憧れのウェディング。でもひとつ間違えればゲストからどん引きされてしまう残念披露宴になってしまいます。
やってはいけないポイントを知ることで、自分達は勿論ですがゲストの方達の心にの残るような、そして楽しんでもらえるような披露宴にしたいですね。
ブーケプルズには出たくないのに名指して呼ばないでー
ブーケトスやブーケプルズは披露宴定番の余興で、「幸せのおすそ分け」としてブーケをプレゼントする素敵な演出なのですが、実はとてもデリケートな問題でもあります。
「20代の女性ばかりの中にひとりだけ30代後半だから混ざるのが恥ずかしい」
「行きたくなかったのに名前を呼ばれて嫌だった」
「『独身の方は出てきてくださいー』と独身を連呼していて行きづらかった」
といった意見もあるようです。
事前に余興に参加してもらえるかを確認したり、希望者だけが参加して行う余興にしたり、又は未婚既婚関係なく女性なら誰でも参加できるようにする、などの配慮をすれば、とても素敵な余興になると思いますよ。
突然名指してのスピーチは勘弁
サプライズの演出は感動的ですが、スピーチは事前に依頼をするのがマナーです。
また依頼をする時は「どのタイミングで」スピーチをしてもらいたいのか、ということも伝えておきましょう。
「歓談中のお祝いスピーチだと思って楽しく和めるようなスピーチを考えていたのに、当日主賓の挨拶だった事を知った」と言うようなトラブルを防ぐことが出来ます。
また、主賓の方で話が長くなりそうな方には事前に「披露宴の進行上5分程度でお願い致します」など時間も伝えておくと良いでしょう。
まだ食事も出来ない状態で永遠と主賓の方のご挨拶を聞くのはゲストの方にとっても大変ですよね。
料理が美味しくない、ケチられている感満載!
ゲストにとっては料理も楽しみにしています。
料理が美味しくない、品数が少ない、などは「しょぼい」「ケチられている」と感じるゲストも多いです。
「お色直しは何回もして豪華な衣装を着ているのに、料理はイマイチ」「自分達の事だけにお金を使ってゲストの事は考えてない」などと不満を持たれないようにしましょう。
ありえない引き出物
引き出物も料理と同様で、極端に安っぽいものはゲストから不評を通り越して「不満」になってしまいます。
もし予算を減らさなければいけない場合にも、料理や引き出物などゲストにお渡しするものの予算は削り過ぎないように注意しましょう。
お金をかければよい、と言う事でもありません。
「新郎新婦の写真や似顔絵入り」のマグカップ・食器などを引き出物にしてしまうと、かなりのブーイングになります。
「いらない」「捨てにくい」という意見が大多数。
引き出物を選ぶときはゲストの方に喜んでもらえるものを基準にした方がよさそうです。
いかがでしたでしょうか。
どれも実際の披露宴でよくある内容です。
「私たちは大丈夫」と思っていてもうっかり「残念披露宴」になってしまっている事も。
プランナーさんや司会者さんともよく相談して、ぜひ満足のいく披露宴にしてみてくださいね。
※ 2022年4月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式準備」 の ハウツー・ノウハウ に含まれています