「結婚式に招待されたけど、何を持っていけばいい?」「サブバッグには何を入れる?」など、女性ゲストとして結婚式に参列する際の持ち物に悩むことはありませんか? この記事では、結婚式に必須の持ち物とあると便利なアイテムを、シーン別に詳しく解説します。これを読めば、結婚式当日をスムーズに過ごすための準備が万全に!バッグ選びのコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【必須】結婚式女性ゲストの持ち物リスト
まずは必ず持っていきたい持ち物は以下の通りです。どれも結婚式で欠かせないアイテムなので、出発前に必ずチェックしておきましょう。
【1】ご祝儀
【2】袱紗(ふくさ)
【3】招待状
【4】ハンカチ・ティッシュ
【5】スマホ
【6】財布
【7】メイク道具・手鏡
1. ご祝儀と祝儀袋
結婚式に参列する際、最も重要な持ち物がご祝儀です。慶事では「準備していました」という意味を込めて新札を用意するのがマナーです。銀行で両替し、金額に見合ったご祝儀袋に入れます。表書きと中袋には名前や住所など必要事項を記入しておきましょう。
▼ご祝儀の関係性別相場はこちらからチェック
▼ご祝儀袋の選び方や書き方はこちらをチェック
2. 袱紗(ふくさ)
袱紗(ふくさ)はご祝儀袋が汚れないよう包むために使います。絹やちりめんでできた小さな風呂敷で、バッグのように使える袋型のものもあります。袱紗がない場合はハンカチでも代用可OK。慶事用は赤や紫、ピンクなど明るい色を選ぶのが一般的です。
▼袱紗の選び方や包み方はこちらをチェック
3. 招待状とゲストカード
招待状には会場の住所や開始時間など、当日の移動に必要な情報が書かれています。「覚えているから大丈夫!」と思っても、勘違いしていたりすることも多いです。当日は新郎新婦や他の参列者に確認の連絡を取ることも難しいため、携帯するのがベスト! ゲストカードが同封されている場合は事前に名前や住所を記入し、忘れずに持っていきましょう。
4. ハンカチ・ティッシュ
手を拭いたり鼻をかんだりはもちろん、感動的な挙式のシーンや新郎新婦からのメッセージで思わず涙することも。ドレスについた水滴や汚れを拭くこともあります。ハンカチとティッシュはすぐに取り出せるよう、メインバッグに入れておきましょう。
▼お呼ばれに最適なハンカチのデザインは?基本マナーやポケットチーフの折り方
5. スマホ
式場までの地図確認や友人との連絡、式中はカメラとしても大活躍します。支度しながら連絡を取っていて自宅に忘れてしまった…!なんてことにならないよう、出発前にバッグの中を確認しましょう!
6. 財布(現金・カード)
待ち時間の買い物や式後に友人とお茶する際にお金が必要になることも。必要最低限の現金、クレジットカード、交通系ICカードを持ち歩けるパーティーバッグに入る小さな財布があると重宝します。式中はバッグを置いて席を離れることもあるため、大金が必要な場合は式場や宿泊先の金庫を利用するのが安心です。
7. メイク直しの道具・手鏡
写真撮影が多い結婚式では、こまめなお化粧直しが必須。パウダーや口紅など崩れやすいポイントメイク道具を厳選し、バッグに入れておきましょう。感動の演出で泣いた後や食事後の確認に手鏡があると助かります。バッグに入らない場合はスマホのインカメラやミラーアプリも活用できます。
あると便利な持ち物
結婚式は長時間にわたるためストレスも感じやすいですが、せっかくのお祝い事ですから心地よく、笑顔で過ごしたいもの。そこでここからは 以下4つの場面別に詳しく紹介します!
・もしも!の時にあると助かる
・二次会で役立つ
・結婚式当日をさらに快適にする
場面別に便利なアイテムを紹介。必須アイテムに加えて、自分の状況に合わせて選んでくださいね。
結婚式の移動中や待機時に役立つアイテム
まずは電車や車での移動時や、受付後の待ち時間に役立つアイテムを紹介します。
折りたたみシューズ
慣れないヒールでの移動が辛い結婚式の行き帰りには、折りたたみできるフラットパンプスがあると重宝します。コンパクトに収納できるので荷物になりにくく、ドレスに合うおしゃれなデザインも多いのでぜひチェックしてみて。
ストール・ショール
冷房が効いている会場内では、肌の露出が多いドレスだと寒さを感じることがあります。ドレスに合わせやすいストールやショールがあると、肩掛けやひざ掛け代わりとして使えて快適です。結婚式で使える羽織ものの種類や素材は、下記のリンクからチェックしてみてください。
▼結婚式の羽織ものの選び方はこちら
折りたたみ傘
雨の可能性がある日はもちろん、天気が不安定な季節には折りたたみ傘を持参すると安心。移動中に雨が降ると、ヘアスタイルやメイク、ドレスが台無しになることも。晴雨兼用の折りたたみ傘を選べば、夏は日傘として使えます。
もしも!の時にあると助かるアイテム
慣れないドレス姿で長時間過ごす中では、靴ずれや体調不良など予想外のトラブルが発生することも。そんなトラブルを予防、解消するためのアイテムも紹介します。
ばんそうこう
結婚式のトラブルで多いのが靴ずれです。痛み緩和のためと、ドレスや持ち物を血で汚さないよう、絆創膏を持参するとよいでしょう。通常の絆創膏と靴擦れ専用の絆創膏の両方があると効果的。予防としてパッドを仕込んでおくのもおすすめです。
ヘア用品
せっかく整えたヘアスタイルも、移動中の風や湿気で崩れてしまうことがあります。そんなときのために、ヘアピンやヘアゴム、携帯用のミニサイズのヘアワックスやヘアスプレーなど、簡単にヘアスタイルを直せるアイテムを持っておくと心強いです。
替えのストッキング
いつの間にか穴が開いていたり、伝線していたりすることが多いストッキング。式場によってはストッキングの自動販売機があったり、フロントで購入できる場合もありますが、当日履くものと同じものを1足予備で用意しておくとよいでしょう。
モバイルバッテリー・充電器
当日は朝からスマートフォンが大活躍。いつの間にか充電が無くなってしまい、写真も撮れず、帰りの電車の時刻がわからない!なんてことにならないためにも、モバイルバッテリーを持参するのがおすすめ。スマホにつけたままでも邪魔にならないコードレスのコンパクトなデザインも多いので、ぜひチェックしてみて。
常備薬
頭痛薬や胃薬など、普段から使っている薬がある方は、少量を持参しておくと万全です。結婚式は緊張したり普段と違う食事をしたりすることで、体調を崩すこともあります。特に持病がある方は、必要な薬を忘れずに持っていきましょう。
二次会で役立つアイテム
続けて二次会に参加するという人は、さらにこんなアイテムがあると役に立ちます。
二日酔い防止薬
二次会ではカジュアルな雰囲気も相まって、お酒を飲み過ぎてしまうという人も多いです。翌日に予定があるという人は、二日酔い防止のドリンクやサプリメントを持っていき、二次会の前に飲んでおくといいですね。
エコバック
二次会ではゲームの景品やプチギフト、花束などをもらうこともあります。品物を入れる袋は用意されていることがほとんどですが、いくつもの袋を下げて帰るのは大変ですよね。帰りの荷物をある程度ひとつにまとめられるように、丈夫なエコバッグを持っておくと便利です。
羽織り
コンパクトな二次会会場は冷暖房が効きやすくなります。特に夏場は外と中の温度差が激しく、短時間でも体調を崩しがち。気温差に対応できるよう、冷房対策のショールとは別に、薄手の羽織りものを用意しておくと体調管理に効果的です。
マウスケアグッズ
お酒を飲んだり、おしゃべりをしたりする機会が多い二次会では、口臭対策に小さなマウスウォッシュやブレスケアのタブレットを持っておくと好印象。待ち時間に歯の汚れもケアしたいという人は、コンパクトなシートタイプの歯ブラシがおすすめです。
結婚式当日をさらに快適にするための持ち物
あると便利なアイテム最後は、混雑する受付時にあると助かるアイテムや、置き場所に困るバッグに便利なアイテムを紹介します。
カメラ
スマホでも十分写真は撮れますが、デジカメや一眼レフを持っていくと、被写体との距離がある場合や光が採れない場合にも高画質で撮影することができます。カバンにいれる前に容量の空きと充電の有無を確認しておきましょう。
バッグハンガー
パーティーバッグは膝の上か背中と背もたれの間に置くのがマナーですが、席を離れる時に何度も動かすのがわずらわしいという人はバッグハンガーを用意するとよいでしょう。折り畳みできて、結婚式でも違和感がない控えめなデザインを選ぶのが◎
筆記具
ゲストブックへの記入や新郎新婦へのメッセージの記入など、意外と筆記具が必要になる場面があります。式場側でもペンが用意されていますが、自分でペンを持っておくとペンが空くのを待つ必要がなく、さっと記入できて効率的です。
予備のハンカチ
パーティーバッグにハンカチを入れておくと乾きにくく、じめっとしたり臭うことも…。替えのハンカチを用意しておくと万全です。しめったハンカチを入れておくメッシュポーチもあると、カバンが濡れてしまうこともありません。
【夏】ボディーシート・冷却スプレー
夏の結婚式は、移動中や屋外での撮影で汗をかくことも多いです。会場でも対策はしてくれていますが、皮膚温度を下げてくれるひんやり感のあるボディーシートや冷却スプレーがあると、さらに爽快に過ごせそう。 また、屋外の演出がある場合には、虫除けスプレーやシールがあると重宝します。
【冬】ホッカイロ
移動中や屋外撮影時の冷えが大敵な冬場は、カイロを持っておくと体が温まり、快適に過ごせます。ドレスの下に貼ってしまうと、暖房が効いた屋内では逆に暑く感じてしまうことも。アウターの内側や、屋内でも冷えやすい足元に仕込んでおくのがおすすめです。
結婚式バッグのサイズ選びのマナー
あれもこれもと、ついつい荷物が多くなってしまいがちですが、結婚式はバッグのサイズにもマナーがあります。メインバッグ、サブバッグのサイズのマナーを見ていきましょう。
メインバッグはコンパクトなものを
結婚式の会場で持ち歩くバッグは、クラッチバッグや持ち手のあるハンドバッグなど、最小限の荷物が入るコンパクトなタイプを選ぶのがマナー。椅子の背もたれと背中の間、または膝の上に置いておいても邪魔にならないサイズのものを選びましょう。
サブバッグはA4サイズを目安に
その他の荷物を入れておくためのサブバッグはA4~B5サイズを目安に選びましょう。基本的にはサブバッグはクロークに預けるのがマナー。どうしても会場に持ち込みたい場合には、結婚式にふさわしいデザインのものを選び、必要最低限の荷物だけを持ち込むようにしましょう。
▼結婚式バッグにふさわしい素材やデザインは?選び方マナーはこちら
結婚式におすすめ!おしゃれなフォーマルサブバッグ5選
会場に持ち込まない場合でも、サブバッグはメインバッグと同じ上品な素材感のものを選びます。いくら高級なブランドのものでも、紙素材はフォーマルな場にふさわしくないため、ブランドのショップバッグもNGです。 「どんな素材やデザインを選べばいいのかわからない!」という人のために、ここからは結婚式におすすめのサブバッグを5つ紹介します!
さりげないリボンデザインが可愛いサブバッグ
レースとサテンを重ねた上品なサブバッグ。さりげないリボンデザインが、可愛さを一層引き立てます。A4サイズがすっぽり収まるサイズなので1つあると色々なフォーマルシーンで活躍しそうです。
高級サテンがシックな装いを演出するサブバッグ
高級サテン生地にプリーツを施し、ふちをレースで彩ったシックなデザインのサブバッグ。こちらもA4よりも一回り小さいB5サイズです。コンパクトな見た目ながらも、7cmマチと内ポケット付きで、式中に必要な荷物をたっぷり収納できます。
雨でも安心。はっ水加工ありのリボン付きスクエアサブバッグ
雨の日でも安心のトートバッグです。すっきりとシンプルなスクエア型に、アシンメトリーのリボンデザインがさりげない可愛さプラス。 A4サイズのノートが収まるサイズ感で、折りたたみ傘などの長さがある荷物も入ります。
さりげない装飾が可愛いシンプルサテン地バッグ
艶やかなサテン地に刺繍を重ねた華やかなレースデザインです。レースのリボンがさりげないおしゃれを演出するサブバッグ。A4サイズに8㎝のマチ付きと、可愛い見た目ながら大容量がうれしいポイント。一眼レフや携帯用充電器などの嵩張る荷物もすっきりと収まります。
繊細レースがあしらわれたフォーマルサブバッグ
繊細なデザインでコーデを上品に魅せてくれます。A4サイズでもスクエア型なので幅があり、フォーマルドレスにも合う収納力抜群のバッグです。シンプルデザインが大人女子にぴったり
準備を万全にして結婚式を楽しもう♪
慣れないことだらけの結婚式参列だからこそ、事前に準備できることはしておくのが当日を心置きなく過ごすために大切なポイント。 万が一のトラブルも想定した25アイテムがあればもう大丈夫です。 ふたりの門出を祝う素敵な1日を、思い切り楽しんでくださいね。
▼結婚式のメインバッグは何をもっていく?
▼結婚式にふさわしい服装についてはこちらをチェック
※ 2025年4月 時点の情報を元に構成しています
「ゲスト」 の キホン に含まれています