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《お車代・宿泊費》遠方開催の結婚式に招待する際の新郎新婦の配慮とは?

2022.08.15

リゾートウェディングなど、遠方の結婚式に出席するゲストにとって、服装の準備のほか交通費や宿泊費の負担は大きいもの。

また、新郎新婦はゲストの結婚式場までの交通費を「お車代」にて、引き出物も持ち運びが楽なものに配慮する必要があります。

一方、ウェディング費用の増加は痛いですよね。

そこで今回は遠方開催の結婚式に招待する際の新郎新婦の配慮をご紹介しましょう。


遠方開催の結婚式のお車代・宿泊費はどうする?

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新郎新婦にとって、親友には、たとえ遠方であっても、晴れ姿をぜひ見てほしいという思いがあるのではないでしょうか。
また、現在、地元を離れた場所でのリゾート婚など、新郎新婦のいろいろな思いを実現できるオリジナルの結婚式スタイルも増えています。

一方、結婚式に遠方のゲストを招待する場合や、遠方で結婚式を行う場合、一番の問題は「交通費をどうするか」ではないでしょうか。

招待されるゲストにとっても、服装の準備、ご祝儀の用意、ヘアメイクのセットなどの負担のうえ遠方への交通費、場合によっては宿泊費までとなると、出席自体を迷うでしょう。

遠方での挙式を行う場合、新郎新婦は招待ゲストに対して、いろいろと配慮すべきことがあります。

基本的に、お招きするのですから、ゲストの交通費や宿泊費は新郎新婦が全額負担するのが望ましいとされています。

しかしながら、多額の結婚式費用がかかっているうえに、さらにゲストのお車代、宿泊費の負担は新郎新婦には重いものです。
実際のところ、先輩カップルたちは「一部負担」をしたケースが多いよう。

ゲストへの誠意と、費用面とのバランスはどのように考えればよいのでしょうか?

どこまでの距離を負担すべき?

一般的に、新郎新婦側の何かしらの負担が必須とされるのは 公共機関における「特急料金」「航空費」が発生する距離の場合といわれています。
とはいえ、誠意を示すという点からは、それほど遠くない距離であっても何かしらの負担をしたほうがよさそう。

先輩カップルたちが実際に行ったケースから、いくつかのパターンをご紹介してみますね。

【近距離移動の場合】 

  • 例①:東京⇔軽井沢 東京⇔箱根

対応例
当日の交通費はゲストに負担していただくが、一部を「お車代」として包む

足代
当日「お車代」として5000円程度

【新幹線や飛行機での遠距離移動の場合】

  • 例:北海道 沖縄

対応例①
新郎新婦が事前にチケットを購入してゲストに送る

足代
事前チケット購入費

新幹線の駅や空港までの移動はゲストに負担してもらいますが、チケット部分を新郎新婦が購入するパターンです。

この方法は新郎新婦にとって最も低価格のチケットをおさえることが可能ですが、新郎新婦側には手配の手間、ゲスト側には時間と便を指定され融通がきかない点がデメリットです。

対応例②
新郎新婦が当日「お車代」として包む

足代
当日「お車代」として数万円(最も安い価格帯を基準/実費の半額/-万円まで、など)

招待ゲストが多忙である場合には、時間や便を指定しない方法が親切です。
その分、事前にどれくらい交通費を負担する予定なのか、ゲストにきちんと伝えておきます。

負担の方法としては、

・最も安いチケット料金を基準に負担する
・実費に対して1/2分を負担する
・片道費用分を負担する
・○万円を負担する

などがあるようです。

対応例③
ゲストに交通費と宿泊費を負担してもらう代わりにご祝儀を辞退

足代
負担しない

一般的なご祝儀の相場を3万円とすれば、この方法はゲスト側が納得しやすいようです。
一方、新郎新婦側としてはご祝儀の総額は減ってしまいますし、ゲスト実交通費と釣り合わないケースも出てくるでしょう。
けれども、この方法はゲストにとっての負担感が少なくなり、新郎新婦側の「おまねき」スタンスが打ち出せそうです。

費用の事は言いづらい…必ず事前にゲストに連絡しよう

交通費や宿泊費について、ゲストからは言い出せないものです。
また、新郎新婦は、おまねきする側として、どういう方針でどこまで負担できるか明確に連絡することが礼儀といえるでしょう。
タイミングとしては招待状をお送りする前がベストです。
たとえ招待状送付後であっても、必ず新郎新婦側が負担することについて伝えます。

そして、全額負担できそうもない…一部負担でも難しい…とゲストの招待をあきらめるまえに、正直に「これくらいしかご用意できないのだけど」と伝えてみましょう。

意外と旅行気分でよろこんで出席してくれるゲストもいますよ。

なお、「ご祝儀ご辞退」と伝えてもご祝儀を用意してくれるゲストがいるかもしれません。
その場合に備えてお礼をどのようにすべきか、考えておきましょう。

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新郎新婦ができる工夫

遠方での挙式の場合、ゲストにそれなりの負担をかけることは事実。
新郎新婦側は十分に気遣いするよう、工夫が必要です。

結婚報告・招待の伝え方

すぐに会える友人であれば、結婚式準備の合間を縫って直接会う時間を作れるかもしれません。

ところが遠方にいるゲスト、地元の友人には、なかなか直接会うことは難しいでしょう。

基本的には、「本来は直接会って伝えるべきところなのだけれど」と前置きして、

  • メールではなく電話で直接話す
  • メールではなく手紙などで報告する

ことでよいとされています。

なお、付き合いの度合いによっては直接会って伝えるべき相手がいるかもしれませんが、無理のない範囲で臨機応変に対応を考えましょう。

招待状への記載

遠方からのゲストに招待状を送付する際には、小さな紙やカードなどに、新郎新婦側から負担を申し出る内容を同封しましょう。

もちろん、負担相応の内容の文面になるように工夫しましょうね。

「このたびは遠方よりお越しいただくため 心ばかりではございますが お車代のご用意をいたしたく ご都合をお知らせいただければ幸いです」

「このたびは遠方よりお越しいただくため 宿泊のご用意させていただいております ご都合をお知らせくださいませ」

「このたびは遠方よりお越しいただくため 何卒ご祝儀等のお心遣いはなさいませんよう お願い申し上げます」

宴会開始時間

遠方での結婚式では、宴会開始時間についても配慮しましょう。
当日かけつけるゲストにとって、出席しやすい夕方以降の開催を予定することが多いようです。

また、日帰りが不可能な時間帯に差し掛かる場合は、必ず宿泊の手配をしましょう。

「お車代」の渡し方

このごろは受付で「お車代」を手渡しするケースが増えているようですが、本来は当日多忙な新郎新婦本人に代わり、両親や兄弟姉妹などの肉親が披露宴の合間を見て、お礼の言葉とともに該当ゲストに「さりげなく」渡すことがマナーです。

新郎新婦から直接手渡すのではないため、誰にいくらを渡すのかをリスト作成し、「お車代」の表書きをきちんと書いておくなど、渡し間違いのないように準備をしておきましょう。

拘束時間を伝えておく

遠方での結婚式ということで、ゲストは現地での観光を予定するかもしれません。

新郎新婦側は、ぜひとも結婚式・披露宴で拘束する時間をゲストに伝えておきましょう。

また、ゲストには

  • 現地の観光地や名産品
  • 現地の気候

を案内しておくと、ゲストが観光する際に役立つかもしれません。

ヘアメイクや着替えの確認をしておく

ヘアメイクや着替えを気にするゲストは多いものです。
現地での美容院の状況、着替えの場所などをあらかじめ調べて伝えておきましょう。

また、必要に応じて美容院の予約、着替え場所の確保を手配する必要があります。
美容院の費用についても、新郎新婦側が負担する場合は、事前にゲストに伝えておきましょう。

引き出物は持ち運びに便利なものを

遠方ゲストは、荷物がたくさんになっています。
引き出物を持ち帰る負担のないよう、持ち運びに便利なものを選んでおきます。

あるいは後日「内祝い」として送付することでもよいでしょう。
内容は現地の名産品を引き出物にすると、ゲストにとっても現地のよい思い出になりそうです。

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まとめ

ほぼ全員が遠方からのゲスト、となってしまう場合は、新郎新婦側の交通費などの負担額と後日あらためて地元でパーティを開催するのとどちらがよいか検討してみてもよいかもしれません。

パーティ形式は、1.5次会や会費制のパーティ、あるいは親族中心ならば食事会などいろいろなケースが考えられます。

遠方の結婚式や遠方ゲストを招待する場合は負担ばかりが気になってしまいがちですが、最も双方が負担なく、楽しめる方法を考えてみてくださいね。


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※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています

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