妊活どうする…？挙式・披露宴を延期したカップルたちのホンネと実態

2020年6月に新型コロナウィルスによる緊急事態宣言は解除されたものの、その後、7月下旬より感染者が拡大してまだまだ収束が見えない状況…。

みんなのウェディングでは、そんな状況下の2020年6月～8月に挙式・披露宴を予定していたカップルに緊急アンケートを実施。
挙式・披露宴の開催状況をお伺いしました。
「実施したい…」「でも延期にすべき？？」
…カップルたちの不安な気持ちが浮き彫りになったアンケート結果となりました。

決行、延期、中止、形式変更…それぞれのカップルの決断とは

2020年6月～8月に挙式・披露宴を予定していたカップルの開催状況で、もっとも多かったのが「延期」という判断。
半数のカップルがやむを得ず「延期する」という決断をしたという結果になりました。
ついで多かったのが「予定通り開催」。約3分の1のカップルは、悩みつつも予定通り決行したという結果に。
そして、当初予定していた結婚式から形式を変えての開催、中止、という回答が続きました。

延期をきめたカップルには「2回目の延期」が2割も…

3月～5月に予定していた式を一度延期していたカップルが多かったため、この7月、8月で2回目の延期を判断したカップルもいます。
今回の調査対象の方々は、延期回数「1回目」という回答がほとんど。しかし「2回目」という回答も2割…。
先の見えないこのコロナ禍で、挙式・披露宴をどうするべきか何度も決断を迫られている様子が伺えます。

延期を決めたものの…どのカップルも悩みは尽きず

式の中止を余儀なくされた、緊急事態宣言発令の4月、5月と異なり、感染者は拡大しているものの、個人に判断がゆだねられている現在。
実施できる選択肢があることは喜ばしいことでありつつも、だからこそ、どうすべきかが個人の判断にゆだねられていることがカップルにとっては大きな重荷となっているようです。

日取り、ドレス、ブーケ・・・
さらに、悩ましいのは家族やゲストの参加調整。

「余命短い親族がいたため、延期にした場合参加できない可能性があることがネックだった」

「母親も病気だから早くやりたいけど、この状況じゃ無理だと延期に」

参加する親族のために早くやりたかったという声が多く上がりました。
晴れ姿をお世話になった人に見せたい、でも開催するのも不安…という葛藤が伺えます。

「いつになれば不安なく出来るのか」

「延期した時期でも開催できるのか、新婚旅行は行けるのか」

一旦延期を決めても、延期した日に実際に開催できるのか、再延期になるのではないか、という不安の声も多く挙がりました。
誰にも読めないこの状況だからこそ、判断が難しい、この判断は合っているのか、と悩むカップルたちが多い様子です。

妊活どうする？ライフプランが遅れることに焦りの声も…

また、散見されたのが、妊活の問題。

「妊活ができない。ライフプランが大幅に遅れることが不安」

収束が見えない中、確実に実施するためにはかなり先の日程に延期することが安心とわかっていても、年単位での変更はライフプランへも大きく影響します。

その中でも、特に妊娠の問題は多くのプレ花嫁さんを悩ませるテーマに。
挙式・披露宴後に妊活をしようと考えていたカップルが多く、妊活が遅れることを危惧している花嫁さんの切実な声が聞かれました。

未曽有の今だからこそ、自分たちらしさを考えぬくチャンス

この未曽有の状況下で、行き場のない気持ちを抱えているカップルの切実な声が多数あがりました。
このコロナウイルス感染症については、価値観や温度感も人によって差が大きいもの。
カップル同士で、親との間で、親族との間で、友人や職場の仲間との間でと、意見の違いから、ストレスを溜めている方も多いようです。

現在、多くのプレ花嫁さんが挙式・披露宴に関して多くの深い悩みを抱えていることが、ひしひしと伝わってきたこのアンケート調査。

決行、延期、形式の変更、そして中止。

さまざまな選択肢がありますが、カップル同士で、家族同士で、そして式場のプランナーの方々といっしょに、自分たちらしい式のありかたを模索していきたいものですね。

みんなのウェディング「挙式・披露宴の開催状況についてのアンケート2020年8月」概要
アンケート方法：インターネット調査
アンケート期間：2020年8月11日（火）～8月17日（月）
対象者：2020年6月～8月に挙式・披露宴の開催を予定していた方
有効回答数：70人

※ 2020年9月 時点の情報を元に構成しています