寒さもやわらぎ、過ごしやすくなる3月。桜やチューリップなどを使った春らしい華やかな演出が楽しめることもあり、3月に挙式・披露宴を選ぶカップルも多いようです。
ふたりにとってかけがえのない日である挙式・披露宴をはじめ、プロポーズや両家の顔合わせ、結納、入籍、引っ越し…そんな一生に一度のイベントは、縁起のいい日に行いたいもの。
2023年に大切な人との関係を進めたいカップルは絶対必見! 結婚にまつわる行事の日取りの参考にしたい、2023年3月の縁起がいい日をお届けします!
大安、友引…六曜を縁起が良い順番に解説します♪
日取りを決めるときにまず参考にしたいのが、その日の運命を意味する暦注(れきちゅう)の一つ「六曜(ろくよう)」。先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の六種類があります。 一般的には以下の順番で縁起がいいといわれています。
大安(たいあん)…「大いに安し」の意味で、1日を通して何をやってもうまくいく、最高の吉日といわれています。結婚式や結納の日取りで最も人気があります。
友引(ともびき)…「友を引く」という字面から、大安の次に縁起がよい日と言われています。「幸せのおすそ分け」という意味で引出物を発送する日にもよいでしょう。
先勝(せんしょう/さきがち/せんがち)…「先んずれば即ち勝つ」という意味の先勝は、何事も急いで行動することが吉とされています。つまり、午前中が「吉」で午後が「凶」です。
先負(せんぶ/せんまけ/さきまけ)…先勝の反対である先負は、何事も急がず控えめにするのが良いとされる日。午前が「凶」で午後が「吉」とされています。
赤口(しゃっこう/しゃっく)…一般的に厄日と言われていて、新しいことやお祝いごとにふさわしい日とは言えません。しかし、午の刻である11~13時の時間帯だけは「吉」とされています。
仏滅(ぶつめつ)…「仏も滅するような最大の凶日」、もしくは「物滅」で「ものを失う」ともいわれ、六曜の中でもっとも凶の日とされます。大安の正反対であり、何事も慎むべき日と言われています。
「縁起がいい日」の定番♡2023年3月の大安はこちらの6日!
2023年3月の大安はこの6日です!
- 3月1日(水)
- 3月7日(火)
- 3月13日(月)
- 3月19日(日)
- 3月25日(土)
- 3月31日(金)
※1日、31日は後ほど解説する不成就日と重なっています。
こちらの「大安」と同じく婚姻関係の行事に向いている「友引」の日を、他の吉日と合わせて見ていきましょう。
天赦日に一粒万倍日が重なる祝日に大注目♪2023年3月の縁起がいい日はいつ?
六曜が大安か友引で吉日が重なる日(かつ凶日と重なっていない日)をピックアップしました。2023年3月おすすめの縁起が良い「開運日」はこの10日です!
2023年3月の縁起の良き日を見逃さないよう、ぜひチェックしてみて♪
3月4日(土)【友引、大明日】
友引に吉日の「大明日(だいみょうにち)」が重なった縁起のいい土曜日。大明日とは「天が明るく万事を照らす日」とされ、おめでたい婚姻ごとにぴったりの吉日です。 3月後半は期末でゲストも多忙な方が多くなるため、月前半の週末挙式を狙うならこの日がオススメ!
3月7日(火)【大安、天恩日、母倉日】
大安に、吉日の「天恩日(てんおんにち)」、「母倉日(ぼそうにち)」が重なった吉日。天恩日は「天の恩恵により全ての人が福を受ける」とされる日、母倉日は「母が子を育てるのと同じように、天が人間を慈しむ日」という意味があり、婚姻環境の行事を行うのにいい日です。
また、引越しなど新しいスタートを切るのにも適した日といえるでしょう。
3月10日(金)【友引、天恩日】
友引と天恩日が重なる吉日。天恩日は「人生を大きく変化させるような行動に向いている日」とされています。
3月13日(月)【大安、大明日】
大安と吉日が重なった貴重な1日。平日なので入籍日の候補にいかがでしょうか?
3月16日(木)【友引、一粒万倍日、大明日】
友引、大明日に加えて一粒万倍日(いちりゅうまんばいび/いちりゅうまんばいにち))が重なったラッキーデー!一粒万倍日とは「一粒の籾(もみ)をまけば、何万倍もの豊かな稲穂になる」という意味があり、婚姻など大きく発展させたいことを始めるのに適した日です。
3月19日(日)【大安、母倉日】
貴重な週末が重なったラッキーデー!母倉日は「母が子を育てるのと同じように、天が人間を慈しむ日」という意味があり、挙式や顔合わせなど新しいスタートを切る日にぴったりです。
3月21日(火・祝)【先勝、天赦日、一粒万倍日】
2023年3月に注目の日はこちら!暦の上でもっとも縁起がいいといわれる天赦日と一粒万倍日が重なる春分の日の祝日です。
婚姻関係には不向きとされる寅の日ではありますが、天赦日の強いパワーにあやかりたいところ。先勝なのでとくに午前が吉。寅の日が重なることで金運には文句なしの1日です!
3月22日(水)【友引、大明日、天恩日】
友引と大明日、天恩日と3つの吉日が重なった平日。
異動などで引越しがきまったカップルは、引越し日の候補にいかがですか?
3月25日(土)【大安、大明日、天恩日】
3月下旬の週末に大安と吉日が重なった超開運日!
桜の開花シーズンにあたるので、式場やホテルは人気が集中する時期。春らしいシチュエーションでの挙式を考えているカップルは、早めに計画を立てておきましょう。
3月28日(火)【友引、一粒万倍日】
友引と一粒万倍日が重なった大吉日。一粒万倍日は吉日と重なるとさらにその縁起の良さがアップする日とされています。
毎年の記念日を忘れない!ハッピーな語呂の日
縁起は毎年変わるものですが、素敵な語呂(ごろ)の日を記念日にして毎年お祝いするのもおすすめ。婚姻関係にぴったりの素敵な語呂の日をご紹介します♪
3月9日(木)【サンキューの日(ありがとうの日)】
お互いへの感謝の気持ちを言葉にする…そんな結婚記念日も素敵ですね♪
2023年は、一粒万倍日と大明日が重なりますが、下で解説する婚姻関係には不向きとされる寅の日、凶日である不成就日が重なるので、気になる人は避けたほうがいいかもしれません。
3月15日(水)【サイコーの日】
パワフルでポジティブな語呂合わせの日。2023年は先勝と大明日が重なっています。先勝は午前が吉。入籍など婚姻関係のイベントを行う場合は午前中に済ませるといいかもしれませんね。
要チェック!結婚関係のことは避けたほうがよい日
3月9日(木)、3月21日(火・祝)【寅の日】
「虎は千里を行って千里を帰る」という故事成語には、「出ていったものがすぐに戻ってくる」という意味があります。
虎は黄金色の体の色から、金運を招く象徴として知られているため、旅行や金運にまつわる行動や旅行には向いている日と言われていますが、婚姻関係には不向きな日とされています。
3月12日(日)、3月24日(金)【巳の日】
巳(み)とは蛇のことで、七福神で唯一の女神である弁財天の使い・化身といわれています。
弁財天が嫉妬深い神様といわれているので、婚姻関係のイベントには不向きとされています。金運の象徴とされているため、金運に関しては縁起のいい日です。
3月1日(水)、3月9日(木)、3月17日(金)、3月23日(木)、3月31日(金)【不成就日】
文字通り何ごとも成就しない日、悪い結果を招く日とされているため、ふたりの未来を始める大事なイベントを行うのは避けたほうがよいでしょう。
異動や期末が重なる3月挙式は、ゲストの予定を早めに抑えるのが吉。花粉や防寒対策も忘れずに!
2023年3月の縁起の良い日をご紹介しました。
草木が芽吹き、春の訪れが感じられるこの季節は夫婦としてのスタートにぴったりのシーズン!ただし3月は期末の繁忙期や異動、学校行事などが重なることが多いため、ゲストの予定は早めに抑えておくのがポイントです。
また春先は花粉が気になったり、まだ寒さを感じる日も多く、新郎新婦だけでなくゲストもつらい時期。長時間野外にいる演出は避けるといった、配慮も必要かもしれませんね。
どの日を選んでも、ふたりで決めたからこそ特別な記念日。ふたりの気持ちを大切に、新しいスタートを切る大切な1日を選んでみてくださいね。
※ 2022年2月 時点の情報を元に構成しています
「入籍・婚姻届」 の キホン に含まれています