結婚式準備中によく聞くキャンセル料とは・・・?
式場を予約することは、新郎新婦が式場からその日程を購入するという事。
新郎新婦の都合でキャンセルをするという事は、式場もそれまでの販売権利に対して対価を要求しなければならず、その対価がキャンセル料なのです。
一般的に、結婚式にかかる金額が高額なため、式場はキャンセルが発生後に他の予約を取ることが難しいという事情もあり、キャンセルのタイミングによってはキャンセル料もそれなりの額が発生してしまうというケースが多いようです。
「思っていたよりもキャンセル料を支払わなければいけなくなってしまった!」
「キャンセル料を支払うなんて知らなかった!」
という声は良く耳にしますよね。
ただし、キャンセル料がどのタイミングから、何に対して、いくらかかるのか、というのは式場によって様々です。
キャンセル料なんて知らなかった!という事にならないよう、先輩カップルたちの声を元に実際、どのような場合にキャンセル料が発生したのかをご紹介します。
これから、式場を予約しようかなと思っている方は是非参考にしてみてくださいね♪
今回のポイント
・式場決定前には会場のキャンセル料発生のタイミング・キャンセル料金を確認しよう!
・どんな時にキャンセル料が発生するのかを確認しよう!
・キャンセル料は会場だけなのか?衣裳など各アイテムでも発生するのか確認が必要!
それでは実際にあったキャンセル料に関するエピソードをご紹介します。
思わぬところでキャンセル料が・・・
体験談
「災害が起きた場合」
■式まで2週間のところで地震があり、両親が災害にあい、今後の状況が分からない中、1か月以内に延期日時を決めないといけなかったり、年内に実施しないといけなかったり、キャンセルの場合は100%のキャンセル料発生すると言ってきたり(契約上の決まり)、ビジネスはビジネスと割り切っている会社だなと思いました。
400万円以上のキャンセル料払えないので、強引に延期しましたが、両親・親族・友人に、 相当の迷惑をかけました。(35歳:男性:挙式日 2011年06月)
会場によっては災害が起きた場合もキャンセル料がかかる事があるようですね。
体験談
「ヘアメイクだけをキャンセルした場合」
■ヘアメイクのキャンセルをしたときのキャンセル料が事前説明なくかかっているなどのちょっとしたトラブルはありましたが、 これはスタッフの方というより会社の考え方かな?と思うので担当の方への満足度は高いです。
ただお金の事は早めに確認しておくことをお勧めします。(27歳:女性:挙式日 2010年07月)
式自体をキャンセルしなかったとしても、キャンセル料が項目ごとに分かれている場合もあるようです。
また、実際には式を挙げなかったものの、 キャンセル料がきっかけで後味の悪い経験をしてしまった方も・・・。
体験談
「電話でキャンセルをした場合」
■一度は決めようと思いましたが、ほかの会場へお願いするためお断りの電話をしたところなかなか引き下がってもらえずキャンセル料(10万円)を請求されてしまいました。
支払いはせずに済みましたが、後味の悪い経験となりました。(24歳:女性:訪問日 2014年07月)体験談
「担当者と合わずキャンセルした場合」
■一度成約したが、担当者から始め、あまりの不備の多さに不満と怒りを感じ、キャンセルしました。
キャンセル料だけがしっかり請求されたので、本社へ連絡を入れて事情を話したところ、払ったお金をすべて返していただきました。(32歳:女性:挙式日 2013年02月)
キャンセルする理由は人それぞれですが、式場側にも理由があって設定をしている場合がほとんど。
自分の予約したいと思う式場がどんなキャンセル条件を提示しているのかを確認する事でお互いにとってもトラブルを減らす事ができます。
予約をする前にはキャンセル条件を必ず確認するようにしましょう☆
困ってしまったら身近の先輩カップル達や結婚式のプロアドバイザーに相談するのもアリです。
★関連記事
※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式の費用」 の キホン に含まれています