などの気持ちから、しがみついてしまうことがありますが、それが執着心なのです。
異性に執着してしまう人の5つの特徴
好きな人や恋人などに執着してしまう人の特徴を5つ紹介します。
承認欲求が強い
自分自身を認めておらず自己肯定感が低め、その代わりに他人から認められたいという「承認欲求が強い」人が多いです。
周りから評価されることに、自分の価値を見出してしまうタイプとも言えるでしょう。
ほかに、褒められると気分が良くなり否定的な意見を聞くと急激に気分が下がる、など、他人からの評価による感情の起伏が激しい気質を持っている傾向もあります。
自信が持てない
自分に自信がないため、不安になりやすく、その結果執着してしまうこともあります。
「自分はそのままで良い」と思えれば執着はしませんが、自信がないためそれができないのです。 さらには「認められたい」や「愛されたい」という気持ちが強いと、執着しやすくなります。
過去にとらわれやすい
未来よりも過去にこだわってしまうため、過去の失敗や、過去に言われたこと、されたことを引きずったり蒸し返したりする人が多いようです。
過去の栄光や成功体験、失敗や挫折、罪悪感など、自分の過去に対しても執着してしまう傾向にあります。
自分の趣味がなく、相手に依存しがち
執着心が強い人は、自分に趣味がないため交友関係も少なく、彼・彼女との関係がすべてになりがちです。そのため、相手を手放したくない思いが強く執着に繋がってしまうのでしょう。
物が手放せない
執着心が強い人には、人間関係だけでなく、物も手放せない傾向があります。手放すことが苦手なため、物を捨てられないことも多く、部屋が散らかりがちなケースも。
なぜ執着してしまうの?執着する3つの原因
では、なぜ執着してしまうのか、ここでは3つの原因について説明していきます。
視野が狭い
「私には彼しか見えない!」というほど、盲目になっていませんか?
恋愛にのめり込むあまり視野が狭くなって、結果的に執着をする原因になってしまうことがあります。自分は愛情表現のつもりでも、執着心を持ったまま相手に接してしまい、迷惑になる場合も。
いま一度、相手にとって負担になっていないか?など視野を広くして考えてみる時間が必要かもしれません。
プライドが高い
そもそもプライドが高く、「失敗したくない、成功していたい」などの思いから執着してしまっている人も多いでしょう。
成功するまでは諦めきれない気持ちが強く、完璧を目指してしまうため、恋愛や相手にとらわれてしまうのです。
心が満たされていない
心が満たされていないため、「もっと私を見てほしい」「愛されたい」などの気持ちが強いことも影響しています。
自分の外側に幸せがあると信じてしまい、その結果相手にばかり求めることになり、執着心が強くなるのです。
執着を手放す3つの方法
いまは執着心が強くても、自分の意識を変えることで執着を弱めることや解決することができます。ここでは執着を手放す3つの方法について、紹介します。
自分の失敗を認める
何かを決断する際、いままでかかったお金や時間、労力などのことを考えると、判断が鈍ることがあります。
本当は別れたほうが良いと思っている彼も、「長く付き合ったし、尽くしてきたんだもん」と自分で理由を付けて、付き合いを続けていたり…。
しかし執着心を手放すため、思い切って「この恋愛は時間をかけたけれど、もう終わりにしたほうが良い」 と失敗を認め、損切りしてしまいましょう。
成功体験を思い出す
まずは自分の過去の成功体験を振り返ってみましょう。
努力して得たもの、ラッキーで成功したもの、気づけば成功していたような体験も、ノートに書き出してみると、実は意外と多かったと気づくはずです。
この成功体験が、執着を手放すヒントになることがよくあります。
とくに「気づけば成功していた体験」は、執着していたものを手放しても大丈夫で、むしろ思いがけず成功したという経験になっていませんか?
恋愛も同じです。彼への執着心を手放しても、なんとかなることが多いものです。
自分軸で生きる
執着心は、自分の自信のなさから、周りへと欲求が向かってしまうため起こります。
だからこそ、自分主体で選択していくことが大切です。
周りを気にせずに、自分軸で生きていくことで自然と執着心が弱まりますよ。
まずは自分を大切にしよう
執着をするのは、恥ずかしいことや悪いことではなく、誰もがあることです。
しかし、執着心が強くなり、自分を苦しい状況に追い込んでしまうのは辛いですよね。
今そのような状況にあるのなら、執着している自分をまず認めましょう。
そして、できることや良いことを振り返り、外側に向いていた気持ちを自分の内側に向けてください。少しずつ自分を認められたら、執着をしない自由な心で恋愛もできるはずです。
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※ 2022年6月 時点の情報を元に構成しています
「出会い・恋愛」 の 雑学 に含まれています