結婚してしばらくすると相手を好きな気持ちが薄れてしまうのでは?と思いますよね。恋人に対する「好き」という感情から変化して、家族のような愛情に変わるなどとよく言われますよね。
結婚してからも夫(旦那)が大好きという人の割合や、その理由を紹介します。大好きすぎて困った体験談や、先輩夫婦に聞いた夫婦円満の秘訣も参考にしてください。
旦那が大好きな人の割合は?
結婚してからも夫(旦那)が大好きな人はどれぐらいいるのでしょうか?みんなのウェディングで276人の既婚女性にアンケートを行ったところ、次のような結果になりました。
「大好き」と答えた人は73.6%、「好き」と答えた人は20.3%でした。結婚してからの年数によって差が出そうですが、ラブラブ夫婦が多いようでほっこりしますね。
旦那が大好きな理由まとめ
アンケートで夫のことを「大好き」と回答した人のエピソードから、大好きな理由をまとめてみました。
愛情表現をしてくれる
言葉や態度で積極的に愛情表現をしてくれる彼を大好きだという人が多いですね。
毎日「好きだよ」と伝えてくれたり、小さな変化に気づいて「かわいい」と褒めてくれたりするとうれしいもの。そんな彼にずっと好きでいてもらえるように、きれいでいる努力をしようとも思えるのではないでしょうか。
体験談
■交際から丸10年だけどずっと私のことを好きなところが好き。未だにふと「可愛い顔してるねぇ」って言ってくれる。(20代女性)
■思いやりを持って接してくれ、きちんと愛情表現をしてくれる。(30代女性)
仕事に一生懸命な姿がかっこいい
なにかに一生懸命取り組んでいる姿はかっこいいですよね。夫が毎日仕事を頑張っている姿や、真摯に人付き合いをしている姿を見て大好きだと思う人も多いようです。
そんな彼に対して尊敬の気持ちを抱き、支えたいと思うという人も。
体験談
■思いやりがあり、仕事にも一生懸命なところが好き。いつも気遣ってくれる。(30代女性)
■仕事を頑張っていて、尊敬できるところが多い。(20代女性)
頼りになる
なにか困ったことがあったときにサッと助けてくれる頼りになる夫が大好きという人も多いです。家事育児など生活面のサポートや技術的なことはもちろん、相談を真面目に聞いてくれたり、一緒に解決策を考えてくれたりすると精神的にも頼りになります。
体験談
■うちの主人は、とにかく自分の行動に責任を持つんです。決めたのが自分なら悪いのも自分、決して人のせいにしません。そこが自分と真逆で感動すら覚えます。
みんなのウェディング 花嫁コミュ二ティ
■気持ちを察してくれ、悩んでいるといつでも気持ちに寄り添ってくれるところ。(30代女性)
家事や子育てに協力的
一緒に生活していくうえで大事なポイントが家事や子育てに取り組む姿勢です。夫が家事育児に協力的だと気持ちのうえでも安心しますし、夫婦の時間も多くとることができます。
当たり前のように一緒になにかをしてくれる彼には愛情もひとしおですよね。
体験談
■家事を手伝ってくれるのはもちろんですが、私が疲れてる時や忙しい朝は夫がご飯を作ってくれます。また、仕事から帰って夫の顔を見るだけで癒され、1日の疲れが吹き飛びます。(30代女性)
■家をあけて帰ってくると掃除してたり、家のことをやっておいてくれる。たくさん笑わせてくれる。(40代女性)
好き嫌いなくなんでも食べる
意外に多かったのが食事に関すること。好き嫌いなくなんでも食べてくれると料理のしがいがありますし、子どもの好みに合わせることもでき助かります。毎日一緒に生活するなかで、楽しく食事ができるのは重要ですね。
体験談
■お肉、お魚、お野菜となんでも好き嫌いなく食べることができる主人はありがたいです。また主人は料理が出来ないためか、作る人間に感謝の気持ちを持ってくれることも嬉しいです。
みんなのウェディング 花嫁コミュ二ティ
■気持ちが大らかなところ、食事をおいしいと言って食べてくれるところが好きです。(30代女性)
大切にされていると感じる
体調を気遣ってくれたときや、一生懸命楽しませようとしてくれたときに夫に大切にされていると感じ、大好きと思うようです。自分だけでなく、自分の家族も大切にしてくれる彼が大好きという人も。
家族に限らず周りの人を大切にしようとする姿勢は素敵ですよね。
体験談
■うちの主人の良いところは、子どもが好きで面倒見がよいこと。両親も含めて家族を大事に思ってくれている。私の事も大事に思っていてくれるところです。
みんなのウェディング 花嫁コミュ二ティ
■2人で過ごすことを1番に考えてくれる。次の休みの日には何をするかをいつも考えてくれるのが嬉しい。あとマイペースな私を急かすことなく待っていてくれるところ。(30代女性)
女性として扱ってくれる
結婚すると、どうしても「妻として」「母として」と家庭での役割で自分を考えるようになってしまいます。そんななかひとりの女性として扱ってくれるとうれしいですし、自信にもなりますよね。そして、カップルのような新鮮な気持ちを忘れずにいられそうです。
体験談
■好きなところはたくさんありますが、話し方や私を姫扱いしてくれるところです。(30代女性)
■結婚してからも駅までお迎えに来てくれます。(30代女性)
素の自分でいられる
夫と一緒にいて居心地がいい、リラックスできるというのも大好きな理由として挙げられました。
ドキドキするような恋愛関係も素敵ですが、夫婦になり長い時間を一緒に過ごす相手には素の自分を出せるといいですよね。趣味や性格が合うことはもちろん、お互いをよく知ることで飾らない自分でいようと思えるのかもしれません。
体験談
■旦那の中身が私にぴったりなんです。性格も考え方も全てが一緒にいて心地よいんです。ブサイクな顔も私にはかわいくかっこよくいとおしく見えてしまいます。
みんなのウェディング 花嫁コミュ二ティ
■旦那の好きなところは、器が広いところ。良い意味で気を遣わなくていい相手であるから。(20代女性)
旦那が大好きすぎて困ることも?
中には夫のことを好きすぎるあまり、彼のことが中心になりすぎて気持ちが疲れてしまうという妻もいるようです。「夫が大好きで困った」というエピソードを紹介します。
嫉妬してしまう
夫のことを好きすぎるあまり、彼の気持ちが自分から離れていってしまわないか不安になってしまうことも。仕事の帰りが少し遅くなったときや、飲み会の席に女性がいただけで嫉妬してしまうという声も。夫のことをかっこいい、素敵と思っているほど女性の影に敏感になるのかもしれませんね。
体験談
■女友達の話を聞くだけで胸がざわつく。男同士でもあまりたくさん遊びに行かれると妬いてしまう。(20代女性)
■旦那は異性と飲みに行ったり仲良くすることに抵抗がない人なのでそれをされると嫉妬する。(30代女性)
予定を管理して束縛してしまう
生活をともにする夫婦が連絡を取り合い予定を共有するのは大切です。しかし、夫への気持ちが大きいあまり、予定を全部聞かないと不安で、行動を管理したくなってしまうことも。
やりすぎると縛られているように感じ、窮屈な思いをしてしまうので、愛情からの行動とはいえ要注意です。
体験談
■どこにいるのか気になり、お互いGPSアプリを登録している。(20代女性)
■出かけるときに誰とどこに行くのか聞いてしまう。(20代女性)
甘えすぎて旦那の負担に
一緒にいられる時間はできるだけくっついていたい、なにかあればすぐに夫に助けてほしい。そんなふうに物理的にも精神的にも甘えすぎると彼の負担になってしまうかも。
夫が妻に甘えたいときや、ひとりでゆっくり過ごしたいときもあることを心に留めておきたいですね。
体験談
■くっついてるのが好きだから朝の準備の時間がなくなる。(30代女性)
■好きすぎてずっとくっついていたくて、やりたいことに手をつけられないことがあります。(20代女性)
■優しすぎて、甘えてしまう。本当はだめだってわかっていてもわがままをいって嫌な思いをさせてしまっています。(20代女性)
気を遣いすぎて疲れる
片想いが長かったり年齢差カップルだったりすると、好きすぎるあまり嫌われるのが不安で気を遣いすぎて疲れるという場合も。これを言えばどう思うかな、嫌じゃないかな…などと考えすぎて思うように話せない、緊張してしまうという人もいるようです。
体験談
■夫のことが好きで、私といると楽しいと思ってほしいと思えば思うほど、何を話したらいいのか、どういう行動をしたらいいのか、なぜかいちいち緊張してしまうのです。
みんなのウェディング 花嫁コミュ二ティ
■直してほしいところを伝えにくい、許してしまう。(30代女性)
ひとりの時間に不安や寂しさを覚える
夫が大好きすぎて離れるのが辛い、ひとりの時間が不安で寂しいという人も。結婚してもお互いに仕事や出かける用事があり、24時間べったりというわけにはいきません。寂しくて泣いてしまったり、なにも手につかなくなったりするようだと、彼も心配になるでしょう。
体験談
■仕事が忙しいのはわかるけど、早く帰ってきてほしい。(20代女性)
■依存体質ではなかったはずなのに、いないと寂しい。少しでも嫌そうな反応を見ると、悲しくなってしまう。(30代女性)
■仕事に行くだけなのに寂しくなってしまう。飲み会などで遅くなるのか嫌と束縛してしまう。(30代女性)
常に旦那優先で友人と疎遠に
休みの日は毎日大好きな夫と過ごしたいとつねに夫優先で行動しているうちに友人と疎遠になっていた…というケースも。
夫と過ごすのが楽しいのは素敵なことですが、友人からすると誘いにくく思えて、だんだん疎遠になってしまうのかもしれません。
体験談
■なるべく旦那と一緒にいたくて休日も旦那とのデート優先なので、友だちと遊ぶ機会が減ってしまっています。(20代女性)
■彼とのデートが楽しすぎるあまり、友達と過ごす時間が少なくなってしまう。(20代女性)
離婚と無縁でいるために!夫婦円満の秘訣
いつまでも仲良し夫婦でいるためには、ふたりの努力や意識が必要不可欠です。先輩夫婦が意識してやっていることや大事にしている約束ごとを紹介します。
お互いの考えを尊重する
結婚して夫婦となっても、考え方や感じ方が違って当たり前です。お互いの考えを尊重し、違いを受け入れていくことが夫婦円満の秘訣。トラブルや夫婦喧嘩があればその都度話し合って解決し、価値観を一方的に押し付けないことも大切です。
体験談
■翌日に喧嘩を持ち越さないために、その日のうちにしっかり話そうと約束しています。(30代女性)
■信頼関係を維持する。話しても聞いてくれないと思わせないように誠意を持って接する(20代女性)。
■相手のことを考えて行動する!自分の価値観を押し付けない!(20代女性)
記念日を大切にする
結婚記念日やお互いの誕生日などの記念日を大切にして、結婚当初の気持ちを忘れないようにしている夫婦も多いです。特別なデートをしたりプレゼントをしたりして普段と違う特別感を味わうのがポイントです。
体験談
■記念日には食事に行ったり、月に1回は旅行に行ったり、誕生日にはプレゼントをしたりしています。(女性)
■忙しいと平日と重なる記念日は忘れてしまいがちなので、その日の夕飯はちょっといいお寿司を頼んだりして必ずささやかなお祝いをするようにしています。(20代女性)
■記念日には挙式で使ったレストランへ行こうと約束しています。(30代女性)
▼結婚記念日はどう過ごす?何を贈る?
夫婦ふたりの時間を作る
子どもができたり共働きだったりすると、毎日が忙しくすれ違いが起きやすくなります。そうならないために、意識して夫婦ふたりの時間を作るのがおすすめです。ふたりの時間に存分に甘え、スキンシップをとるのもいいですね。
体験談
■共働きでも予定がなくても月に1~2日『家でゆっくり2人で過ごす休日』の休み申請をしてふたりの時間を必ず作ってます!(30代女性)
■週に一回は必ずふたりで過ごす時間を設けて、休みが合わなければ私がシフトを調整するようにしています。(20代女性)
■一緒にいられる時はご飯やお風呂を一緒に過ごします。同じ時間に同じ行動をすることで話をする時間を大切にしています。(20代女性)
■ショッピングの時も、お散歩も、ドライブも…いつも手をつなぐようにしています。(20代女性)
プライベートな時間を確保する
仲良し夫婦でもそれぞれが自由に過ごすプライベートな時間を持ちましょう。自分の趣味を楽しんだり友人と過ごしたりするのはリフレッシュになりますし、夫婦の会話も広がりますよ。
体験談
■結婚してもそれぞれのやりたいこと、趣味の時間(自分時間)を適度に持つ。(30代女性)
■休みの日が2日あればあえて1日は別行動をして、自分の時間を大切にする。(20代女性)
毎日の思いやりや感謝を忘れない
仲良し夫婦は相手への思いやりや毎日の感謝を忘れず、お互いを大切にしています。過ごす時間が長くなるほど意識して相手を思いやり、頼り合える関係でいたいですね。そして、感謝は思うだけでなくしっかり言葉にして伝えるのが大切です。
体験談
■家事や小さなことでもやってくれたら「ありがとう」「おいしいよ」など言葉に出して伝える。お互いに。(40代女性)
■相手を思いやることを当たり前と思い、思ってもらえることを当たり前と思わない。 コレをお互いが思うことを大切にしています。(30代女性)
■お互いを尊重し合う姿勢は忘れないようにしています。例えば何か家事をしてくれたら「ありがとう」を欠かさず言うこと、どちらか一方が出かける時は「いってらっしゃい」と言うことなど。当たり前のことだけど、これがなくなると仲良く過ごせないのではないかと思っています。(30代女性)
大好きと思って結婚した夫のことを、ずっと大好きでいられたら素敵ですよね。夫婦円満な先輩たちの体験談を参考に、大切なパートナーと向き合っていきたいものです。
▼妻のことが好きすぎる夫も!
■調査概要
①出会いについてのアンケート
調査時期:2022年4月
回答人数:302名
調査方法:WEBアンケート
②夫婦のコミュニケーションについてのアンケート
調査時期:2021年9月
回答人数:170名
調査方法:WEBアンケート
※ 2022年4月 時点の情報を元に構成しています
「家族関係」 の その他 に含まれています