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結婚式のアイテムにカリグラフィーフォントを使う方法

2020.01.31

招待状などのペーパーアイテム、ウェルカムボードなどのウェディングアイテムを手作りするカップルが増えています。

なかでもカリグラフィーと呼ばれる装飾性の高いデザインフォントは無料ダウンロードもできるため、オシャレなペーパーアイテム作りにはもってこいのフォントです。

そこで今回は、ペーパーアイテム等で使えるカリグラフィーフォントの使い方ご紹介します。

1.カリグラフィーとは

ウェルカムボードやペーパーアイテムを手作りする際、ちょっとしたアイディアで素敵でオシャレな仕上がりにできるコツがあります。

そのひとつが英文字を美しく表現する「カリグラフィー」です。中世ヨーロッパ風の素敵な文字で書かれたウェルカムボードは、「カリグラフィー」によるものです。

カリグラフィーとは、ギリシャ語で「美しい書き物」「美しく気品ある書法」を意味し、気品のある手書きの筆跡で文字を表現する芸術です。

その昔、活字のない時代のヨーロッパでは書物は大切なものであったことから、美しく書き写される必要がありました。

そして、専門の職人によって書き写される文字技術は洗練され、さまざまな文字で表現されるようになり、それが時を経て現代にカリグラフィーとして伝わっているのです。

日本でいえば、ちょうど「書道」に匹敵すると考えてよいでしょう。 スタイリッシュながらも、手書き風のどこか温もりが感じられ、結婚式のペーパーアイテムにはぴったりのフォントです。

カリグラフィーは、専用のペン軸・ペン先を使い、細い線と太い線のコントラストにより美しい文字を表現していきます。 カラフルなインクを用いれば、グラデーションの効果など、より表現の幅もひろがり鮮やかになりますよ。

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2.カリグラフィーの活用法

カリグラフィーの書体を自由に駆使してペーパーアイテムを作成するとなると、それなりの技術が必要です。

カリグラフィー技術でのペーパーアイテム作成には

・カリグラフィー技術を覚える
・カリグラフィーを真似る、ダウンロードする

方法となるでしょう。

カリグラフィー技術を覚える

日本で書道を習うように、カリグラフィーも、その技術を会得して自由に表現するには相応の時間と手間が必要です。また、カリグラフィーにも書道と同じように専門のペン軸とペン先を用います。

また、カリグラフィーの文字にはいくつも種類があり、それぞれが独特の技巧を必要とします。
ペーパーアイテムを自分たちで作ろう!と思い立ってから、カリグラフィーを習うには、時間が足りないと思うのでちょっと現実的ではないかも。

自分たちの披露宴以外でも、今後活用していきたいのであれば、プロの指導を受けることもできるので、習得してみても良いかもしれませんね。

ちなみに、カリグラフィーの技術を解説した入門書や動画もたくさんあるようですよ。

カリグラフィーを真似る、ダウンロードする

カリグラフィーを手書きするとなると、美しく描くにはそれなりの技術が必要となりますが、現在ではWEBサイトやパソコンにインストールされているカリグラフィーフォント(書体)があるので、その字体を手書きで真似してみたり、パソコンでフリー素材をダウンロードするのが一番早いと思います。

パソコンに入っているフォントは、

・ラスティック体
・カロリング体
・ブラックレター体

などが、あるので、書体の雰囲気を見比べながらペーパーアイテムを作成してみてはいかがでしょう?
また、インターネットからフリー素材をダウンロードして使用する方法もあります。
ただし、フリー素材はお手軽な反面、定型文が多く、自由度が利かない場合もあるので、その点がデメリットかもしれません。

体験談 「ウェルカムボードはカリグラフィーで」
■welcom to our weding receptionという文章、名前、日付を書いた紙を印刷して額に入れました。フォントはカリグラフィーにして、模様はネットで探しました。サテンのリボンをまいただけですが自分的には気に入っています。(20代後半女性)

体験談 「カリグラフィーと造花で飾った」
■5センチほどの奥行きがある木製のボードの中に、造花をグルーガンでくっつけた。造花を置いてバランスを見ながらくっつけていくのがおすすめ。文字はカリグラフィーぽく「welcome to our wedding reception」、日付と名前を書いて花で囲った真ん中に入れ、ガラスのふたをしてできあがり。(20代後半女性)

体験談 「カリグラフィーを刺繍して新居に飾った」
■デザイン性のある英文を刺繍した。「wedding」の文字を入れると、式の当日しか使用できないと思い「Welcome! Thank you for coming」と、新郎新婦の名前と、小さく挙式日を刺繍し、新居でもウェルカムボードとして使用できるようにした。(30代前半女性)

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3.まとめ

カリグラフィーは手書きの温もりがあるため、結婚式のアイテムにはぴったりです。

オリジナリティを追求したい!というカップルには、手間と費用はかかりますが、カリグラフィーを刺繍したり、特殊インクでエンボス加工(文字が盛り上がるインク)するなどの方法もオススメ!

ひと手間加えることで、結婚式の想い出を長く味わう「作品」ができるかもしれません。 素敵なウェディングアイテムを作成してみてくださいね。

※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー