結婚式の披露宴や二次会で、ゲストが気軽に参加できる演出は盛り上がります。
たとえばウェディングツリーなどのお手軽な手作りアイテムは、幹事のアイデアの見せ所。
新郎新婦へのゲスト全員からのサプライズのプレゼントにすることもできます。
そこで今回は、参列者が新郎新婦にサプライズ!結婚式におすすめのゲスト主導型演出 をご紹介します。
【目次】
- 1.ゲスト主導型の演出
- 2.ゲスト主導の演出アイデア
1.ゲスト主導型の演出
結婚式の披露宴や二次会では、新郎新婦がゲストとともに楽しむさまざまな演出がありますよね。
よく見られるゲスト参加型の演出として、 披露宴では
・ブーケトス
・ブーケプルズ
・ケーキプルズ
・テーブルフォト
・キャンドルリレー
二次会では
・ビンゴ
・さまざまなゲーム
などがありますが、多くは新郎新婦側が結婚式場やホテルと相談しながら企画したり、幹事さんたちと打ち合わせて決めたのではないでしょうか?
一方、このごろは、披露宴や二次会において、より盛り上がりを演出するために、ゲスト側が主体となった新郎新婦へのサプライズ企画が行なわれることが増えてきました。
新郎新婦が予想していないサプライズ展開は、新郎新婦が驚いたり感動したりすることで、会場全体が一体となり、印象深い演出となります。
そのようなゲスト側からのサプライズ演出には、どういうものがあるのでしょうか?
最近話題の「ウェディングツリー」とは?
最近、ゲスト側からの新郎新婦へのサプライズ企画として、「ウェディングツリー」の演出が話題になっています。
これは、披露宴においても二次会においても可能な演出です。
準備するもの:葉っぱのない枝だけの木が書かれた絵/カラフルなスタンプ台/シール/スタンプなど
いつ行なうの?:受付時にゲストに参加してもらいます。
ふたりの結婚を認める意味もあり、葉っぱに見立てた拇印を押し、サインします。
参加ゲストからの祝福の葉がたくさん繁って、一本の木が完成するのです。
一本の「ウェディングツリー」が完成したら、会場入口に飾るとよいでしょう。
そして、ゲストから新郎新婦への「結婚証明書」として、人前結婚式の演出として最適ですし、新郎新婦の新居でのインテリアとしても素敵なプレゼントですね。
なお、本来は指にインクをつけて拇印を押すのですが、指先が気になる女性や、ドレスにインクがつくリスクを考慮して、スタンプやシールで代用してもOK!
もともとは欧米で人気の演出のため、まだ日本ではそれほど知られていませんが、工夫次第でおしゃれでセンスのよいものとなります。
そして、必ずしも「ツリーの絵」である必要もなく、ゲストの拇印やスタンプ、シールの部分を風船や花火や花びらに見立てるパターンもあり、自由度が高いところが特徴といえるでしょう。
2.ゲスト主導の演出アイデア
さて、「ウェディングツリー」のほか「ゲストが主導」する演出には、どのようなものがあるのでしょうか?
ケーキデコレーション
準備するもの:土台だけのウェディングケーキ/飾りやクリーム
いつ行なうの?:新郎新婦がお色直しで中座しているとき
土台だけのウェディングケーキが会場に置かれており、そこに子供から大人まで、ゲストが参加してデコレーションしていく演出です。
新郎新婦がケーキの土台の手配を行なうことが多いようですが、親族や友人が新郎新婦の中座中にサプライズで準備することも可能です。
子供も男性も参加できるので、完成度を求めるよりも楽しんでしまいましょう。
中座後の新郎新婦が再び入場したとき、サプライズ演出であれば、なおさら完成したケーキをみて新郎新婦が喜んだり驚いたりするので盛り上がりますね。
十分楽しんだ後、新郎新婦とゲスト全員でウェディングケーキをいただきましょう。
チェキ&メッセージボード
準備するもの:メッセージボード チェキ(機材とフィルム)
いつ行なうの?:受付時
披露宴や二次会において、受付時にゲストがチェキなどで撮った自分たちの写真に新郎新婦へのメッセージを書いてメッセージボードに飾る演出は今や定番とも言えるでしょう。
新郎側は新婦のゲスト、新婦側は新郎のゲストの顔とメッセージが一致するため、新郎新婦にとってはよい記念になります。
パズルメッセージ
準備するもの:パズル
いつ行なうの?:受付時や披露宴・二次会のあいだ
友人や幹事がこっそり新郎新婦の写真やシルエットを印刷したものを、パズルにして用意しておきます。
受付時にゲストそれぞれにパズル1ピースを渡して、メッセージを書き入れ、所定の位置にはめてもらい、完成したパズルの絵を新郎新婦とともに楽しむ演出です。
リボンシャワー&スターシャワー&千羽鶴シャワー…
準備するもの:リボン/千羽鶴/紙テープ
いつ行なうの?:挙式後や披露宴のお開きのとき
適当な長さに切ったリボンをちょう結びにした、折り紙で折った千羽鶴、紙テープで織り込んだ星形のものを、いくつも用意し、「フラワーシャワー」や「ライスシャワー」のかわりにゲストが新郎新婦にむけて投げ上げます。
サプライズの演出として、華やかでよいですね。 軽くて当たっても痛くなく、安く準備できるため、最近人気の演出です。
投げ入れるリボンなどの数はかなり必要になりますが、友人同士で作ってしまえば、それほど時間はかかりません。
100円均一ショップで1個6メートルのリボンを十数個用意すればよいでしょう。 なお、ホテルや式場によっては掃除の点で制限のある演出です。
必ず会場に確認してから、行なうようにしましょう。
新郎新婦との思い出の曲をリクエスト
準備するもの:(主として二次会)ゲスト用の出欠返信はがきに新郎新婦とゲストとの「思い出の曲」を書いておいてもらう
いつ行なうの?:二次会のあいだ
主として二次会での演出になりますが、幹事側が事前にゲストから新郎新婦との思い出の曲をリサーチしておき、幹事や司会者が「○○さんからのリクエストです!」と言って、サプライズでBGMとしてかける演出です。
曲選びは新郎新婦がくじ引きのように決めてもよいですね。
思い出曲をかけることで、一緒に友人と過ごしたことを思い起こさせるかもしれません。
幹事の腕の見せ所になりますが、歓談タイムなどを利用して、盛り上げましょう。
披露宴においても二次会においても、ゲストが主導できる演出はいくつもありそうです。
結婚式・披露宴は新郎新婦のゲストへのおもてなしの場ではありますが、お招きされたゲストからも「おめでとう!」の気持ちをこめてサプライズのプレゼントができればもっと素敵です。
ぜひ思い出の結婚式・披露宴、そして二次会を、新郎新婦とゲストみんなで作っていきましょうね!
※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています
「披露宴演出」 の キホン に含まれています