理想の結婚式場と出会うために上手に活用したいブライダルフェア。でも「ブライダルフェアって何をするの?」「料金はかかる?」など、はじめてのブライダルフェア参加は不安もたくさんありますよね。
そこでこの記事では、ブライダルフェアとは何か、イベントごとの内容や予約の流れ、比較検討をスムーズにするための当日のチェックポイントまでを徹底解説します。
ブライダルフェアとは?
ブライダルフェアとは、結婚式場主催で定期的におこなわれる式場紹介イベントのこと。結婚式を検討しているカップルに式場を実際に訪れてもらい、結婚式場の魅力を体感してもらうことを目的としています。
そのためフェアでは、普段立ち入ることができない挙式会場や披露宴会場の見学が可能。また、フェアによっては料理の試食やドレスの試着などの体験できることも!実際の結婚式のイメージを膨らませてもらうための、スペシャルなイベントが用意されています。
ブライダルフェアに行くメリット
ブライダルフェアでなくても式場見学は可能ですが、ブライダルフェアのタイミングで行くとこんなメリットがあります!
理想が叶う式場か確認できる
会場見学はもちろん、試食にドレス試着、模擬挙式など結婚式をプチ体験できるので、自分たちの理想とする結婚式が叶う会場かどうかしっかりと見定めることができます。また、ブライダルフェアならではの会場のおもてなしも要チェック!スタッフのホスピタリティ度を測ることができます。
▼花嫁50人に聞いた!参加してよかったブライダルフェア
見積もりで料金相場がわかる
当日はふたりだけの見積もりを出してもらえることもメリットです。最低料金や項目ごとの予算がわかると複数の会場を比較するときに目安になるので、ぜひもらっておきたいですね。
お得な特典が受けられることも
ブライダルフェアに参加した人に特典が用意されていることが多いです。エステのチケットや100万円単位の割引など、条件によっては大幅な割引が受けられることも!行くだけでもらえる特典もあるので、予約時には特典の内容で比較するのもおすすめ。
▼豪華すぎる!ブライダルフェアの特典とは
ブライダルフェアで体験できる内容
ブライダルフェアで体験できる内容は以下のとおり。
- 会場見学
- 模擬挙式・模擬披露宴
- 試食会
- ドレス試着会
- 演出体験
- コーディネート見学
- 相談会
体験できる種類や内容は会場や日程によって変わります。ふたりがこだわりたい部分がきちんと見られる・体感できるフェアをえらびましょう!それぞれのくわしい内容を紹介します。
会場見学
フェアの内容として最も多いのが施設内をまわる会場見学です。メインとなる挙式会場や披露宴会場はもちろん、ブライズルームやゲストの待合室、親族の控室など、当日に使用する部屋を実際に見ることができます。
こんなことが確認できる
- 会場全体の雰囲気
- 建物の設備内容や距離感
模擬挙式・模擬披露宴
模擬挙式・模擬披露宴とは、挙式・披露宴のデモンストレーションのこと。ブライダルモデルのカップルによる本番さながらの挙式・披露宴の様子や、生演奏や光の演出などをゲスト目線で体感できます。
こんなことが確認できる
- ゲスト目線でみた挙式・披露宴の様子
- 当日のイメージ
- どんな演出ができるのか
試食会
試食会は当日ゲストに提供される料理をふたりが試食できるサービスです。味はもちろん、料理のボリュームや見た目、サービスの質を確かめる貴重なチャンス。おもてなしの要となる料理は関心が高いカップルが多く、試食付きのフェアが人気です。
こんなことが確認できる
- 料理のクオリティ
- スタッフのサービス
ドレス試着会
ドレス試着会では、ウェディングドレスの試着やヘアメイクが体験ができます。見学がメインになるため試着できるのは1~2着程度ですが、一足先に花嫁気分を味わえるとあってこちらも人気です!
フェアの目玉として新作や人気のドレスが用意されていることもあります。
こんなことが確認できる
- トレンドのドレス
- 衣裳のラインナップやヘアメイクの技術
- ドレスショップやヘアメイクの提携先
演出体験
演出体験ではブーケトスやシェフによる料理パフォーマンス、迫力満点のプロジェクションマッピングなど、人気の演出を実際に体験することが可能。設備のクオリティや世界観を、ゲスト目線で体感できます。
こんなことが確認できる
- 人気の演出を知りたい
- 音響や設備のクオリティ
コーディネート見学
通常の式場見学では花やテーブルコーディネートなどが何もない状態ですが、コーディネート見学ではテーマに沿って装飾された華やかな会場をみることができます。また、ふたりのテーマに合わせたコーディネートをシュミレーションできたり、フラワーコーディネーターに直接相談できるといった機会が設けられていることも。
こんなことが確認できる
- 当日の披露宴会場のイメージ
- 希望のコーディネートを叶えられるか
- 式場のコーディネートのセンス
相談会
どのフェアにも質問や簡単な相談ができる時間が設けられていますが、より具体的な話を聞きたい場合には相談会がメインのブライダルフェアがおすすめ。スタッフの対応力などもチェックすることができます。
こんなことが確認できる
- ウェディングプランナーの雰囲気
- 費用やサービス、できること・できないことなど
ブライダルフェアの当日の流れ
ブライダルフェア当日の基本的な流れは以下のとおりです。

・受付
・基本情報のヒアリング
・施設見学(挙式会場・披露宴会場・ブライズルーム・親族控え室など)
・体験オプション(模擬挙式・試食・試着など)
・相談会
・見積もり作成
・挙式日程の相談(空き状況の確認)
到着後すぐに見学や体験がはじまるわけではなく、まずはふたりの希望や理想をヒアリングするためのアンケート記入の時間があります。ふたりの理想の結婚式のイメージを事前にすり合わせておくと記入もスムーズです。
【Q&A】ブライダルフェアに関する疑問や不安を解消!
ブライダルフェアの内容がわかったところで、当日の流れや料金など、よくある疑問について解説します。
Q.ブライダルフェアは誰と行く?ひとりで行くのはあり?
ブライダルフェアは誰と参加するのが良いのでしょうか。
みんなのウェディングが調査したアンケートによると、約9割の人が「パートナーとふたりで行った」と回答。次いで「家族と行った」で3.9%で、「ひとりで行った」という回答も1.9%ありました。
結婚相手と一緒に参加すれば気に入った会場があればその場で成約することができるだけでなく、やりたい結婚式のイメージのすり合わせができるのがメリット!ですが、必ずしもふたりで参加しなければならないという決まりはありません。ひとり参加でもOKとしている式場がほとんどです。
ひとりだと自分のペースで回れたり、パートナーに気を遣うことなく聞きたいことを聞けるという利点があります。もちろん、親やきょうだい、友人と参加するのもありです。ゲスト目線での客観的な意見をもらえるかもしれません。ただ、フェア内容や式場によってカップル参加が必須の場合もあるため、参加条件などはしっかりと確認しておきましょう。
Q.ブライダルフェアは何件行くべき?
ブライダルフェアの参加件数で最も回答数が多かったのが「3件」で34%。「1件」が20.4%、「4件」が14.6%となっており、平均は3.1件でした。複数の式場に足を運び、しっかり比較検討したうえで決定しているカップルが多いことがわかります。
本命会場のブライダルフェアのみに参加し、そのまま成約したというカップルも多かったものの、中には「時間がなくて1件目で決めたがほかの式場も見て比較したかった」「すぐに決める必要はなかったかも…」などの意見がありました。
いろいろな式場を見ることで会場の雰囲気やサービス、料金プランの比較ができるだけでなく、ふたりがどういう結婚式にしたいかなどのイメージもつかみやすくなります。また参加する回数を重ねれば、ブライダルフェアの雰囲気やプランナーとのやり取りに慣れるので質問や交渉などがしやすくなるのがメリット!結婚式場選びで後悔しないためにも、時間に余裕のある方は2件以上まわるのがおすすめです。
Q.ブライダルフェアに料金はかかる?
ブライダルフェアは無料で参加できるところがほとんど!フルコース料理の試食会でまれに料金が発生する場合もありますが、2万円相当の料理が数千円で食べられるなど、通常料金よりもかなり安く設定されているのが一般的です。
ちなみに成約後の試食会参加は有料の場合が多いので、成約前に気になる式場の料理を試食できるといいですね。
Q.時間はどのくらいかかる?
内容による所要時間の目安は以下のとおりです。
- 試食や試着などがある場合→約3時間
- 試食や試着などがない場合→約2時間~2時間半
- オンラインでの相談→約1時間
もしフェア後に予定が入っている場合は、事前に相談しておくとスムーズです。長時間になるため一日に複数まわる場合でも、最大2か所くらいが目安になります。
Q.同じ会場のフェアに何回も行くのはあり?
ブライダルフェアは特に回数に制限はないため、同じ会場のフェアに複数回参加してもOK!2度めは余裕を持って、1回目とは違った視点で見たり聞いたりができそう。異なる視点でチェックするためにも、いっしょに行く相手を変えるのもおすすめです。
Q.ブライダルフェアに行くときの服装は?
かしこまりすぎなくて大丈夫ですが、Tシャツにスポーツサンダルなどのラフすぎる格好は避けたほうが無難。きれいめカジュアルを意識したコーディネートがベストです。式場内を動き回るので、歩きなれた靴で行きましょう。
▼ブライダルフェアの服装はこれで完ぺき!
Q.ブライダルフェアはデート感覚で参加してもいい?
ブライダルフェアはデート感覚で参加しても問題はありません。婚約していない・結婚式をすることが決まっていないカップルの参加も可能です。結婚式に乗り気でない彼がブライダルフェアの参加で前向きになった…というのはよく聞く話。プロポーズがまだの場合は、結婚へのモチベーションが上がることもあるでしょう。
ただ、「特典が欲しいから」「無料で料理が食べられるから」など、冷やかしで参加するのはNG!結婚式に全く興味がないのに参加するのはやめましょう。
Q.ブライダルフェアはどこから申し込む?
ブライダルフェアは予約制です。式場ホームページや情報サイトからブライダルフェアのページを開き、フェアごとに設置されている予約ボタンから申し込みましょう。もちろん「みんなのウェディング」からもブライダルフェアの予約が可能です!
結婚式場の特徴はもちろん、「試食会」「試着会」など好みの条件で絞ることができるので、希望のフェアを効率的に探すことができます。
▼今月開催!注目のブライダルフェア
「みんなのウェディング」ブライダルフェアの予約の流れ
ここからは「みんなのウェディング」のサイトからブライダルフェアに予約する方法を、写真とともにわかりやすく紹介していきます。
1.「みんなのウェディング」のサイトで式場を探す
まずは「みんなのウェディング」のサイト「結婚式場を探そう」から、エリアと条件を選択し、「検索結果を見る」をクリックします。
2.「ブライダルフェア一覧へ」ボタンをクリック!
条件に合った式場が一覧で出てくるので、気になる式場の「くわしく見る」ボタンをクリック。さらに「ブライダルフェア一覧」をクリックすると、日程順に現在受付中のブライダルフェアが出てきます。
3.日程・内容を絞る
「日程・内容を絞る」ボタンから希望の日と内容にチェックを入れましょう。こちらは複数チェック可能。その日におこなわれているフェアが一覧で出てきます。
4.「フェアを予約する」ボタンをクリック
内容や開催時間、料金を確認し、希望のフェアがあれば「フェアを予約する」ボタンをクリック。
5.ブライダルフェアの仮予約ページに情報を入力
参加人数、名前、電話番号、メールアドレスと、参加希望時間などを入力して「予約する」ボタンを押せば完了です。万が一都合が悪くなりキャンセルする場合には、こちらのページからではなく式場に直接連絡してくださいね。
「みんなのウェディングベストレートクーポン」も要チェック!
「コスパよく理想の結婚式を叶えたい」「損はしたくない!」と考えているカップル必見!みんなのウェディングでは、サイト内の対象式場でフェア・見学予約をしたカップル限定のお得なクーポンを発行しています。
- 最終見積もりから最大10万円OFFになる、それぞれのカップルにとって最低価格を保証されたクーポン
- 式場ホームページや他サイトに掲載された特典や割引の適用後も利用可能
- みんなのウェディング相談カウンターによる“見積もりチェック”も利用できて安心
「最終見積もり(支払時の見積もり)から最大10万円OFF」になる、というのがポイント!本当のベストレート(最低価格)でお得に結婚式を挙げることができます。ぜひチェックしてみてください♪
対象式場を見る
ブライダルフェアを有意義にするための事前準備と注意ポイント
帰ってから「聞きたいことが何も聞けてなかった…」「あれはどうだっけ?」とならないための事前準備や、注意したいポイントはこちら。先輩花嫁の体験談・アドバイスもぜひ参考にしてください。
質問内容をまとめておく
質問したいことは事前にメモをしておきましょう。のちのちトラブルになりやすい、マストで聞いておきたい内容はこちら!
- 持ち込めるものと持ち込めないもの、持ち込み料がかかるもの
- できる演出とできない演出
- 悪天候時の対応
- 料理の食物アレルギーへの対応
- キャンセルの規定
演出や持ち込みは会場によって可否が異なります。「当たり前にできると思っていた演出ができなかった」ということもあるので、希望や理想がある場合は必ずウェディングプランナーに相談して。

見積もりにない出費も多いですから、何を持ち込みできる、できないをしっかり聞き、貸してくれる備品などは何があるのか、無料かなどしっかり契約前に確認した方が良いです。(30代後半・女性)

インスタやプレ花嫁サイトなどを読み込み、知識をつけていくことが大切かと思います。自分達が1番重きを置くものはなんなのか、したい演出などあればそれは実現可能なのか、どうしても着たいドレスブランドがあればそれは取り扱いがあるのか&持ち込み可能なのか…など。情報収集を制する者がプレ花嫁期を制すると言っても過言ではないです!(30代前半・女性)
ゲストの人数と挙式日を決めておく
ブライダルフェアに行くと参加ゲストの人数と挙式予定日を聞かれます。ざっくりとした回答でも問題ありませんが、日時や人数を決めておくと見積もりに反映できるため、よりリアルな金額が知りたいというふたりは、具体的な数字を詰めておくのがおすすめです。

ゲストの人数が大幅に変わり、見積もり金額よりかなり上がりました。少人数の場合と大人数の場合で見積もりをもらえばよかったです。(30代前半・女性)
本命の式場は最後に見学する
はじめてのブライダルフェアはキラキラした雰囲気に呑まれがち。また「本日中に成約すればこんな特典が…」などと言われて焦ってしまい、正しい見極めができずその場で契約してしまった…なんていう声も。
そうならないためにも、最後に本命の会場を見学するのがベスト。「本命を見てから」という理由があると断りやすいですよね。また、複数の会場を比較したうえでより最良の選択をすることができます。

当日成約の特典をつけてくれる式場が多いので、本命は絶対最後が良いと思います。(30代後半・女性)

本命の式場は、はじめに行かない方がいいです。チェックするポイントがわかってきた頃に行くと良いと思います。(30代前半・女性)
意外と見落としがち!?当日に見るべきポイントリスト
雰囲気やメインの会場以外にも見ておきたいところがたくさん!見落としがちな以下のポイントもチェックするのを忘れずに。
- 公共交通機関から式場までの距離感
- 挙式会場から披露宴会場への移動ルート
- 悪天候の際の移動ルート
- 手洗いの清潔感やスペースは適切か
- 親族の控室の場所や広さは適切か
- バリアフリーになっているか
結婚式準備で迷ったら「みんなのウェディング相談カウンター」に相談を!
ブライダルフェアや式場見学はもちろん、結婚式準備に悩んだらみんなのウェディング相談カウンターにご相談ください。結婚サポートのプロフェッショナルが、それぞれのカップルに合った会場や結婚の祝い方を提案します。
「東京で料理が美味しいと評判の結婚式場は?」「ペット同伴可能な式場を教えてほしい」など、具体的な相談もウェルカム!また、式場見学やブライダルフェアの予約代行もおこなっています。数日で何軒かまわる場合は、効率的な見学スケジュールを提案いたします。もちろん、相談は無料!費用は一切かかりません。
まずは「みんなのウェディング相談カウンター」とLINEでお友だちになって、気軽にやりとりを始めてみませんか?
■アンケート概要
みんなのウェディング「2023年ブライダルフェアに関するアンケート」
アンケート方法:インターネット調査
アンケート期間:2023年9月14日~2023年9月19日
対象者:結婚式を挙げてから3年以内の方
有効回答数:103人
※ 2023年9月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式場選び」 の キホン に含まれています