結婚は人生の大きな決断のひとつ。その決断を後押しする決め手は何でしょうか。反対に「この人とは結婚を考えられない!」と破局の決め手になることもあるようです。
保険マンモス株式会社では、20代から30代を中心とする500名の男女を対象に「結婚の決め手&破局の決め手についてのアンケート」を実施。
結婚にいたる相手と、結婚せずに別れてしまう相手の違いは何でしょうか?気になる結果を見ていきましょう。
ズバリ!結婚の決め手はコレ!
「結婚の決め手になったこと」では、男女とも1位と2位が同じ結果に。
1位「辛いときにそばで支えてくれた」、2位「一緒にいてストレスがなく楽しい・自然体でいられる」でした。
結婚の条件としては相手の収入など現実的な面も挙がりそうですが、結婚を決断する決め手となるのはやはり精神面ということなのでしょうか。
仕事で辛いことがあったときなどに支えてくれたという経験は、「この人なら結婚しても大丈夫!」という決め手になったようです。
長い結婚生活は決して良いことばかりではないので、辛いときに弱音を吐けることや自然体でいられるという点は、人生を共にするパートナーとして外せないポイントですよね。
そのほか、「価値観、性格が合う」「趣味が同じ」なども、一緒に過ごす相手に居心地の良さを求めているようです。
「結婚の決め手」男性の本音
男性から寄せられた結婚の決め手についての具体的なエピソードはこちら。
- 職場のトラブルで精神的にまいっていたときにさりげなく励ましてくれた。
- 風邪で寝込んでいたとき献身的に看病してくれた。
- 仕事で悩んでいる時に、駆けつけてくれて焼肉を奢ってくれた。
- つくってくれた弁当の盛り付けがきれいで、美味しかった。
- 過去の汚点を話しても、それを含めて受け入れてくれたから。
- 映画の感動ポイントが同じところだった。
- 離婚した自分を「私が幸せにする」と言ってくれた。
- 無言でもお互い気にせず、一緒にいる空間が心地よかった。
- 今までにないくらいの一目惚れ!
- 日頃の出来事や時事ニュースで感じたことが似ていたり、同じだったりしたことです。
- 自立していて向上心がある。
- 笑いのツボが同じだったこと。
具体的な回答を見ても、「辛いときに支えてくれた」というエピソードが多いようですね。また「笑いのツボが同じだった」など、感性が同じということが決め手になった人もいます。対して、中にはやはり「いままでにないくらいの一目惚れ!」という運命的な決め手まで!
対して女性側は、どのようなことが結婚の決め手になったのでしょうか。
「結婚の決め手」女性の本音
女性の具体的な結婚の決め手はこちら。
- 職場の上司と結婚しましたが、目上の人にも部下にも態度を変えず、優しい性格だったためです。
- 私が体調を崩した時に遠距離にもかかわらず日帰りで会いにきてくれた。
- 部屋が散らかっていても何も言われなかったから。
- しばらく会ってなくて久々に会った時に、お互いに同じ本をおすすめしようとした。
- 成人式に再会し、小学生の頃お互いが初恋の相手だと知り、運命の相手だと思った。
- 収入が同世代と比べ安定していたから。
- 連絡頻度が自分のペースと合っていた。
- オタク趣味に理解があった。
- 悩みを話したときに私に寄り添って泣いてくれたこと。
- ただ部屋で一緒にダラダラしていることに苦痛を感じず、居心地がいいなと思ったこと。
- 彼が一人では生きていけない、と彼自身が弱ったときに弱音を吐いてくれた。
- 私の両親をとても大切にしてくれるのを見て、この人しかいないと思った。
やはり女性側のエピソードを見ても、病気や悩みがあるときに相手が取ってくれた行動が「この人と結婚しよう!」という決め手になった人が多いようです。さらに女性の回答には、相手の人柄が分かるエピソードが多く見られました。
苦渋の決断?即決?「破局の決め手」になったこと
真剣に交際している相手でも何かが決め手となって「結婚は無理だ!」と別れを決断したり、または結婚したけれど「もう結婚生活を続けられない」と離婚を選択することもあります。破局を経験した人は、どのようなことが決め手となって別れを選択したのでしょうか。
価値観や性格の相違もありますが、行き過ぎたモラハラやマザコンは「価値観の相違」という簡単な言葉で片付けられる問題ではありません。また、結婚となると相手の両親や親戚との付き合いも出てきます。良好な関係が保てないと判断して、破局・離婚を選択することもあるようです。
結婚生活は、金銭面という現実的な問題にも直面します。お金に対する価値観は重要なポイントですが、借金や金銭トラブルがある場合には破局や離婚の原因となるようです。
「浮気、不倫をされた」という理由は男女ともに上位に入っていますが、浮気や不倫をした側はたった一度の過ちと思っても、された側にとっては許せない理由となります。
「破局の決め手」男性の本音
破局の決め手となった理由について、男性側からの具体的なエピソードを一部紹介します。
- 彼女が追突事故を起こしたときに何も悪くない相手のことを愚痴りだしたときに見たことがない一面が見えてしまい冷めてしまった。
- 相手が自分のことばかり優先したのでしんどくなった。
- 仕事で独立するときに猛反対をされ、独立した後も非協力的で常に皮肉を言われていたから。
- 男友達が多いのは知っていたが、そのほとんどとそういう関係を持っていた。
- 人の悪口ばかりを言う人であまり一緒にいて居心地が良くなかったから。
- 料理の好み(味付け)が合わなかった。
- 小さな嘘を平気でつく人だったので信用できなくなった。
- 私が大変な時に支えてくれず、逆に負担になったから。
- 自分の実家に招待した時に、挨拶など礼儀がなっていなかった。
- 勝手に携帯電話を覗き見してくるなどモラルがなかった。
相手のモラルに関して「自分とは合わない」と感じて破局を選択する人が多いようです。また、相手に対して思いやりのない態度も「え?こんなことで?」と思うかもしれませんが、積もり積もって破局に至ることも。
「破局の決め手」女性の本音
一方、女性側の破局についての具体的なエピソードはこちら。
- 付き合ってすぐに結婚したがり、両親や親戚に紹介されて怖くなった。
- 怒りやすく、物にあたる性格だった。
- 店員さんなどへの偉そうな態度に一気に冷めました。
- 子育ての価値観が違った。
- コンビニでカフェラテを買ったら高いコーヒー買うんだね、じゃあ俺のも買ってと言われた。
- 相手の親戚付き合いが過密すぎた。(最低月1は集合だった)
- 私のSNSに勝手にログインして見ていたので無理だと思った。
- 優しいと思っていたが、決断力がなく優柔不断なだけだった。
- 料理にこだわりがありすぎて面倒だった。
- 何に関しても「お母さんに聞いてみる」や、「お母さんが言っていた」と言われた。
女性側も相手のモラルや人柄についての具体的な回答が多く見られました。さらに親戚付き合いやマザコンといった問題は、結婚の決め手の「家族を大切にしてくれる」と似ていますが、相手の許容範囲を超えてしまうと破局や離婚に発展することもあるようです。
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男女の結婚の決め手、破局の決め手に関する調査では、相手の人柄や価値観が見えるエピソードが多く見られました。男女ともに、価値観が同じで自然体でいられることが結婚の決め手となるケースが多いようです。
結婚も破局も人生における大きな決断。「こんな些細なことで」と思うことでも、ずっと心に引っかかり続けることもあります。結婚も破局も、些細なサインを見逃さず後悔をしない決断が大切です。
■アンケート概要
調査対象:結婚・破局(離婚を含む)を経験された方
調査日:2022年4月1日~4月3日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査人数:500人(女性250人/男性250人)
参照元:PR Times
※ 2022年4月 時点の情報を元に構成しています
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