すぐに化粧が崩れてしまう人は要注意！洗いまくってもテカる・ベタつく人は◯◯が原因だった

私たちの表皮は28日周期で新しい細胞に生まれ変わっていますが（ターンオーバー）、スキンケアの効果がしっかり発揮されるにはターンオーバー３回分の期間が必要、と言われています。

だから結婚式当日をベストな自分で迎えたい！と願うプレ花嫁さんなら、式の約3ヶ月（100日）前から集中的にスキンケアを始めるのがオススメ。今回は、アラサーになっても悩める女子が多い、手強い【ベタつき】をピックアップ。

肌が見違える100日美容のポイントを、フルラインナップで美容ライターKEUさんご紹介します！

監修・執筆：美容ライター　KEUさん
大手コスメ会社のコピーライターとしての勤務経験から、スキンケアの基本知識と商品知識を習得。現在はフリーランスの美容ライターとして活躍中。スキンケアは何よりも基本が大切という自身の肌も透明感のあるつるつる肌で、編集部メンバーのあこがれ。

ベタつきを元から抑えてさらさら肌を手に入れるスキンケアメニュー

アラサー世代になってもすぐに肌がテカってゴワつきがち。 ランチタイムにはすでに化粧がくずれてる・・・。

そんな肌のベタつきやテカリにお悩みの方、ついつい若いころと同じ皮脂対策ケアを続けていませんか？

アラサー以降の世代で肌がベタつく・テカるというのは実は「肌表面はオイリーなのに肌内部が乾燥しているインナードライ肌」になってしまっていることが多いんです！

それなのに、いつまでも皮脂を取り去ることに重点をおいたオイリー肌のお手入れを続けていると、ベタつきやテカリは解消されず、さらに乾燥もひどくなり肌老化が進んでしまうという悪循環に！

今すぐ「大人のベタつき肌」の原因と対策を知って正しいケアを取り入れ、結婚式という晴れの日を清潔感のあるすべすべさらさら肌で迎えましょう。

Menu1　うるおいをしっかり残す洗顔料をチョイスする

ベタつきが気になると、脱脂力の高いクレンジングや洗顔料を選びがちですが、インナードライ肌にとってはこの洗顔のステップがとても重要。

洗浄力の強いアイテムで、本来肌に必要な皮脂までごっそり取り去ってしまうと肌は外部などの刺激から自分を守ろうと働き、もっと皮脂分泌量を増やしてしまうんです！

このスパイラルを止めない限り、アラサー肌のベタつきはいつまでも改善しません。 まずはいつも使っているクレンジングや洗顔料を見直して、肌の汚れや余分や皮脂は落としながらも、うるおいをしっかり残すアイテムにシフトしましょう！

洗顔した後に肌がつっぱらない、しっとりすると感じるくらいがあなたの肌にちょうどいい洗顔料の目安になります。

Menu2　日中、皮脂が浮いてきたら「トイレットペーパー」でオフ！

日中、テカってきたらすぐさまあぶらとり紙でオフする、というのが習慣になっている方も多いのでは？

実はあぶらとり紙は高い皮脂吸収力をもっているため、皮脂がなくなるまで何枚も何枚も使っていると余計に皮脂分泌を促してしまう原因に。

また、あぶらとり紙で肌をゴシゴシしている方も要注意！肌をこするその刺激が、乾燥や赤みなど肌ダメージにつながってしまいます。

日中浮いてきた皮脂をオフするなら、トイレットペーパーでやさしく肌を抑えるのがオススメ。

トイレットペーパー！？と驚くかもしれませんが、皮脂吸収力がそれほどなく、表面も凹凸織りになっていて肌に密着しないため、肌表面の皮脂だけをとってくれるんです。

携帯するにはちょっと・・・というときは肌ざわりがやさしい保湿系のティッシュかポケットティッシュでもOK。肌表面のテカリだけをとるように、そっと肌を押さえるように使いましょう。

Menu3 　スキンケアは水分だけでなく油分もしっかり与える

皮脂やベタつきが気になると、スキンケアもつい化粧水や美容液だけで終わらせてしまいがちですが、これではいつまでも肌のベタつきは改善できません。

過剰な皮脂分泌を抑えるには、肌内部の水分と油分のバランスを整えることが大切。

化粧水で肌に水分を与えたら、その水分を逃さないよう乳液やクリームできちんと「フタ」をすることを心がけましょう。

ちなみに、ベタつきが気になるからと「オイリータイプ」「さっぱりタイプ」のスキンケアを選んでいる方も要注意！

こうしたアイテムには清涼感が感じられるようにアルコールを配合している処方が多く、気持ちよく使える反面、アルコールが刺激になって皮脂分泌を促してしまう場合も。

ベタつきの少ない優秀な保湿アイテムもたくさんあるので、なるべくアルコール不使用の化粧品を選ぶようにしましょう。

Menu4 　UVケアで過剰な皮脂分泌をSTOP！

紫外線は肌を乾燥させるため、肌内部の乾燥を進めてしまう原因に。すると肌は乾燥から守ろうとさらに皮脂分泌を活発にしてしまいます。

特に夏になると、よりベタつきが気になるのは、紫外線による乾燥が関係していることも大きいんです。

シミ・しわ対策でUVケアをしている方も多いと思いますが、皮脂の抑制にも有効なので、ベタつきが気になる方は1年を通して紫外線対策を抜かりなく行いましょう。

menu５：食事や睡眠も、ベタつきに関係していた！？

皮脂分泌が過剰な原因は、スキンケアだけでなく生活習慣も深く関わっている場合も。 たとえば香辛料やカフェインなどの刺激物や、甘いもの、揚げものなど脂肪分の高い食べ物は皮脂の栄養になりやすく、皮脂分泌を増やしてしまう作用があります。

ベタつきが気になる方は、皮脂分泌を抑えるビタミンB2、B6皮脂の酸化を防ぐビタミンCを含む食材ー豚肉や納豆、鮭、フルーツなどを意識的に毎日の食生活に取り入れてみましょう。

また睡眠不足や過度なストレスもホルモンバランスを乱し過剰な皮脂分泌の原因に。

式の準備などでせわしなく、生活が乱れがちで最近肌のベタつきが気になってきた！という方はこれを機会に見直してみて。

ベタつきの元凶は皮脂のとり過ぎにあり！今すぐ悪循環を断ち切って、うるおいケアへシフト

テカりや化粧崩れの原因になるからと何かと天敵扱いされがちな皮脂ですが、 うるおいを守ったり、外部刺激から肌を守ってくれたりと肌を健やかに保つためには必要不可欠な存在。

必要だからこそ皮脂をとりすぎると、肌を守ろうとしてさらに皮脂分泌が活発になるのです。

この皮脂の悪循環を断ち切るためには、肌に水分・油分をしっかり補給してうるおいバランスを整えるスキンケアに今すぐ切り替えましょう。

肌内部の状態がよくなれば、自然と皮脂分泌量も正常https://admin.mwed.info/articles/new#になってくるはずです。

ただベタつくどころでないほど皮脂量が多い方や正しいスキンケアを行っていてもどうしても肌の調子が改善ができない場合は、一度、皮膚科に相談することをオススメします。

インナードライ肌をこじらせて余計な肌トラブルを起こしてしまう前に自己流ケアを見直して、キメの整ったすこやかな肌を手に入れてくださいね。

※ 2020年12月 時点の情報を元に構成しています