結婚式の日時が決まってからの期間はハレの日を想像しながら、アレコレ準備を進める幸せな時間…のはず。
でも、現実は、何かとかかる費用の節約に頭を悩ませたり、彼が非協力的だった場合はそのやり取りにと、心が折れそうになってしまうプレ花嫁さんもいるようです。
そんな局面を乗り越えて、無事結婚式を行った先輩花嫁のみなさんは、どうやって挙式当日までメンタルを維持していたのでしょうか。
「みんなのウェディング」では、結婚式の準備や予算調整が大変で心が折れかけているという相談が寄せられ、注目を集めています。
結婚式の準備や予算調整が大変でも、楽しく乗り切る方法ってある?
相談内容
メンタルの保ち方を教えて下さい。
結婚式の予算が見積もりから約50万、手出しは約70万円ほどアップしてしまいました。値上がりのポイントは引出物の数です。節約のため、ペーパーアイテムやムービーは全て自作したのですが、夫とは仕事の都合で別々に暮らしているのでほぼ私ががやりました。
仕事をしながら全て作るのは本当に大変だったのに、夫の名簿は揃わない、お願いしたことをしてくれないなどの行動あったので催促していると、投函日1週間前に夫から「準備をしろというプレッシャーを感じる」なんて言われたあげく口をきいてもらえず、過呼吸になるくらい泣いてしまい…(悪かったと謝ってくれましたが…)。
「こんなに大変な思いをしたのに、こんなにお金がかかるなんて…」と虚無感に襲われ、一気にやる気がなくなってしまったところです…。
なんとかさらに節約しようとドレスをプラン内のものから選び直したり、席次表も手作りへ変更しました。
それでも高く、「こんな大変な思いをしながら大金をかけて挙げるべきか」と、分からなくなりました。今なら衣装含めてキャンセル料30万ですむので、いっそのこと身の丈にあった他の会場にしたいとさえ思ってしまうほどです。式まで残り2か月です。自分の心が未熟なのは自覚しているのですが…なんとか楽しく乗り切る方法、考え方の転換方法があれば教えていただきたいです
出典:https://www.mwed.jp/community/questions/23079
*相談・回答内容は一部編集しています
この相談に対して、みんなのウェディングユーザーからたくさんのコメントが寄せられました。
見積もりからの値上がりはある程度仕方ない…式場を変えてやり直すのもアリかも
■ご主人が協力的じゃないとモチベーション下がりますよね。
うちもそうでした。でも、なぜか本人はすごく準備に協力しているつもりで、私が「全然やってくれない」と言えば、「やってるじゃん!」と逆ギレする始末で、結婚式なんてやりたくないと本気で思いました。でも、当日は嘘のように本当に楽しくて幸せで最高の1日を過ごすことができましたよ。
もし、今の式場が身の丈に合っていないと感じていて、キャンセル料を払ってでもトータル金額で安くなる式場があるなら、キャンセルして一からやり直すことも選択肢の一つではあると思います。
ただ、打ち合わせをする中で多少の値上がりは仕方ないと思いますし、契約し直したところで初回の見積もり通りの金額になることは難しいと思った方がいいかもしれません。
50万円の値上がりなら、割とよく聞く範囲だと思います。もし、式場を探し直すなら、引出物の必要数など、具体的なことをハッキリさせて、式場側に伝える予算も本来より50万ほど低い金額を提示して作ってもらうのがいいと思います。
結婚式に対する思いや熱意は人によってそれぞれ。とくに男女間では、今回の相談のように「私ばかり大変な思いをして彼は何もしてくれない」と女性がストレスを抱えるケースは多いようです。
予算に関しては、回答者さまの言う通り、積み上げではなく、具体的な額を明示した方が良いのかもしれませんね。
プランナーさんに色々アドバイスをもらっては?
■アドバイスになるかわかりませんが、引き出物は式場ではなく別で頼みました。
デパートでしたが、事情を話したら送料や商品代なども含めてかなり安くなりました。プランナーさんが色々アドバイスをしてくれたので、予算もプラス10万ぐらいに収まりました。
旦那は手伝いはしませんが、ふたりで話し合いをしながら色々決めました。ウエディングドレスを着るインナーなどもブライダルなど取り扱いしてる店舗などで買うと安くすみます。
もし予算を超えてる部分が気になるようでしたら そういう部分を見直すといいです。
何かとお金がかさむ結婚式ですが、皆さん切り詰められるところはプランナーさんにコツやアドバイスを求めながら、極力予算オーバーしないように努力されています。まだまだ節約できる工夫が見つかるかもしれませんね。
旦那様は何もしてくれない=自分の好きにしていい!と前向きにとらえよう
■値段が色々と上がってくるとそれだけでイライラしますよね。それだけかける価値は本当にあるのか迷いますよね。私もそうでした。
基本的に見積もりは最低料金でそこから上がることしか無いですよね、なんか普段使う金額とかけ離れててビックリしますよね。
プランナーさんや、ドレス合わせで値段のかかるものを勧められ紹介されるとそこまでいるのかと思いました。しかも、安いものでは気に入らないものが多い。新郎のタキシードも予算内では選べるものはなく1つしか無かったです。
ちなみに、小物はどうされているんでしょうか?新郎の小物は百均とメルカリの中古で揃えると数万円安く揃えられます。
そうやって、少しずつケチったのも今はいい思い出になってます(笑)
ちなみに、当日まで旦那様は何もしてくれないかもしれませんが、言い換えると自分の好きにしていいのです。
きっと、式をやり終わったらやって良かったなと思うと思います。式をやるかやらないかは自由ですけどケチな私でも挙げてよかったなと思っています!
ご自身もいろいろな工夫をして節約できるところを見つけていった先輩花嫁さんからの、ためになるアドバイスでした。
たしかに、物はとらえようで、彼が色々協力してくれない…というのは、相談者さまが好きなようにできる部分が大きいということ。
自分のこだわりのない部分を削ったり、好きなものに予算を割いたりも可能だと思うので、発想を転換して、モチベーションを上げられると良いですね。
忙しい中の結婚式の準備で非協力的なご主人に「なんで自分ばかり!」イライラすることも多々あるかもしれません。多くのカップルが抱える結婚式前の悩みでもあります。
結婚にあたっての新生活では、結婚式以外にも多くのコストがかかります。せっかく挙げるのだから後悔のないように…という気持ちはありますが、ここは見極めが肝心!できれば「これはお金をかける価値がある・ない」の見極めをふたりで客観的に相談していけるとベストではあります。
回答者さまのエピソードにあったように、最後は結婚式を挙げて良かった!と思える自分たちならではの結婚式になるといいですね。
※ 2021年11月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式準備」 の 花嫁相談室 に含まれています