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HAKU wedding onlineで「ひとつ屋根の下」のオンライン結婚式!

2020.06.23

withコロナ時代と呼ばれる今、結婚式のスタイルにもソーシャルディスタンスを意識した『オンライン結婚式(リモートウェディング・リモート婚)』という新しいスタイルが話題です!
今回は、オンライン結婚式で素敵なウェディングを叶えたカップルを取材しました♪

オンライン結婚式を挙げた理由

取材させていただいたのは、、オンライン結婚式のプロデュースサービス『HAKU wedding online』を使ってオンライン結婚式を挙げたnanakoさん&hiromuさんカップルです♪
今回のオンライン結婚式は、トライアルの模擬結婚式ではあるのですが、おふたりは婚約中のリアルカップル*
本番さながらに親類やゲストを呼んでオンライン結婚式を行いました!

ライター大石

まず、オンライン結婚式を挙げたいと思った理由を教えてください!

新婦

私たちはもともと同棲していて、今後リアルに結婚式も考えているので、5月に『HAKU wedding online』のサービスが立ち上がったとき、ぜひやりたい!と名乗り出ました♪

新郎

オンライン結婚式は、結婚式の0.5次会みたいな気持ちでとらえていましたね!
実際のゲストもリアルな友達を呼んで、台本などはとくになく、今思っているありのままの気持ちをゲストに伝える機会にしたいと思いました。

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これがふたりのオンライン結婚式!

それでは、具体的におふたりのオンライン結婚式の内容を伺っていきましょう♪

ゲストについて

ライター大石

オンライン結婚式には何人のゲストを招待されたのでしょうか?

新婦

新婦側のみのゲストを招待して、子どもも入れて25人でした。
友人が8人、親族が10人ちょっと、その他が職場の人です。

新郎

僕たちは職場は同じなので、職場からのゲストは新郎新婦共通です。
基本的にゲストにはみんな電話でお知らせをして、都合のいい日程を聞き、そこからできるだけ多くのゲストが来られる日に結婚式を決めました。

ライター大石

なるほど、日取りもゲストの都合に合わせて決めたのですね!
ゲストへのおもてなしの準備はどのように進めていかれたのでしょう?

新婦

準備の段階では事前にパーティーに必要なものをボックスに入れた『Wedding Kit』というものをゲストにお送りしました♪
その中には、それぞれの友人との思い出などをまとめたゲストブックが入っていたり…。
あと、みんなで同じ飲み物で乾杯したいと思ったので、みんなの名前入りのビールも入れました!
そして、みんなの家を飾り付けられるアイテムなども詰め込み、前日に届くようにしました*
乾杯酒は冷やしておいてほしいなど、詳しい説明書もついています。

ライター大石

ゲストへのおもてなしにも楽しいこだわりがいっぱいですね♪

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オンライン結婚式の準備期間は約2週間

おふたりがオンライン結婚式の準備に、どのくらいの時間をかけてどんな準備をしてきたのかも気になるところ!
詳しい準備のプロセスを伺っていきたいと思います*

ライター大石

オンライン結婚式を挙げると決めて最初の打ち合わせから、準備期間はどのくらいでしたか?

新婦

約2週間です!

準備期間の流れ

  • 2週間前: 人数とゲストリストを出して、日程を決める。
    結婚式のスタイルに応じてWeb通話システムを決める。
    今回はZOOMに。

  • 10日前:予算を決める。カメラマンや衣装など、パートナーさんも決める。

  • 8日前:進行の仕方を決める。

新婦

挙式と披露宴を両方したいというのは最初から決めていました。
そして、オンラインで牧師さんを呼んでキリスト教式をするのは私たちのイメージと違ったので、みんなの前で誓いを立てる人前式のスタイルにすることに。

ライター大石

配信方法としてZOOMを選んだ理由は何ですか?

新婦

自分の職場が3月からリモートワークになっていて、基本的にZOOMを使っていたので、慣れていたっていうのがまずあります。
また、ゲストを中学(の同級生)、高校、家族、職場というようにお部屋に分けたかったのですが、ZOOMだとブレイクアウトルームという機能でそれができるというのが一番大きかったですね。

ライター大石

まさに披露宴のテーブルのようにゲストをグループ分けすることができるんですね!

新婦

そうです♪
25人が一斉に喋ることはできないので、それぞれの距離感で会話ができたらと思いました。
それぞれのお部屋に私たちも順に入って集合写真を撮ったりして、フォトラウンドっぽいこともできました!

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いよいよ結婚式当日!

2週間という短期間で万全の準備をして、いざ結婚式本番!
当日のスケジュールと、さまざまな演出について伺っていきます♡

オンライン結婚式当日のスケジュール

  • 朝9時:パジャマ姿でおうちで写真撮影

  • 9時30分:ドレスに着替える前に、装花など飾り付け

  • 10時:着替えヘアメイク(セルフ)

  • 11時:ファーストミート代わりのファーストレター

  • 11時10分:自宅近くの思い出の場所で、衣装姿で撮影

  • 12時:リハーサル

  • 13時:受付準備

  • 13時15分:ゲスト受付開始

  • 13時30分:ZOOMの使い方レクチャー(HAKUプロデューサーによる)

  • 14時:オープニングムービーが流れ、新郎新婦登場
    バージンロードを歩く演出の代わりに、お互いの大事な人(母、恩師)から言葉をいただく
    指輪の交換
    友人たち3人に頼んだ誓いの言葉
    結婚証明書にサイン

  • 14時20分:パーティー開始、なれそめムービー
    名前付きのオリジナルビールで乾杯
    前菜を食べながらゲストみんなの紹介
    クッキングタイム
    ブレイクアウトルームに分けて歓談

  • 15時30分:ゲストと家族へお手紙
    今までの思い出のムービー

  • 16時:挨拶、お開き

盛り沢山の一日ですね♪
それでは、気になるポイントを詳しくお聞きしていきましょう!

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装飾と衣装もおうちでの配信を意識♪

おうちでの結婚式だと、式場みたいに華やかにできるのか…と気になるところですが、HAKU wedding onlineでは装飾もばっちりプロデュースしてくれます♪

装飾キットをフル活用!

新婦

装飾は、新郎新婦に装飾グッズとデザイナーからの仕様書が届くので、それにしたがってふたりでやりました。

ライター大石

仕様書まで!
それは親切ですね*
全部自分たちでDIYするとなるとかなり大変そうです…。

新郎

その点、新郎新婦用の装飾グッズのキットはふたりで楽しみながらできるレベルでした♪
僕たちの場合はちょうどいいソファがあったので、それを高砂ソファにすることにしました。
当日どこでZOOMをつなぐかも、衣装も鑑みて見やすく映える場所を、担当のプロデューサーとデザイナーの方に相談しながら決めました!

オンライン映えする衣装選び

ライター大石

衣装もナチュラルな感じでとてもおしゃれですね!

新婦

おうちでの結婚式なので、普段着に近いような袖付きのドレスにしました♪
オンラインだとトップスしか映らないので、トップスに刺繍がついているデザインを選びました。
新郎もカチッとしすぎず、チェック柄のジャケットをチョイスしました。

新婦

装花におすすめのお花も担当のプロデューサーに教えてもらえるんです。
そのアドバイスを参考にして、式の前日に近所のお花屋さんに買いに行きました♪
結婚式の装花って本来すごくお金がかかるんですよね。
でも、自分たちで購入することで総額5,000円とリーズナブルに装花が用意できました♪

ライター大石

費用面でも嬉しいポイントですね!

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リアル結婚式の感動を「オンラインならでは」に転換!

次に、気になる挙式の演出について詳しく伺っていきます♪

新郎

僕たちにとっても初めての体験でしたが、「リアルでできて、オンラインではできないことってなんだろう?」ということから考えていきました。 オンラインでのイベントって、一体感を求めすぎて配信側が一方的にゲストにリアクションなどを強要してしまうというパターンも考えられますので…。
そうならないよう、担当プロデューサーに相談してやりたいことの中からベストな結婚式に導いてもらいました。

新婦

たとえば、オンラインだとバージンロードをお父さんと歩けない…ということがありますが、バージンロードはそもそもこれまでの人生で歩んできた道を表すもの。
その意味合いをオンラインならではの演出に転換できないかと考えました。
それで、バージンロードを歩く代わりに、私の母に私が生まれた日のことを振り返ってもらうことにしました。 そんなふうに、リアルな結婚式で心が震える場面を、どうすればオンラインに転換できるかをいろいろと考えました。

ライター大石

それは、さらに感動が高まりそう…!

新婦

結婚式の入場って緊張しがちですが、オンラインでのこの演出は、自宅で落ち着いて聞けたのも良かったです。
そして、最後のサプライズとして、ゲストのみんなに送ったキットの底板を外してもらうと手紙が入っている…という演出をしました!
みんな3分間くらい無言で読んでくれていました(笑)。

ライター大石

素敵なサプライズ!
キットで届くからこその驚きがありますね♡

新婦

みんなが手紙を見つけたあと「実は手紙が入っていない人がいます!」と私たちがアナウンスしました。
それはお父さんとお母さん。
両親には、その場で私から手紙を読み上げました*
そして最後に、エンドロールとして事前に制作したみんなとの思い出のムービーを流しました!

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ミーティングツール『ZOOM』をスムーズに使うために

ステイホーム期間になって一躍普及したオンラインのミーティングツール『ZOOM』。
滞りなく配信できるように、またゲストの皆様にもスムーズに使ってもらうために、さまざまな工夫をしたそうです♪

ライター大石

オンライン結婚式でも、リハーサルってやるんですね!

新婦

リハーサルでは主に、司会をお願いしたHAKUのプロデューサーと、見えないところで音楽や画面のオペレーションをしてくれている方と一緒に、オープニングの挨拶や、動画の流し方機材のセットなどを確認しました。

新郎

オペレーターの方には、たとえば誰かが手紙を読んでくれているときは、その人を大きく映すように画面を切り替えてもらう、などの操作をお願いしていました。
今回、一眼レフをPCにつないでZOOM配信をしていたのですが、やっぱりそれがきれいでおすすめです!

ライター大石

そして、ゲストがZOOMに入室した後にZOOMの使い方のレクチャーをするというのはとても親切ですね!
電子機器に慣れないご年配のゲストや、ZOOMを使ったことがないゲストは、使い方がわからない人も多そう…。

新婦

ZOOMの機能である画面共有を使いながら、ZOOMになじみのない人に向けてレクチャーしました。
また、ZOOMで全員が拍手をすると音が割れてしまったりするので、その代わりに事前にゲストに送っておいた承認を表す旗を振ってもらうことにしました。

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「ひとつ屋根の下」で同じ料理を味わう時間*

リアルな場での結婚式だと、重要なおもてなしのひとつが『料理』ですが、オンライン結婚式ではどのように再現したのでしょう?
おふたりが体験したHAKU wedding onlineでは、楽しい食事タイムも実現できたようです♡

新婦

私たちのオンライン結婚式のテーマは、「ひとつ屋根の下」
幼なじみと家族と過ごすおうちでの結婚式をイメージしたので、料理は欠かせません。
みんなで同じ物を食べたかったので、最後にひと手間加えて完成するフルコースのケータリングを、ゲストと私たちの家に届けてもらいました♪
料理タイムはだいたい20分。
みんな自由に携帯をキッチンに持って行って見せながら、楽しんで作ってくれていました*

新郎

オフラインの結婚式だとみんなで料理を作るという演出は難しいですが、ゲストみんなが自宅でなおかつオンラインであるということで叶った演出アイデアです。
オフラインだと、考えつかなかった発想でしたね!
盛りつけた後、みんなで見せ合うのが楽しかったです。
オリジナリティを出すゲストもいるし(笑)。

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オンライン結婚式、ゲストの反応は?

ライター大石

実際にオンライン結婚式を終えて、ゲストの方々の反応はいかがでしたか?

新郎

めちゃくちゃ反応良かったよね!
びっくりした!

新婦

みんなとフラットに、アットホームに話せたので、「次に会うのがますます楽しみになった!」って言ってもらえました。
事前に送ったキットとか料理とか、新鮮で喜んでもらえましたね♪
そして新型コロナの影響で帰省すらできていなかったので、おじいちゃんとおばあちゃんは画面上でも会えたことをとても喜んでくれました!

新郎

孫のドレス姿を見るって、きっととても感動的ですよね。
映像で見て、すごく喜んでくれていましたね!

新婦

予算の関係で結婚式を挙げられないと思っていた人でも、オンラインなら低予算でドレス姿を親類に見せられるっていうのは可能性が広がりますね!

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オンライン結婚式、ここが良かった!

新婦

挙式中ってゲストがどんな表情をしているかなかなか見えなかったりするものですが、みんなの表情がちゃんと確認できたのはオンラインならではでした♪

新郎

手紙を読んでくれる方の表情って、画面上でも力があって、思いが伝わってきましたね!
あと、僕は普段まったく料理はしないんですけど、今回の料理は盛りつけの仕様書なども入っていて、自分でも映えるものが作れる!というのがすごく嬉しかったです。

新婦

私たちの場合は、オンラインであることによるトラブルなどもとくにありませんでしたが、通信環境が整っていなかったり、機器が使えない方がいる環境には、補助が必要というのは注意点ですね。
ZOOMも設定が細かかったりするので、フォローするサービスなども必要かもしれません。
私も祖父母が機械に強くないので、今回はフォローしてもらえてよかったです♪

新郎

HAKU wedding onlineでiPadを手配してくれるサービスなどもあるので、使い慣れていない方はiPadを借りて、アプリを押すだけで参加することもできます。

新婦

まだまだオンライン結婚式の「正解」が世の中にない状態ですが、HAKU wedding onlineでは結婚式場などの現場で働いてきた方々がプロデュースしているので、そのノウハウが自宅でも活かされていて心強かったです!

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オンライン結婚式を考えている方へアドバイス*

オンラインでもゲストみんなが同じ場にいるかのようにあたたかい雰囲気のウェディングを叶えたおふたり♡
最後に、これからオンライン結婚式を考えている新郎新婦さんに向けて、メッセージをいただきました*

新婦

オンライン結婚式、自由な結婚式をやりたい人にもとてもおすすめですよ!
家族での結婚式をやったあとに二次会をオンラインでやったりとか、海外挙式の様子をオンラインで見てもらったりとか、ふだん仕事で来られない人にスピーチだけ参加してもらうとか…オンラインを「部分使い」するというのも、可能性が広がりますね♪
結婚式の中でオンラインを取り入れることによって、おめでとうの気持ちが届きやすくなったり、今まで来られなかった人が来やすくなるのは嬉しいですよね!
そしてオンライン結婚式って、従来の結婚式とはシステムも内容もなにもかも違うので…。
逆に、従来の結婚式に対して「もっとこうしたい!」という考えがある場合、オンライン結婚式で自分たち好みに変えられることも!
オンライン結婚式だからこそ、叶うかもしれません!

ライター大石

なるほど!
今後新型コロナが収束しても、リアルな結婚式にオンライン結婚式を部分的に取り入れるというのはすごく良いアイデアですね♪
結婚式の可能性がさらに広がっていくのが楽しみです!
nanakoさん、hiromuさん、ありがとうございました!


オンライン結婚式でアットホームな時間を過ごせたことで、お世話になったみんなにまた会うのが楽しみになった♡と語るnanakoさん&hiromuさん*
装飾や料理、ゲストへのおもてなし…オンラインだからこそ味わえるわくわく感も格別ですね♡
オンライン結婚式を考えている方、ぜひ参考にしてみてください♪

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※ 2020年6月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー