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結婚式1週間前に参列をドタキャン!「代わりにケーキを贈る」という友人に食事と引き出物の費用を請求するのは非常識…?

2022.02.13

続くコロナ禍。感染拡大状況は刻一刻と変化し、やむなく予定していた結婚式への参列が難しくなるケースも少なくありません。しかし、招待したゲストが直前に参列を辞退すると、そのキャンセル料は新郎新婦が負担するケースがほとんどです。

「みんなのウェディング」では、ドタキャンした友人にキャンセル料を請求したい…という相談が寄せられ、注目を集めています。

1週間前の辞退でキャンセル料が厳しい…

相談内容
結婚式1週間前になり、遠方から来ていただく友人から、「コロナの感染者が増えているので参加が難しくなった。直前の連絡で申し訳ない。代わりにお祝いのケーキか食べ物を送りたい」と連絡がありました。
もうお料理と引き出物の個数変更ができず料金が発生してしまうため、できればその分をキャンセル料としていただいて引き出物を送りたいと思っているのですが、どのように返事をしたらいいか困っています。

コロナは友人のせいではないので、今回それで断るのは仕方がないことなので、そんな中キャンセル料をほしいと思ってることを匂わせると、関係性にヒビが入ってしまうことを恐れています…。直前の欠席は御祝儀を送るのがマナーと言いますし、こちらとしては食事代と引き出物代をいただけたらとても助かるのですが。キャンセル料をこちらから請求するというのは、やはり非常識なのでしょうか?

https://www.mwed.jp/community/questions/23306
※相談・回答内容は一部編集しています

この相談に対して、みんなのウェディングユーザーからコメントが寄せられました。

ゲストへのキャンセル料の請求は失礼に当たるのでは?

■飲み会ではないので、キャンセル料を請求するのは失礼に当たると思います。ご友人が結婚式を挙げた経験がなければ、1週間前で既に料理のキャンセルが難しいことを知らない可能性もあると思います。一般的には、招待状を返信後に欠席する場合はご祝儀を予定通り包むのがマナーですが、ご友人自身もそういうマナーを知らないのでしょう。かと言って、キャンセル料を請求するのは、披露宴は飲み会ではなく、新郎新婦がゲストをおもてなしする場なので失礼に当たると思います。

私だったらその友人には「もうキャンセルができなくて、引出物も余ってしまってもったいないから、後日引出物を郵送させてね」と伝えると思います。
そこで、ご祝儀を全額贈ることを思いつくかもしれませんが、ケーキや食べ物で済まそうとしている時点でそのような対応は望めないかもしれません。その場合は、仕方ないと諦めて、今後の付き合い方を考え直すのが妥当なのかなと思います。

結婚式直前にゲストの数が減るとキャンセル料が発生すること、直前の辞退には参列した場合と同じご祝儀を包むことが多い…という一般的なマナーを知らない友人であっても、やはり新郎新婦側からキャンセル料を請求するということは失礼にあたるという意見。
費用負担をお願いするのではなく、キャンセルができなかったこと、引き出物を渡したい、ということをやんわり伝えてみるのが、今後の関係性を考慮する上でもいいかもしれませんね。

友人であれば相談してみてもいいかも?

■ その方へは
「料理キャンセルできなかったよー(泣)〇〇に会えない悲しみと、キャンセル料かかるダブルパンチだよ! 助けてー。花嫁になる私からの独身最後のお願いだよー(笑)」でいきましょう。

こちらは、仲のいい友人であれば正直に伝えてみるのもアリかもしれない、というご意見!
あくまで友人を責める言い方ではなく相談する形で、冗談ぽく伝えてみては?というアドバイスでした。

その友人との関係性によりますが、悪いのはすべてコロナ…というように、その矛先を感染症の拡大に向け、気持ちを伝えてみるのもアリかもしれませんね。

出席してくれたゲストへの感謝に気持ちを向けてみては

■会費制のパーティーでなければキャンセル料の請求はしない方がいいと思います。
私も先日、結婚式を挙げました。式の5日前に私の友人は仕事で腕を折る怪我をし、着替えや食事もサポートが必要で迷惑をかけちゃうから欠席したいという連絡、3日前に旦那の恩師が持病の心臓発作を起こし絶対安静のため欠席という連絡が入りました。正直会いたかった人に会えないショックが大きかったのですが、それ以上に「ギリギリの連絡で本当に申し訳ない」と自分の身体より欠席を気遣う方たちに心が痛みました。

後日お祝いを渡すと言って下さったのですが、私たちは断りました。頼んでいた引き出物とドレス色当てであまった景品を一緒に後日渡す予定です。

招待状を送った時点でゲストの方は65名でしたが、コロナの心配で欠席も続き実際に来て下さった方は57名でした。

どこに当てたらいいか分からない悔しさや悲しみ、本当に辛いですよね。でもこの状況下でも出席をしてくれる方がいるのは本当に幸せなことです。コロナが無ければ来てくれる事へのありがたみをこんなに感じなかったかもしれません。会場に入った時、目の前には大好きな方や大切な方であふれていて「こんな幸せな時間は2度と無い」と思いました。
結婚式にかかる額は決して安いものではないですが、必ずそれ以上のものがあります。先日、式を挙げた私が自信を持って言えます。コロナで思うようにいかないこともたくさんあると思いますが、どうか素敵な1日になることを心より願っています。

こちらは、ご自身の結婚式で同じような経験をしたという回答者さまからのコメント。
ドタキャンは気持ちの面でも、費用負担の面でも辛いものですが、参列できなくなってしまったゲストもやむを得ない決断。これにこだわるのではなく、参列してくるゲストへのありがたみに気持ちを向けると、きっと気持ちを切り替えられる、というアドバイスです。

***

今回のケースは相談者さまだけでなく、コロナ禍で結婚式をおこなった多くのカップルが抱えた悩みかもしれませんね。

以前までの常識ではありえなかった、結婚式参列の辞退やドタキャンもやむなしという昨今。ですが、結婚式のご祝儀はあくまでゲストからの"お祝いの気持ち"。たとえドタキャンであっても、ゲストに直接的にキャンセル料の請求や催促はしない方がいいという意見が多数でした。

※ 2022年2月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー