「父親の命日に入籍するってあり？」という花嫁の相談に賛否さまざまな意見が…

入籍日は結婚記念日にもなる日だから、特別な日を選びたいですよね。
でも、この日だ！と運命を感じた日が大切な人の命日だったら、やはり良くないのでしょうか？
「みんなのウェディング」では、父親の命日に入籍をしたいと考えているという相談が寄せられ、注目を集めています。

彼や彼の両親との巡り合わせを感じた日は父の命日でした

相談内容

彼と付き合った日が私の父親が亡くなった日です。相手のご両親の挙式日と重なっています。
これも何かの巡り合わせだと思い、彼と相談して大安でもあるその日に入籍しようとなりましたが良くないでしょうか？
みなさんはどう思われますか？決め手が欲しいです。

出典：https://www.mwed.jp/community/questions/22724

この相談に対して、みんなのウェディングユーザーからたくさんのコメントが寄せられました。

特別な思いがあればよいのでは

■普通は避ける人が多いと思いますが、とりあえずご家族に意見を聞いてみてはどうでしょう？
ちょうど先日テレビを見ていたら、歌手の西川貴教さんがお母様の命日に入籍したと言ってました。
理由は話してませんでしたが、そういう人もいるんだなと。

実際に、親の命日に入籍した人がいると聞くと、ちょっと安心しますよね。
命日と聞くと一般的には、縁起が悪いのでは？と考える人が多いですが、そこにはその人にしかわからない特別な想いがあるはずです。
公にしないだけで、実は周囲にもいるのかもしれません。

結婚記念日としてお祝いができるか考える

■うちの主人は、子どもの頃、自分の誕生日に父親が亡くなり、それ以来、あまり誕生日を祝えなくなったと言っていました。
付き合ってからは、主人の誕生日は毎年普通にお祝いしていますが、義実家では当日に祝うようなことはしていなかったようです。
義母もやはり、我が子が生まれた大切な日でありながら、夫が亡くなった日でもあることに複雑なようでした。

あなたやあなたのご家族がお父様が亡くなられた日に毎年おめでとうと言うのが気にならないならいいと思いますが、私だったらわざわざその日に入籍はしません。

確かに、記念日をお祝いするという観点から考えてみることも必要ですね。
毎年お祝いする予定があるならば、気兼ねなくお祝いできるのか？「おめでとう」と言えるのかふたりで考えてみましょう。

お母さまに相談してみて

■悲しい思い出のある日でもあるが、入籍によりいい思い出のある日にもなると言う考え方もできますし、弔いや思いを馳せることに専念したい日なのに複雑な気持ちになってしまうという考え方もできます。

ご本人は特に問題なく、かといって強いこだわりや決め手はないということでしたら、お母様のご意見も参考までに聞いてみるのはいかがでしょうか。

結婚記念日にすることで、良い思い出を上書きするという考え方も素敵ですね。
命日に対するふたりの気持ち次第ですが、夫の命日でもあるお母さまの意見も聞いておきたいところです。

命日の入籍は世間一般では避けるべき日かもしれませんが、それはその人の価値観によります。
ふたりの入籍日も命日も、どちらも大切に思っているお母さまに相談し、後押ししてもらうのが一番の決め手になりそうです。
家族の意見も聞きながら、ふたりが「ここしかない！」と思える日を選んでくださいね。

※ 2021年5月 時点の情報を元に構成しています