ふたりにとってかけがえのない日である挙式・披露宴をはじめ、プロポーズや両家の顔合わせ、結納、入籍、引っ越し…そんな一生に一度のイベントは、縁起のいい日に行いたいもの。
春風が気持ちよく、きらめく日差しと新緑が美しい5月は、ウェディングの人気のシーズン。この時期に結婚式を考えるカップルは、早めによい日取りをチェックしておきましょう!
2023年に大切な人との関係を一歩進めたいカップルは必見!結婚にまつわる行事の日取りを決めるときに参考にしたい、2023年5月の縁起がいい日をお届けします。
大安、友引…六曜を縁起が良い順番に解説します♪
日取りを決めるときにまず参考にしたいのが、その日の運命を意味する暦注(れきちゅう)の一つ「六曜(ろくよう)」。先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の六種類があります。
一般的には以下の順番で縁起がいいといわれています。
大安(たいあん)…「大いに安し」の意味で、1日を通して何をやってもうまくいく、最高の吉日といわれています。結婚式や結納の日取りで最も人気があります。
友引(ともびき)…「友を引く」という字面から、大安の次に縁起が良い日と言われています。「幸せのおすそ分け」という意味で引出物を発送する日にもよいでしょう。
先勝(せんしょう/さきがち/せんがち)…「先んずれば即ち勝つ」という意味の先勝は、何事も急いで行動することが吉とされています。つまり、午前中が「吉」で午後が「凶」です。
先負(せんぶ/せんまけ/さきまけ)…先勝の反対である先負は、何事も急がず控えめにするのが良いとされる日。午前が「凶」で午後が「吉」とされています。
赤口(しゃっこう/しゃっく)…一般的に厄日と言われていて、新しいことやお祝いごとにふさわしい日とは言えません。しかし、午の刻である11~13時の時間帯だけは「吉」とされています。
仏滅(ぶつめつ)…「仏も滅するような最大の凶日」、もしくは「物滅」で「ものを失う」ともいわれ、六曜の中でもっとも凶の日とされます。大安の正反対であり、何事も慎むべき日と言われています。
「縁起がいい日」の定番♡2023年5月の大安はこの5日!
- 5月4日(木・祝)
- 5月10日(水)
- 5月16日(火)
- 5月21日(日)
- 5月27日(土)
2023年5月の大安はこの5日です!
こちらの「大安」と同じく婚姻関係の行事に向いている「友引」の日を、他の吉日と合わせて見ていきましょう。
GW明けの開運日に注目!2023年5月の縁起がいい日
六曜が大安か友引で吉日が重なる日(かつ凶日と重なっていない日)をピックアップ。2023年5月でおすすめの縁起が良い「開運日」はこの7日です!
2023年5月の縁起の良き日を見逃さないよう、ぜひチェックしてみて♪
5月1日(月)、5月13日(土)、5月19日(金)【友引、大明日】
結婚などの慶事に良いとされる友引に、吉日の大明日(だいみょうにち)が重なったラッキーデーが3日も!
「大明日」とは「天が明るく万事を照らす日」とされ、晴れやかな気候の5月の結婚式にぴったりの日。大型連休後の週末となる13日は、特に人気が集中しそうですね。
5月7日(日)【友引、天恩日】
同じく友引に、天恩日(てんおんにち)が重なった吉日。
天恩日は「天の恩恵により全ての人が福を受ける」と言われる日で、まさに新しいスタートを迎えるカップルにぴったり。大型連休最終日なので、挙式・披露宴は避けられる傾向がありそうですが、顔合わせや結納など家族の行事には向いているといえそうです。
5月10日(水)【大安、一粒万倍日、天恩日】
大安と一粒万倍日(いちりゅうまんばいにち)、天恩日が重なった大開運日!
「一粒万倍日」とは「一粒の籾(もみ)をまけば、万倍の籾を持った稲穂になる」という意味があり、大きく発展させたいことを始めるのに適した日です。
10日は大型連休後の平日なので、引越しや婚姻届提出の候補日にいかがでしょうか。
5月21日(日)【大安、一粒万倍日、大明日、天恩日、母倉日】
大安や一粒万倍日をはじめ、吉日がこれでもかと勢揃いした大・大ラッキーデー!
一粒万倍日は吉日と重なることでさらに縁起がよいとされています。
また母倉日(ぼそうにち)は「母が子を育てるのと同じように、天が人間を慈しむ日」という意味があり、婚姻関係のことを行うのには大吉日とされている日。縁起を担ぐのなら、この日曜日が5月の本命日となりそうです。
5月24日(水)【友引、大明日、天恩日】
友引と大明日、天恩日と3つの吉日が重なった開運日。平日なので入籍日の候補にいかがでしょうか。
毎年の記念日を忘れない!ハッピーな語呂の日3選
縁起は毎年変わるものですが、素敵な語呂(ごろ)の日を記念日にして毎年お祝いするのもおすすめ。婚姻関係にぴったりの素敵な語呂の日をご紹介します♪
5月1日(月)【恋の日】
恋する気持ちをいつまでも忘れたくないロマンティックなカップルにぴったりの語呂の日!2023年は友引の大明日。婚姻関係の行事にもぴったりの日です。
5月5日(金・祝)【ゴーゴーの日】
元気いっぱい、勢いのあるカップルに。こどもの日の祝日ですが、2023年は六曜が赤口にあたります。11時~13時の時間が吉とされています。
5月22日(月)【ご夫婦の日】
夫婦の時間を大切に…そんな意味を込めた素敵な語呂の日。さらに2023年は一粒万倍日、天恩日にあたります。六曜は赤口なので、大切なことは吉の時間である11時~13時におこなうのがおすすめです。
5月23日(月)【恋文の日】
こい(5)ぶ(2)み(3)と読ませる、カップルの記念日にぴったりな語呂の日。ただし、2023年は後ほど紹介する不成就日にあたります。縁起が気になる人は避けたほうがいいかもしれませんね。
5月29日(月)【幸福の日】
幸せな結婚生活を象徴する、こう(5)ふ(2)く(9)という語呂合わせの日。この日は大明日の吉日でもあります。
2023年の六曜は先勝なので、結婚に関する行事は吉とされる午前中に予定を組むのがおすすめ。
要チェック!結婚関係のことは避けたほうがよい日
5月8日(月)、5月20日(土)【寅の日】
「虎は千里を行って千里を帰る」という故事成語には「出ていったものがすぐに戻ってくる」という意味があります。
虎は黄金色の体の色から、金運を招く象徴として知られているため、旅行や金運にまつわる行動や旅行には向いている日と言われていますが、婚姻には不向きな日とされています。
5月11日(木)、5月23日(火)【巳の日】
巳(み)とは蛇のことで、七福神で唯一の女神である弁財天の使い・化身といわれています。弁財天は嫉妬深い神様といわれているので、婚姻関係のイベントを行うのは避けた方が良いとされています。
金運の象徴とされているため、金運に関しては縁起のいい日です。
5月6日(土)、5月14日(日)、5月23日(火)、5月31日(水)【不成就日】
文字通り何ごとも成就しない日、悪い結果を招く日とされているため、ふたりの未来を始める大事なイベントを行うのは避けたほうがよいかもしれません。
日程調整が難しい5月挙式。人気シーズンは早めの予約が安心!
春風が心地いい5月は、ガーデンウエディングなど新緑の季節ならではの野外演出が楽しめる結婚式のハイシーズン。人気の時期だけによい日取りや土日の予約は埋まりやすいため、5月に結婚式を挙げたいカップルは、早めに計画をたてておくことをオススメします。
また5月といえば、気になるのが大型連休。2023年はカレンダー通りだと5/3~5/7までの5連休になります。帰省や旅行を考えるゲストも多いので、もし連休中の結婚式を行うなら早めに報告を入れ、日程の確認をしておきましょう。
日取りのアイデアとして、縁起がいい日をご紹介しましたが、それにとらわれすぎずお互いの誕生日や記念日など、ふたりだけの大切な日で決めるカップルもいます。
どの日を選んでも、ふたりで決めたからこそ特別な記念日。ふたりの気持ちを大切に、新しいスタートを切る 大切な1日を選んでみてください♪
▼そのほかの月の縁起のいい日をチェック♪
※ 2021年4月 時点の情報を元に構成しています
「入籍・婚姻届」 の キホン に含まれています