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息子の嫁の呼び方はどうする?他人に紹介するときや本人に対して、嫁側の感じ方も

2024.08.04

息子の嫁を他人に紹介するときや本人と話すとき、どう呼べばいいのか悩む人が多いようです。本来の意味での適切な呼び方や紹介の仕方の例、呼び方による嫁本人の感じ方を解説します。

「息子の嫁」の正しい呼び方は?

自分の配偶者の女性(妻)のことを嫁と呼ぶ人もいますが、本来嫁は息子の配偶者を指す言葉です。


息子の妻。⇔婿。
妻。また、他人の妻。
結婚したばかりの女性。また、結婚式でこれから嫁となる女性。新婦。はなよめ。⇔婿。
旧民法2の下、息子の妻となりその家に入った女性。「―に行く」⇔婿。 goo辞書

嫁だけでも息子の、という意味を含みますが、先述したように夫の立場で配偶者のことを嫁と呼ぶ場合もあります。続柄をわかりやすくするため「息子の嫁」と言っても間違いではないでしょう。

他人の息子の嫁を指す敬語表現

上司や目上の人の息子の嫁はどう呼べばいいのでしょうか。他人の息子や娘に対する敬語表現はこちらです。

  • 子息(しそく)、令息(れいそく)…息子の敬語表現
  • 息女(そくじょ)、令嬢(れいじょう)…娘の敬語表現

よって、息子の嫁を敬った表現で呼ぶには「子息の夫人」のような呼び方になります。ただこのような敬語表現は日常会話であまり使われず、伝わりにくい可能性もあります。

カジュアルな会話では「ご子息のお嫁さん」のようにと呼ぶと、失礼もなく伝わりやすいのではないでしょうか。

他人に息子の嫁を紹介するときの呼び方

他人に息子の嫁を紹介するときの呼び方

他人に紹介するときも、意味のうえでは「息子の嫁」が妥当でしょう。そのほか「息子の妻」「子の嫁」「子の妻」「義理の娘」と呼んでも間違いではありません。

ただ、結婚して娘になったからといって単に「娘」と呼ぶと「実の娘さんかな?」と勘違いされることもあるので注意しましょう。

他人に紹介するときは息子の嫁も身内になるので、「息子の嫁です」と紹介してOK。ただしカジュアルな会話では、親しみを込めて「息子のお嫁さん」「息子の奥さん」のように丁寧に呼ぶ人もいます。

「嫁」呼びに抵抗がある人も

本来の意味としては嫁が正しいのですが、嫁の字は「女が家に入る」と書き、古い時代の考えを反映しているともとれます。その考えが現代にそぐわないと、嫁と呼ばれることに抵抗がある人もいるようです。

また、かつて結婚は家同士でするものでしたが、現在はふたりの同意で行われます。これによりお嫁に行く、嫁ぐといった表現があまり使われなくなったことも言葉の印象に影響しているのではないかと考えられます。

▼「うちの嫁が…」はアリ?配偶者の呼び方をチェック

息子の嫁本人に対する呼び方

息子の嫁本人との会話やLINEではどう呼べばいいのでしょうか。本人に対して続柄で呼ぶことはまずありませんから、「〇〇ちゃん」「〇〇さん」と名前で呼んだり、名前以外のあだ名で呼んだりと家庭によりさまざまです。主な呼び方と嫁側の感じ方を解説します。

「〇〇ちゃん」

「〇〇ちゃん」と名前で呼ばれるケース。ちゃん付けに親しみを感じる人が多いようです。

出会ったときの年齢が若かったり、友だちのような関係性だったりするとちゃん付けになることが多いと考えられます。また嫁が親しみやすいキャラクターだった場合にも「〇〇ちゃん」と呼ぶ場合があるようです。

体験談

■夫の家族からは「〇〇ちゃん」と呼ばれています。私は夫より年上ですが、義理の兄・姉が私よりかなり年上なので、末っ子の夫を可愛がるのと同じように親しみを込めて呼んでくれているのかな?と感じています。

「〇〇さん」

「〇〇さん」と名前で呼ばれるケース。親しみのなかにも相手への敬意や気遣いが感じられる呼び方です。

社会人になってから出会った場合や息子より年上だった場合、また嫁が大人な雰囲気だとさん付けがしっくりくるのかもしれません。

名字にさん付けで呼ばれるケースもあります。こちらもやはり社会人になってから出会った、夫が当初名字で呼んでいたなどの理由が考えられます。ただ、名字呼びは少し距離を感じるという人もいるようです。

体験談

■学生時代から友人だった彼と結婚します。ご両親とも昔から面識があるため、名字にさん付けでよばれていました。しかし結婚を決めた今も呼び方は変わりません。お互い仲は悪くないので、きっと変えるタイミングがわからないだけだと思うのですが。
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呼び捨て・あだ名

そのほか名前で呼び捨てや、名前以外のあだ名で呼ぶケースも。とても親しい場合はもちろん、「もう自分の娘だから」という理由で呼び捨てにする人もいるようです。息子が呼び捨てやあだ名で呼んでいると、自然と同じ呼び方になることも。

ただ、いきなりなれなれしく呼ばれることに抵抗がある人もいるようです。

また、嫁の両親は自分の娘が呼び捨てやあだ名で呼ばれるのをあまりよく思わないかもしれません。両家が揃う場では「〇〇さん」と下の名前で呼ぶ気遣いができるといいでしょう。

体験談

■結婚が決まったとたん、義父が「うちの嫁になるのだから…」「〇〇(私の名前を呼び捨て)は…」などと言うようになりました。彼の母は理解のある方なのですが、どうにかしてよ!という気持ちになってしまいます。
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呼び方にどう感じるかは人ぞれぞれ

言葉の意味はありますが、呼び方にどう感じるかは人それぞれです。家の文化や双方の人柄・キャラクターにもよりますし、呼ぶ場面に応じた配慮も必要です。

呼ぶ方も呼ばれる方も、お互いが心地よく感じる呼び方ができればよいのかもしれませんね。

※ 2022年3月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー