結婚式ビデオレターで10秒メッセージを頼まれたら！伝えたいメッセージコメント例文

披露宴などの結婚パーティーを盛り上げてくれる結婚式のビデオレター。
1人10秒から30秒程度の映像をつなげていくのが一般的ですが、たくさんの人が参加する動画では撮影時間を短く指定される場合があります。

限られた時間でお祝いのメッセージを伝えるには、どんなコメントにしたらいいのか悩みますよね。他の人とかぶらず、気の利いたメッセージで盛り上げるにはどうしたらいいでしょうか？

今回は、結婚式ビデオレターで10秒メッセージを頼まれた場合のメッセージコメント例文と、印象に残る動画にするための撮影のポイントをご紹介していきますね。

結婚式のビデオレターとは

結婚式のビデオレターとは、新郎新婦への祝福メッセージを集めた動画のこと。新郎新婦と関係のある人たちからひと言づつメッセージ動画をもらい、それを編集でつなげてひとつの作品に仕上げます。
できあがった動画はゲストからのサプライズとして披露宴や二次会などのパーティーの余興で流されるのが一般的です。

動画全体の長さは5分前後が多く、依頼時には「メッセージは1人〇秒」といった指示があるはず。
結婚式の時間内に収めるためにも、決められた時間内で撮影する必要があります。
できあがったビデオレターは披露宴の特別な演出になるのはもちろん、新郎新婦の思い出として記録に残るものだから、心に残るメッセージを送りたいですよね。

結婚式のビデオレターを頼まれた際の撮影方法

依頼者から指定がなければスマホの撮影で十分です。
インカメラは外カメラよりも画質が落ちることが多いので、スマホでの撮影では外カメラで撮るようにしましょう。

※インカメラとは液晶パネル側に搭載されたビデオ通話や自撮り（セルフィー）で使うことが多いカメラのこと、外カメラとは一般的に撮影するときに使うスマホ背面側にあるカメラのことです。

高画質のビデオカメラを使いたいという人は、ファイルサイズに注意が必要です。ファイルが重くなりすぎると、動画をつなぎ合わせる作業が難しくなる場合も。

依頼者に希望のファイルサイズと保存形式を確認しておくと親切ですね。
また、縦横どちらで撮るのかと、撮影後の動画の送信方法もあわせて確認しておくと安心です。

ビデオレター撮影時のポイント

• インカメラでなく外カメラで撮影する
• ファイルサイズを確認する
• 保存形式を確認する
• 縦横どちらで撮影するかを確認する
• 送信方法を確認する

結婚式のビデオレターを10秒で撮影する際のポイント

ビデオレターを「10秒でまとめてほしい」と言われたら、どんなところに気を付けたらいいでしょうか？
限られた時間内に上手に撮影するためのポイントをご紹介します。

ビデオレターを10秒に上手く収めるコツ

• 30文字程度のメッセージにする
• はじめと終わりに間を入れる
• はっきりと話す
• 小物を効果的に使う
• 静かな明るい場所で撮る

メッセージは30文字程度に収める

10秒はあっという間なのでメッセージも簡潔に。30文字程度にまとめると伝えやすくなります。

はじめと終わりに間を設ける

前後に別の人の動画とつないで編集するため、撮影開始と同時にしゃべり出すと編集の具合でメッセージが切れてしまった！なんてことも。
動画のはじめと終わりに1秒程度の間を設けておくと安心です。

はっきりとしゃべる

動画が再生されるのは大勢の人がいる披露宴中です。
ざわざわする中で「今なんて言ったの！？」とならないよう、口をオーバー気味に動かして、はっきりとしゃべることを心がけましょう。

小物を使うとより効果的に

短い時間内でメッセージを印象付けるには小物を使うと効果的です。
スケッチブックにお祝いのイラストを描いたり、動画を見ている新郎新婦が思わず、懐かしい！とうれしくなるような思い出の品、共通の趣味のアイテムなどが映るようにするのもおすすめ。

撮影環境に気を付けて

撮影時に周りの音がうるさいとせっかくのメッセージが聞こえづらくなります。撮影場所はできるだけ静かな場所で、顔がはっきりと映るように光の入り方にも注意しましょう。

みだしなみも要チェック

お祝いの席で流すもので新郎新婦の記念として残る動画なので、身だしなみをしっかり整えることを忘れずに！
笑いを取るために衣装に凝るのもいいけれど、だらしなくならないように気を付けてくださいね。　
　

【例文】結婚式のビデオレターでのメッセージコメント

ビデオレターで悩むのはメッセージコメントの内容です。
他の人と被らず、祝福の気持ちを伝えるにはどんなメッセージを伝えたらいいでしょうか？ また新郎新婦が親戚だったり、職場の上司だった場合のメッセージは、友人へのメッセージと同じとはいきませんよね。

そこでここからは新郎新婦との関係性別に、おすすめのメッセージコメント例文をご紹介していきます。

【友達・仲のいい同僚向け】フランクなメッセージコメント例文

結婚おめでとう
〇〇の幸せがうれしいよ

結婚おめでとう
幸せのおすそ分けを待ってます！

結婚おめでとう
かっこいい旦那さまでうらやましいよ

ハッピーウェディング
新居にお邪魔するのを楽しみにしてるよ

結婚おめでとう
またごはんに行って話そうね

ハッピーウェディング！
幸せになってね
いつでも応援してるよ

【先輩・上司向け】丁寧なメッセージコメント例文

結婚おめでとうございます
仕事もプライベートも尊敬しています

結婚おめでとうございます
今度奥さま（旦那さま）の自慢を聞かせてください

結婚おめでとうございます
今度はぜひ幸せになれる秘訣を教えてください

結婚おめでとうございます
これからも変わらずご指導をお願いします

【親族向け】親族へのメッセージコメント例文

ご結婚おめでとうございます。
いつまでも幸せなふたりでいてください

結婚おめでとう
素敵な家庭を築いてね

結婚おめでとう
幸せのおすそわけを楽しみにしています！
末永くお幸せに

結婚おめでとう
幸せな姿がうれしいよ

結婚おめでとう
素敵な人と出会えたんだね
お幸せにね

結婚式のビデオレターで気をつけたいNG行動は？

最後は、結婚式のビデオレターで気を付けたいNG行動です。
うっかりしてしまいそうな2つのNG行動をチェックしていきましょう。

花嫁・花婿を連想させる服装

披露宴で流されることを意識して、花嫁・花婿を連想させるようなオールホワイト・シルバーのコーディネートは避けましょう。
披露宴参加のマナーと同じで主役よりも目立たない、主役を立てるという意識を忘れずに！

忌み言葉やネガティブな話題を出す

「短い結婚生活にならないようにね」「いろいろあると思うけれど頑張ってね」のように、忌み言葉や重ね言葉を使用したネガティブな話題はNGです。
新郎新婦への応援メッセージのつもりでも、せっかくのお祝い事に水を差すことになります。

結婚生活の現実や自分が乗り越えた辛い経験を話したくなるかもしれませんが、ビデオレターで伝えるべきなのは祝福の気持ちということを忘れずに。
また、新郎新婦の親族も観るものなので、内輪ネタや下ネタも避けましょう。

▼結婚式での忌み言葉をチェック！

結婚式での忌み言葉って？言ってはいけない言葉やNGな話題、上手な言い換え例

新郎新婦に素敵なお祝いのメッセージをとどけよう！

結婚式のビデオレターで10秒メッセージを依頼された時の撮影方法や撮影のポイント、メッセージコメントの例文をご紹介しました。

本記事を参考にスケッチブックや趣味のアイテムも取り入れて、自分だけにしかできないお祝いスタイルをとどけてくださいね。

※ 2022年2月 時点の情報を元に構成しています