結婚式を盛り上げるためにもBGMはマストな演出♪
だけど、意外とお金がかかってしまうことも…。
この記事では、結婚式BGMの費用相場と節約方法をご紹介します。
結婚式のBGMの費用相場
「BGMってお金がかかるの!?」「好きな曲をかけようとしたら予算オーバーになってしまった」など、意外と盲点になりやすいBGMの費用。
会場によってかなりさまざまですが、音響演出代としての費用相場はおよそ5~10万円というところが多いようです。
この費用には設備費用やオペレーター代、著作権のある各楽曲を使用するための許可申請代も含んでいる場合が一般的。
ですが別途、楽曲の持ち込み料が追加になる会場もあるので事前に確認しておくと良いでしょう。
結婚式BGM使用上の注意点
披露宴という公の場で音楽を流すことは、著作権をはじめさまざまなルールがかかわるため、ポイントを押さえて楽曲を使うことで費用もかなり変わってきます。
じつは著作権の範囲でBGMを流す際という行為は、CD原版を頭から流すというのが基本。
- ダウンロード音源をCDにコピーする
- 好きな曲を1枚のディスクにコピーして使う
- ある楽曲を編集して途中(サビなど)から流す
などは複製権といって著作権の範囲を超えるため、個人で手続きしたり、多額の費用が別途かかってしまう場合があるので、これらを希望している方は注意が必要です。
(オープニングムービーや当日の録画DVDを作るのも楽曲の複製にあたるので、音源をどうするか会場に確認しておくと安心)
以上の理由から、基本的に「BGMはCD原版を使用して、頭から流す」というルールを守ることが必要になっているのです。
これらをふまえたうえで、「いったいどんな節約方法があるの?」について以下にご紹介していきます。
できるだけ費用を抑えたい!という場合は、いろいろな節約方法がありますので、参考にしてみてくださいね!
結婚式のBGMの節約方法
一番良いのは、会場にCDの用意がある場合。
自分の好きな曲すべてが揃えばいいのですが、なければ自力で用意するしかないので、CD代の実費が必要です。
CDを持ち込みする際には持ち込み料がかかる場合もあるので、見積もりの段階で気にしておくと節約につながります。
持ち込むCDは原版であれば中古でも構わないので(レンタル用は不可)、中古で費用を抑えるというのも手です!
フリマサイトなどをこまめにチェックしておきましょう!
また、インスタグラムなどのSNSでも先輩花嫁さんからBGMセットとしてお譲りが出ていることもあります♡
使う曲数を少なくする
好きなBGMをシーンに合わせて選ぶ、という作業は楽しい時間である反面、忙しい新郎新婦には少々大変なことも。
そんな時は、どうしても使いたい場面の曲に絞ってしまうという方法もひとつです。
新郎新婦にもっともスポットの当たる入場シーンやケーキ入刀など、ハイライトだけ決めてあとはお任せ!にすれば、CDを用意する費用が抑えられます。
指定した場面以外は会場が用意した曲でつないでもらえるので、無音になるのでは?という心配もありません。
「会場にある音源でお任せして追加料金はゼロでした!」という先輩花嫁さんの声も多数。
たとえば、おふたりのテーマに合わせてオルゴール調やPOPなものという風に雰囲気を指定して依頼すれば、より統一感のあるウェディングになること間違いなしですよ♪
著作権フリーの音楽を使う
著作権フリー(創作した本人が著作権を放棄している、または捜索した本人の没後50年が経過している作品)の楽曲であれば、申請や利用料は不要です。
それに編集したり複製する際にも著作権の侵害に当たることがありません。
なので、自分好みの著作権フリー曲をダウンロードしてまとめたり、その曲のサビなど途中の部分だけを使うということも可能。
検索してみると無料でダウンロードできるサイトもありますので、活用してみましょう。
サビが冒頭にくる曲を選ぶ
頭から流すというルールがあると、どうしても盛り上がるシーンには使いにくいことも。
そんなときは、サビから始まる曲を使う!という方法で解決できます。
意外にサビから始まるウェディングソングやパーティーソングってあるものなんですよね。
盛り上がる曲が多いので、ハイライトの演出におすすめです。
自分で演奏する(演奏権申請済み会場に限る)
もし、ゲストに演奏の得意な方などがいる場合は、生演奏をするというのはいかがでしょうか。
生演奏は思い出の瞬間を演出するのにもぴったりですし、演奏の内容も直接リクエストできるのでこだわり派のカップルにもぴったり。
会場がJASRACなど著作権管理事業者と契約済であれば演奏する権利(演奏権)についても申請済ですので追加料金もかかりません。
希望される場合はぜひ会場に確認を!
会場の雰囲気づくりのためにも大切にしたいBGM。
希望を叶えつつも節約できたらなお嬉しいですよね!
著作権が関係するため、まずは会場にプラン内でどういった演出・選曲が可能なのかを確認しておくと安心です。
ふたりの思い出がいっぱい詰まった音楽で、感動のひと時となりますように♡
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※ 2020年1月 時点の情報を元に構成しています
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