ゲストの視線がいっきに集まる結婚式。ドレスを着た上、さまざまな所作やマナーをこなすことはとても緊張するものです。
そんなとき、緊張がほぐれるようなアイテムやおまじないを知っておくと気が楽になるはずです。
結婚式は一生に一度の晴れ舞台。ゲストの視線が集まるなか、ドレスを着た上、さまざまな所作やマナーをこなすことはとても緊張するものです。
そんなとき、バッグに入れておくと緊張がほぐれるようなウェディングアイテムがあるとよいですよね。
そこで今回は結婚式で緊張しない為に試したい方法をご紹介します。
【目次】
- 1.結婚式の緊張
- 2.緊張に備えてのアイテム
- 3.まとめ
1.結婚式の緊張
幸せオーラに輝くウェディングドレス姿の花嫁姿は、とても美しいものです。
たとえ、主役のふたりが挙式での所作をちょっと間違えたとしても、ご愛嬌。
ふたりの一生懸命さが伝わり、まわりのゲストにはかえって微笑ましいものでしょう。
とはいえ、一世一代の晴れ舞台!と思えば思うほど、本人たちの緊張度はアップしています。 たとえば挙式において
・入場のときの足と手の動きがそろってしまい、ロボットのようにぎごちなかった
・指輪交換の手が震えて、うまくはまらなかった
・ベールアップがスムーズにいかなかった
・誓いのキスが震えてしまった
など、緊張のあまり、動作が不自然になることはよくありがち。
そして披露宴では、
・新郎挨拶
・花嫁の手紙
・花束贈呈
「涙で読めないかも?!」「ここでキメないと!」など緊張するシチュエーションが待っています。
さて、そもそもどうして緊張してしまうのでしょうか?
これは、「きちんとしよう」、「間違えないだろうか」などと、ストレスがかかることで自律神経を刺激し、興奮や緊張を引き起こすアドレナリンという神経伝達物質が多く分泌されることが原因です。
さらにアドレナリンはノルアドレナリンという物質から作られており、特に緊張や不安を感じると多く分泌されます。
それが、ドキドキしたり震えたり…という症状の原因となるのです。
適度な気合いはほどよく気が引き締まってよいのですが、過度な緊張は困ってしまいますよね。
さて、この状態を克服するにはいくつか方法があります。
1)「大丈夫」と言い聞かせる
新しい事態に対応するために、気を引き締めて臨むことはよいこと。
つまり、アガるということは、新しい事態をうまくのりきるための準備なのだと解釈してしまうとよい、といわれています。
「緊張してきたんだから、もう大丈夫」と言い聞かせてみましょう。
2)準備をしっかりしておく
緊張したりアガッてしまうのは「初めてのこと」に心配になっているから。
それならば、 ・たくさん練習する ・絶対大丈夫と自分に言い聞かせる など、事前の準備を万端にしておきましょう。
3)あえて身体の1点に集中する
緊張すると上半身に力が入ってしまいます。 そこで、
・立っているときはかかとに
・座っているときはお尻に
意識を置いてみましょう。
すると、身体の1点に意識を集中させることで、ほかの筋肉がゆるみ解放されるのです。 これは「プライマリーコントロール」という、無意識に起こる身体の反応です。 このことを利用して、
・脇をぐっと締めて手を身体のそばに置く
・背筋をぐっと伸ばす
などを行うだけで、身体が安定して心も落ち着く効果が得られます。
4)「開き直る」こと
そして「緊張しないように」などとは思わないこと。 緊張して当たり前、うまくこなさなければ、などと思わずに、ある意味開き直ってしまうくらいがちょうどよいようです。
結婚式・披露宴でふたりが行った方法や所作がすべて「正解」です。 堂々とこなしてしまいましょう。
2.緊張に備えてのアイテム
お役立ちのアイテム
とはいえ、できる限り緊張しないシチュエーションにしたいもの。先輩花嫁たちは、緊張をほぐすために結婚式当日に持っていた持ち物があるようです。
どういうものだったのでしょうか?
【携帯電話】
携帯電話は結婚式や披露宴中は見ることができませんが、ヘアメイク中などはOK。
途中で友達からの応援メールが入ったら、幸せ気分も倍増し、リラックスすること間違いなし!
ぜひバッグから出して手元に置いておきましょう。
【お守り・キーボルダーなど】
幸せになってね!などと母など家族からもらったお守り。 自分がずっと大切にしてきたキーホルダー。
カレとの思い出の品物でもよいですね。 それを見るだけで勇気がわいてきたり、励まされたりするものがあれば、ぜひ当日持参しましょう。
おまじないは役に立つ
根拠がないと思われがちなのですが、意外と効果がありますよ。
【おまじない】
アガらないおまじないとしては「人という字を手の平に書いて、飲み込むふりをする」というのが有名ですよね。
たかがおまじない、されどおまじない。意外と効き目がある、という声があります。 そのほか、「おまじない」の類をいろいろと試してみてはいかがでしょうか?
【イメージトレーニング】
自分は「うまくいく」、「ちゃんと手紙が読める」と肯定形で自分に言い聞かせ続けると、そのとおりになる、と言われています。
また、うまくこなせるシーンを想像してイメージトレーニングしておくことも大切です。
3.まとめ
結婚式・披露宴では誰でも緊張しているものです。 緊張やアガッていると自覚していないまでも、とてもハイテンションになっているはず。
誰しも普段どおりの状態ではない、ということを理解すれば、何も心配することはありません。
大切なことは、結婚式や披露宴を通して、「すべて自分たちは正しく行っている」と思うことです。
ぜひ当日は自信をもって、堂々と素敵な花嫁花婿になってくださいね。
※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています
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