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兄弟はどこまで参加する?結納に参加する親族の範囲とは

2019.12.18

結婚までのあいだに、両家が顔をそろえる機会をもうけることが多いでしょう。かつては結納がその場でした。
その結納は、兄弟などの親族はどこまで参加するものなのでしょうか。

兄弟が参加する場合の結納や注意点を見てみましょう。

1.本人・両親のみの結納

最も多いパターンは、当事者のみが出席する結納でしょう。

これであれば、両家の家族構成が異なっていても、本人+両親の3名ずつで、等しく同数の出席者となり、バランスがとれます。
両家のスケジュールを調整するのも、この人数であれば比較的融通がきくでしょう。


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2.兄弟の参加する結納

さて、結納は、地域によって習慣が違うことはもちろん、「家」ごとに「家族」の範囲の解釈が異なっていることがあります。

兄弟までを加えて結納を行なうかどうかは、おおよそ次のような基準があるようです。

結納は正式なのか略式なのか

厳かに行ないたい場合は、兄弟を加えずに当事者のみで行なう場合が多いようです。
正式な結納は、決まった「口上」もあり、独特の所作があります。

人数が増えると緊張してしまう、ということもあるでしょう。
一方、略式で行なう場合には、結納を形だけ執り行い、家族紹介をメインと考えるカップルが多いようです。

兄弟が加わるとなごやかな雰囲気になりますね。

体験談
「当事者のみ。兄弟も参加となると、気を遣うのでは?」
■私の場合も顔合わせの時は、お互いの兄弟は参加しませんでした。都合が合えば、参加してもいいかもしれませんが、ご兄弟の方たちも気を使うかなと思って…。(30代前半女性)

体験談
「兄弟参加あり。家族構成が両家同じだったので盛り上がった」
■彼と私の家は家族構成が全く一緒(両親と既婚兄)だったので、すんなり兄夫婦にも参加してもらいました。確かにスケジュールを合わせるのが大変でしたが、両親と本人のみより、更に家族の雰囲気が伝わりやすいので兄夫婦に来てもらってよかったです。最後の方は、親は親、子は子同士で好き勝手おしゃべりしてました。(20代後半女性)

体験談
「兄弟参加あり。たまたま都合がついたので参加した」
■初めは私達と両親だけのつもりだったけど、たまたまお互いの兄弟も都合がついたので、それなら是非一緒にっていうことになって8人での顔合わせになりました。特に兄弟が参加しないといけないとか参加したらおかしいということはないと思います。(30代後半女性)

兄弟は食事会から参加

結納は当事者だけでしっかりと執り行うが、結婚式前に両家家族を紹介したい、というカップルは、食事会から兄弟を加えて顔合わせを行なうようです。

同世代との会話がはずむと、家族が増えることを実感できて、親近感が増すようですよ。

体験談
「結納は当事者だけだが、食事会では彼の弟妹も一緒に」
■私のときは両家の親と本人のみでした。でも、結婚式の時にはじめて兄弟たちに会うのはどうかと思ったので、本決まりのあと弟妹も一緒に食事に行きました。式までの間に何らかの形で兄妹とも会っておくと、お互い親近感がまして、いい感じになれると思います。(20代後半女性)

予算の都合

自宅以外で結納を執り行う場合は、個室をおさえる必要があります。 その際、参加する人数が増えれば、それだけ費用もかかります。

節約という点から、必要な当事者だけで執り行うというカップルもいるようです。

両家の人数バランスを考える

「家族」の範囲を親戚まで含めて考えるという場合があります。

特に、親戚の代表が同席する場合では、双方同じ構成にして結納に参加してバランスをとることがあるようです。

体験談
「兄弟、親戚それぞれ両家一人ずつが加わった」
■当人同志、両親、近くにいる兄弟、親戚から一人ずつという少人数で行ったのと、形だけで良いという考えから。(30代前半女性)


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3.参加する際の注意

地域や「家」によって、結納の考え方は異なります。

自分たちは、結納の形式を中心に考えるのか、家族の懇談を中心に考えるのか、方向性を決めておくとよいですね。

スケジュール調整

参加する人数が増えれば、それだけ日程調整が難しくなりがちです。

はじめから兄弟の参加ありき、とするのか、スケジュールの調整がつき次第とするのか、自分たち二人の方針を決めておくことをおすすめします。

兄弟が既婚者

さらに、兄弟がすでに既婚で結納を執り行った場合は、その兄弟の「前例」が自分たちの結納の基準になるものの、兄弟のときと同じような結納を執り行うことがよいのか、両親も交えて話し合ったほうがよいでしょう。

結納に参加する兄弟にも事前に内容のすり合わせをしたほうがスムーズです。

費用負担の問題

人数のバランスということからは、費用の問題があります。

人数が多く参加する「家」と少ない「家」との間での費用負担をどう分担するのかを決めておくことは大切です。

小さな子どもの参加

小さな子どもが参加するという場合は、相手の「家」にも了承をとることが必要です。 結納の会場選びから慎重に計画する必要があります。


自分たちはどのパターンで結納を執り行うのか、納得がいくまでじっくり話し合ってみてくださいね。

みんなのウェディング相談デスク

※ 2016年6月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー