SNSでは「#招待状アート」のハッシュタグでもよく見かける、結婚式招待状の返信ハガキイラスト。「真似してみたいけれど、マナー的に大丈夫?」と不安になる方も多いですよね。返信ハガキにイラストを描くこと自体は問題ありません。ただし、新郎新婦の手間を増やさないよう、気をつけたいポイントがあります。
そこでこの記事では、返信ハガキイラストを描く時に気をつけたいマナーや注意点を、おしゃれな実例とともに解説!不器用さんでも簡単にできる装飾アイデアも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【実例】結婚式招待状の返信ハガキイラスト・装飾集
まずは仕上がりのイメージをふくらませるために、先輩たちの返信ハガキイラスト実例を見ていきましょう。はじめてでも手軽にできるシールデコレーションやシンプルモチーフのアイデアから、人気のキャラクターを招待状仕様にアレンジしたもの、刺繍や似顔絵といった本格派まで幅広くご紹介します。
初心者でも簡単!シール・マスキングテープ・マーカーのアレンジ実例
絵を描くのが苦手な人にぴったりなのは、シールやマスキングテープをペタっと貼るだけのアイデア。シールは花やバルーンといったウェディング定番のモチーフを選ぶと、結婚式にふさわしい華やかな雰囲気を演出できます。
こちらはお花と水玉のシールとマスキングテープを使った作品。シールはデザインの形にカットされたダイカットタイプを選ぶと、手書き風に仕上がるのでおすすめ。100均にはドレスやガーランドなどのウェディングモチーフのシールもあるので、ぜひチェックしてください。
こちらはペン先を紙にポンと押すだけで、星やハート、花柄などの可愛い模様が簡単に描けるスタンプマーカーを活用したアイデア。花びらを模したスタンプアートの真んなかにエンボスペンを使うことで立体感が生まれ、手軽に本格的な仕上がりを楽しめます。
不器用さんでも失敗しにくい!シンプルモチーフの実例
普段描き慣れていなくてもイラストに挑戦したいという人には、花・リボン・ハートなどのシンプルなモチーフが最適です。コツは、細かいところまで描き込もうとしないこと!
あえての左右非対称や、モチーフ同士のすき間も、手描きならではの温かみが感じられる愛らしい仕上がりに。
ふたりの幸せを運ぶ風船も定番のモチーフ。出席の欄には目立つように一番大きな風船を置き、周りに小さな風船を飛ばすことで、祝福ムードがぐっと高まります。
好きなキャラクターや描きたいイメージはあるけれど、うまく描ける自信がないという人は「あえてのシルエット」がイチオシ。モノクロで統一することで、大人っぽく洗練された印象にまとまります。
ディズニーキャラクターの返信ハガキアート
SNSでも大人気のディズニーキャラクターを取り入れた返信ハガキアート。新郎新婦の好きなキャラクターが分かっているなら、思い切ってチャレンジしてみましょう!一手間かけた分、手元に届いたときの感動や喜びもひとしおです。
幸せムード漂うラプンツェルのアート。プリンセスたちのイラストは、ハガキアートでも根強い人気を誇る定番のデザインです。
ディズニーのカップルの代表といえばミッキー&ミニー。いつでもラブラブなふたりのイラストは、返信ハガキアートのテーマにぴったり♪
ダッフィーたちのふわふわした質感が伝わる、繊細な色使いが魅力の1枚。「出席」の文字がハートのパイで囲まれているのもユニークなアイデアです。
人気キャラクターの返信ハガキアート
ふたりの「推し」のキャラクターがあるなら、個性に合わせてポーズやセリフを一工夫してみてはいかがでしょうか。「出席」の文字をキャラクターのセリフ風に組み込めば、思わずクスッと笑ってしまうセンスが光るアートに仕上がります!
「名探偵コナン」の怪盗キッド。クールな眼差しに加え、予告状風にアレンジされた出席の文字が遊び心たっぷりです。
「セーラームーン」のプリンセスセレニティ。ファンなら思わず歓喜するほどの高い完成度を誇り、丁寧に描き込まれたバラの花までうっとりする美しさです。
ジブリ作品の世界観を落とし込んだねこバスのデザイン。アニメからそのまま飛び出してきたような小窓から、ラブラブな新郎新婦の姿がのぞく粋な演出です。
「ドラゴンボール」の孫悟空。漫画のワンシーンを切り取ったようなユーモアあふれる構図で、元気玉のセリフを「幸せ」に変えているのがクスッと笑えるポイントです。
「鬼滅の刃」のデフォルメされた小さなキャラクターたちがとってもキュート。丁寧な色使いから、温かい祝福の気持ちが伝わってきます。
「嵐」が好きな友人宛てに描かれたハガキアート。メンバーそれぞれの特徴をしっかりと捉えたハイクオリティな筆致に驚かされます。
カラフル可愛い!お花モチーフ
結婚式といえば、お花モチーフを選べば間違いありません。まずは大きなお花をバランスよく配置し、隙間を埋めるように小さなお花を少しずつ足していくと、きれいにまとまります。
こちらは水彩パステルの可愛いお花たちと、新郎新婦を象徴するウェディングシューズのイラスト。あえて輪郭を描かないことで、優しい雰囲気が伝わります。
ブルーの花と、瑞々しい緑が爽やかな風を運んでくれそうなイラスト。ハガキ全体を使ったダイナミックな構図は、まるでもともとのデザインのようにおしゃれ!
ピンポンマムや桜といった和のお花に、縁起が良いといわれる鶴と亀を添えたイラスト。大きく羽を広げる鶴と金色に輝く背景はおめでたいムード満点で、届いたら良いことが起きそうな一枚です。
スタイリッシュな線画イラスト
洗練されたふたりの結婚式には、スタイリッシュな線画による招待状アートがよく似合います。一見簡単そうに見えて実はバランスを取るのが難しいため下書きは必須ですが、大人っぽく洗練された仕上がりになります。
こちらは童話の挿絵のようなシックな1枚。モノクロの線画なら、派手すぎず上品な仕上がりになります。
結婚式にぴったりなおしゃれな線画はセンスの高さを感じさせる1枚。新郎の服で「欠席」の文字が隠す構図も秀逸ですね。
新郎新婦の似顔絵アート
絵を描くのが好きなら、気負わずに似顔絵アートに挑戦してみましょう。もし似せるのが難しい場合は、ふたりの共通の趣味や好きなもののモチーフを盛り込むだけで、オリジナリティあふれる特別な1枚になります。
夫婦のイメージの車をテーマに描かれたこちら。よく知ってくれているからこそ選んでくれたテーマに、とても感動したとのこと!
親族の結婚式で美しすぎる花嫁さんを描きたかったというこちらは、線画で描かれたふたりのシルエット。寄り添うふたりを取り巻くボタニカルテイストのお花やイニシャルが、トレンド感を添えています。
SNSで人気!刺繍アート
SNSで人気の紙刺繍も、喜ばれる返信ハガキアートのひとつ。刺繍糸が紡ぐデザインが可愛らしく、そのひと手間から祝福の気持ちがしっかりと伝わります。
イニシャルとふたりを結ぶ赤い糸、そしてハートの組み合わせがキュート。さりげなく添えられた「Congratulation」の文字もアクセントになっています。
紙刺繍にビーズを縫い留めて指輪を表現したアイデア作品。「出席」の文字を美しく囲んだ構図も目を引きます。
紙刺繍のハガキは裏側が糸で隠れてしまうため、封筒に入れて送るのがマナーです。また、刺繍をした分ハガキの重量も増えるので、必ず郵便局の窓口で重さを確認してもらいましょう。
結婚式招待状の返信ハガキにイラストを描くのは失礼?

冒頭でもお伝えした通り、返信ハガキへのイラストはマナー違反ではありません。むしろ、お祝いの気持ちを伝える手段として喜ばれるケースがほとんどです。ただし次に紹介する線引きを踏まえた上で描くようにしましょう。
「迷惑」と思われないための3つの線引き
新郎新婦に「迷惑」だと思われてしまうのは、装飾に気を取られてハガキ本来の役割(出欠確認)がおろそかになってしまうケース。判断に迷ったら「これで新郎新婦が困らないか」を基準に、次の3点をチェックしてみてください。
特にアレルギーなど大切な情報の周りは、装飾を控えて読みやすくすることが大切です。
上司・目上の人・親世代が宛先の場合は控える
イラストや装飾はカジュアルな印象を与える可能性があるため、返信ハガキアートを送るのは親しい間柄のみにしましょう。プライベートでも親しい先輩であれば問題はありませんが、基本的には上司や目上の方へのハガキでは控えるのがマナーです。
迷った場合は装飾を最小限にとどめるか、シンプルなモチーフを選びましょう。
描く前に確認したい注意点

せっかく描いたイラストも、装飾や画材選びを間違えると台無しになってしまいます。イラストの内容だけでなく、郵送物としての注意点も押さえておきましょう。
おすすめの画材と避けたい画材
色鉛筆・クレヨン
シール・マスキングテープ
にじみやすい筆ペン・マーカー
ラメ・スパンコール
水分量の多い水彩絵の具やにじみやすいペンは、ハガキの反りやインクの裏抜けの原因になることがあります。また、ラメやスパンコールなど脱落しやすい装飾は、郵便局の仕分け機械に引っかかったり、輸送中に紛失したりするリスクも。画材は「軽く」「早く乾き」「脱落しない」アイテムを選びましょう。
装飾で増えた重量をチェックする
マスキングテープやシール、刺繍など装飾を重ねると、ハガキの重さもじわじわ増えていきます。ハガキの規定重量は2~6g。6gを超えると手紙扱いになり、追加料金がかかることも。
気づかずに送ると、受け取った新郎新婦側に請求がいってしまう場合もあります。装飾が多くなった場合は郵便局の窓口で確認してもらい、超えていた場合はお祝いの切手を追加して送りましょう。
やり直し不可!下書きしてから慎重に
返信ハガキは1枚きりで予備がありません。修正テープを使うと、どうしても見た目が整いにくくなってしまうので、書き損じないよう注意が必要です。いきなりペンで描かず、まず鉛筆やシャーペンで薄く下描きをして、イラストと文字のバランスを確認してから清書しましょう。
返信の宛名・敬語の修正は必ず済ませる
イラストを描く前に、返信ハガキにもともと書かれている「御」や「行」といった敬語表現を、自分向けに書き換えておく必要があります。修正液・修正テープは使わず、二重線で消すのがマナー。定規を使うときれいに仕上がります。
横書き:「行」を横の二重線で消し、右側に「様」
御芳名:「御芳」の2文字を二重線で消す
※「芳」は相手を敬う言葉なので自分の名前には使わない。セットで消しましょう
御住所:「御」を二重線で消す
イラストで敬語部分を自然に隠すようにデザインするのもひとつの方法です。
▼【書き方画像あり】返信ハガキの詳しいマナーはこちら
いつまでに返信する?
返信ハガキの締め切りは、式の1ヶ月前に設定されていることがほとんど。期限ギリギリまで待って良いわけではなく、招待状に記載されている日付は必ず守りましょう。
その上で、出席の場合は届いてから2~3日以内、遅くとも1週間以内に返信するのが理想です。逆に欠席の場合は、あまり早く返信すると「予定を確認せず即決した」印象を与えてしまうため、1週間ほど間を置いてから出すのがマナーとされています。
▼結婚式の招待状はいつ出すのが正解?返信期限のマナーはこちら
イラストと一緒に添えたいメッセージ文例

イラストが描けたら、メッセージ欄にも一言添えてみましょう。イラストを主役にするなら、メッセージは短くてOK。当日を楽しみにしているワクワク感や、招いてもらえたうれしさをストレートに伝えるだけで、より気持ちが伝わります。ここでは、イラストと一緒に書きたいメッセージを紹介します。
文例
結婚おめでとう! 今から当日が楽しみで仕方ありません!
結婚おめでとう♡ お招きいただきとってもうれしいです
結婚おめでとう!最高の一日になりますように!
もっと多くの文例を知りたい人は、こちらの記事もあわせてチェックしてくださいね。
お祝いの気持ちを込めたイラストで返信ハガキを華やかに
ひと手間かけたイラストは、それだけで「自分たちのために描いてくれた」といううれしさにつながります。上手・下手は関係なく、心を込めて描いた分だけ、その想いはきちんと伝わるもの。届くのを心待ちにしている新郎新婦に、素敵な祝福を届けてくださいね。

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