結婚準備には結婚式・披露宴の準備だけでなく、新生活への準備も忘れてはなりません。
家具、家電、インテリアは、揃えるとそれなりの費用がかかるため、必要なものから揃えたいですよね。
新婚生活に欠かせない必需品にはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、新婚生活に準備すべき家具&インテリアをご紹介します。
【目次】
- 1.家具・家電の必需品
- 2.準備のコツ
1.家具・家電の必需品
新婚生活を順調にはじめるためにも、生活に必要な家具・家電をそろえる必要があります。
かつては、男性側が住環境を整える一方、女性側が洋ダンスや和タンスにはじまり、冷蔵庫や洗濯機などの家電など、花嫁道具として一式をそろえる慣習がありました。
しかし、現在は住環境もライフスタイルも大きくかわり、必要なものを必要なだけそろえればよい、という合理的な考え方が一般的になっています。
新生活に必要になるもの
どのような場所に住む場合でも、必要になるものとしては次のものが挙げられます。
【家具・インテリア】
-
カーテン
-
収納ボックス
-
布団など寝具類
-
食器棚
-
ダイニング家具
必須のものとしては、カーテン、寝具類、ダイニング家具類が挙げられるでしょう。
なかでもカーテンは、たとえ節約のためにひとり暮らし時代のものを活用しようとしても、部屋によって窓の大きさや必要な数が異なるため、ほとんどのカップルは新居のために購入しています。
一方、収納家具については、新居の収納スペースによって必要な度合いが大きく変わります。
たとえ必要と判断した場合でも、新婚時代にはあまり高価なものや大きなものを購入しない傾向が強いようです。
ソファやベッドは、必須の家具と考えるカップルもいれば、部屋の広さに応じて検討するカップルもいるようです。
【家電】
-
照明器具
-
冷蔵庫
-
洗濯機
-
掃除機
家電のなかで、必須のものとしては、照明器具、冷蔵庫、洗濯機、掃除機が挙げられるでしょう。
照明器具は、新居に備え付けでない場合が多くあるので、購入品リストに挙げておく必要があるでしょう。
そのほか、エアコンは新居に備え付けられている場合もあるので、購入は新居を確認してからがよいでしょう。
2.準備のコツ
必需品リストを作る
かつては花嫁側が家具や家電を揃えたものでしたが、いまではふたりで相談しながら揃えていくスタイルが一般的。
家具や家電製品は、ふたりの考え方やライフスタイルが強く反映され、こだわるところも様々。
ベッドでなければ寝られない!という人もいれば、ソファはなくても大丈夫、という人もいます。
まずは、それぞれが必要なものをリストアップして、「絶対に必要」なものから優先順位をつけていきましょう。
独身時代に使っていたものを活用する
結婚を機に、家具や家電はひとり暮らし時代のものから一新したい!と考える人は多いかもしれません。
新婚生活にむけて購入するものは、シングル仕様からファミリー仕様に変わります。
けれども、大型になる分、値段も上がり、すべてを買い換えるとなると、かなりの出費。
ひとり暮らし時代から引き続き使えるものはあるか、ふたりでチェックしましょう。
また、必需品ではないものの、プリンタ、ブルーレイ、DVDレコーダー、パソコン、ビデオカメラなどの製品をひとり暮らし時代に買いそろえている人も多いでしょう。
すべて真新しい家具や家電に囲まれて新婚生活をスタートすることも素敵ですが、結婚式・披露宴準備の出費との兼ね合いを考えつつ、ひとり暮らし時代の家具や家電を活用することも検討してみてはいかがでしょうか。
準備のコツ
【家電の買い換え時期を想定する】
家電は10年ごとに買い換えの時期がくるといわれています。
結婚を期に買いそろえた家電が、同じ時期に故障したり買い換えが必要になったりすることは珍しくありません。
一気に買い換えになっては、出費がかさんで大変です。
あるものはひとり暮らし時代からのものを引き続き使い、あるものは新しく購入する、など、時期をずらして購入してみるのもよいかもしれません。
【将来を想定して購入する】
必要なものを必要なときに揃える、というのはとても無駄なく合理的。
比較的安価なものならば、それでもよいのですが、大きな家具や家電は値段もそれなりにするため、頻繁に買い足したり買い換えるものではないでしょう。
新しく家具や家電を購入するのであれば、ふたり暮らしを基準に選ぶよりは、将来家族が増える可能性にそなえて計画することをおすすめします。
特に、ダイニング家具、冷蔵庫、洗濯機などは、少し大きな家具や家電を購入しておくとよいかもしれません。
家族が増えると、大きめのもののほうが便利になりますよ。
※ 2016年6月 時点の情報を元に構成しています
「夫婦関係」 の キホン に含まれています