【ナルシスト診断付き】ナルシストの特徴徹底解説！男女別の傾向と原因について解説

「あの人、ナルシストだよね」「自分ってナルシストかも？」と思ったことはありますか？自分が好きで自信満々といったイメージのナルシストについて、意味や男女別の特徴を解説します。ナルシストになる原因は、ちょっと意外なものかもしれません。

「ナルシスト診断」で自分のナルシスト度もチェックして、その改善方法やナルシストとの付き合い方を考えてみましょう。

ナルシスト（ナルシシスト）ってどんな人？

萌え袖の女性

「ナルシスト（ナルシシスト）」の意味は、自分をこよなく愛し陶酔している人、すなわち自己陶酔者です。同じ意味の英語としては“narcist”や“narcissist”という単語があります。

これは、ギリシャ神話に登場する美少年で、自分を愛するあまり死んでしまった「ナルキッソス」が語源になったといわれています。若くて美しい少年・ナルキッソスは、傍若無人な振る舞いに怒った神様に呪いをかけられ、泉に映る自分の姿に恋焦がれながらやせ細って死んでいくというエピソードが有名です。

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ナルシスト「男性」の特徴

ナルシストな男性

声が大きめ

周りと比べて声が大きいという特徴があります。自分に注目が集まることが好きなので、大きな声でその場を仕切ったりリードしたりします。会議や相談においては、自分の意見を優先することが多いです。

自分の話をするのが好き

ナルシストは自分は特別だと思っていることが多く、会話も「自分はこうだった」「自分はこう思う」と自分を誇示するための話がメインになりがち。基本的に、あまり他人に興味がないことが多いようです。

プライドが高い

「自分ならできる」「自分は正しい」と、根拠のない自信で満ちあふれている人が多いです。「自分は他人より優れている、やればできる！」と思い、失敗や間違いを認めないことも。そのため、人に否定されることへの拒否反応が強いです。

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ナルシスト「女性」の特徴

自撮りする女性

ファッションや美容が大好き

常に大好きな自分でいるために外見を気にしていることが多く、美容やファッションへの投資を惜しみません。高級品やブランドものなど、人がうらやむようなアイテムを購入し、「周囲によく見られたい」と他人の目を意識していることが多いです。

SNSの投稿が多め

自分で自分を好きなだけでなく、他人にも認めてほしいという気持ちから、SNSに頻繁に投稿します。載せる写真はカメラ目線の自撮りが多めかも。「いいね」の数やコメントを気にして、何度もSNSを開いてしまう人も多いのでは。

会話でよく目立っている

おしゃべりが好きで、自分中心の話が多く、無意識にマウントをとっていることも多いです。場全体が盛り上がっていても、自分より他人が目立っているのは面白くないと感じるようです。上から目線でアドバイスをすることは多いものの、自分から相談したり弱みを見せたりするのは苦手かも。

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ナルシストになる原因とは？

ナルシストはポジティブで明るいイメージが強く、SNSなどで見せる一面からも「キラキラしている」と思われることが多いです。しかし、ナルシストになる原因はポジティブなものだけでなく、ネガティブな感情が潜んでいることもあります。

ポジティブな理由としては、幼少期からの成功体験が多いことが挙げられます。周囲に否定された経験が少なく、自己肯定感が高いため、失敗を恐れず目標に向かってどんどん突き進んでいくことができます。

それと同じように自信満々に見えても、それが劣等感からきていることもあります。周囲に否定されたり過去に大きな挫折を経験したりした場合に、不安な気持ちを取り払い、自分を守ろうとして、他人と比べて自分の優位を認識しようとするのです。

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【ナルシスト診断】自分のナルシスト度をチェック

チェックリスト

ここで、自分のナルシスト度をはかってみましょう。次のうち、いくつ自分に当てはまるかを数えてみてください。

★ナルシストチェック診断

□　自撮りをすることが多い
□　ファッションやメイクにこだわりがある
□　写真に撮られるのが好きだ
□　SNSに自分の写った写真を投稿することに抵抗がない
□　自分は人より優れていると思う
□　友達と本音で話すのは怖い
□　心を許した相手には自慢話をしてしまう
□　友達に負けたくないと思う
□　「いい人だ」と思われたい意識が強い
□　人にアドバイスをするのが好きだ

チェックが0～3個

ナルシスト度は低め。自分にあまり自信がなく、「謙虚だ」といわれることが多いでしょう。会話では聞き手にまわることが多く、自分の意見を言うことは多くありません。静かで、一緒にいて落ち着くと思われているかも。もう少し自分を大切にして、主張したりチャレンジしたりしてもいいかもしれません。

チェックが4個～7個

ナルシストとはいわないけれど、自分のことを大事にできていて、自信のある分野ではいきいきと活動できるタイプです。場の空気にあわせて柔軟に立ち回ることができ、いろんな人と付き合うことができます。ファッションやメイクといった見た目だけでなく、意見においても自分らしさを持っている人が多いです。

チェックが8個～10個

自分のことが大好きなナルシストかも！？「好きな自分」でいるためには努力を惜しまず、ファッションやメイク、体型維持にもこだわっています。話を聞くよりも話すほうが好きで、自分の意見に自信を持っています。でも、真正面からの評価や本音を話すことは苦手かも。SNSの使用頻度は高めです。

では、ナルシストな人にはどんな特徴があるのでしょうか。男女別に詳しく見ていきたいと思います。

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自分はナルシストかも！？と思った方は

「ナルシストの特徴が自分にも当てはまる…」と感じた人もいるのではないでしょうか。では、ナルシストな自分を変えるためにはどうしたらいいのか、改善方法をご紹介します。

自分のいいところを認める

まずは「できない＝ダメ」という意識を捨てましょう。自分のできることとできないことをフラットに捉えることができれば、自慢のためではなく自分のための自信を得ることができますし、他人の活躍についても素直に認めることができます。

「自分よりできている」と感じる人は、陰で努力をしていることも多いものです。自分だけができないのだと、必要以上に劣等感にかられる必要はありません。

他人のいいところを見つけ、褒める

他人が自分より優れていると感じたら「私の方が！」と対抗せずに、素直にそれを認めましょう。自分が褒められてうれしいように「すごいね」と褒めることで、その人との心の距離も縮まります。相手を知って認めることで、自然と思いやりも生まれてくるはず。

さらに、人の外見や学歴、収入といったスペックだけを見るのではなく、内面を見ることを意識しましょう。ナルシストは評価に敏感ですが、一概に評価できないやさしさや思いやり、考え方にこそ「その人らしさ」があるのです。

相手の話を聞き、感情をとらえる

人と会話するとき、自分の話ばかりになっていませんか？一方的な自慢話は、周囲をうんざりさせてしまいます。まずは聞き役に回ることを意識しましょう。人の話を聞くことで相手に興味がわき、気遣ったり、尊敬したりする気持ちがわいてきます。

そこで事実だけを聞いていると、自分と比べてしまい負けず嫌いな部分が出てきてしまいます。人はマウントをとりたくて話しているのではなく、純粋に楽しかったことやうれしい・悲しいといった感情が動いたことを共有したくて話していることが多いものです。

そのような人の感情をとらえ、一緒に喜んだり悲しんだりすることで、話していて楽しいと思ってもらえるようになるでしょう。自分が聞く姿勢を持てば、相手もこちらの話により耳を傾けてくれるはずです。

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ナルシストな人との付き合い方

では、職場や仲間の中にナルシストな人がいた場合や、自分のパートナーがナルシストだった場合、どのように付き合っていけばいいのでしょうか。特徴を踏まえたうえでの上手な付き合い方を解説します。

相づちをうって話を聞く

自慢話や自分語りには、「そうなんだね、すごいね」と相づちを打って、その場を穏便にやり過ごすのがベストです。それが上司など目上の人であれば、真剣に話を聞いて褒めるとより好印象になります。パートナーに対しても、そのようにしてまずはあなたが味方になってあげることで、上手く付き合っていくことができます。

否定もアドバイスもしない

ナルシストにはメンタルが弱い人もいるので、否定したり攻撃するのはNGです。「自分は正しい」と思っているので、真っ向から本当の評価を伝えたり、アドバイスしたりすると機嫌を損ねてしまうかも。あえて言わなくてもいいことは言わずに、放っておいてもいいでしょう。

適度な距離をたもつ

ナルシストな人と接することで自分がイライラしてしまう場合は、あまり深く関わらないのがおすすめ。必要以上に親しくならず、適度な距離を保ちましょう。付き合い方に思い悩むよりも、自分を守ることを優先してくださいね。

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自分も相手も大切にできればGOOD！

見つめ合う男女「ナルシスト」はネガティブな意味で言われがちですが、自分に自信があるのは悪いことではありませんよね。自己肯定感が高く、場を明るくしたり、リーダーシップを発揮して新しいチャレンジを成功させたりできる可能性もあります。

ナルシストの度合いにかかわらず、自分も、相手も、そのままを認めて大切にできればよい人間関係を築けるのではないでしょうか。少しの柔軟性をもって、自分や自分の大切な人と向き合ってみてください。

ナルシストの特徴や原因、ナルシストな人との上手な付き合い方をご紹介しました。
ダメな自分を認めることは難しいですが、頑なになるあまり敬遠されて、周囲の人が離れていってしまうのは本意ではないはず。
自分が大好きでも、孤独になってしまったら意味がありません。
好きな自分でいられる心地よさを大切に、柔軟な心で過ごしていきたいですね。