プロポーズの時に彼から渡されるものの定番といえば婚約指輪ですよね。贈られる方も贈る方も、婚約指輪への憧れを持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、結婚観も多様化している昨今、婚約指輪に関してもいろいろな考え方があるようです。
みんなのウェディングニュース編集部で実施したアンケート結果より、婚約指輪についての今どきの実情と本音を見てみましょう。
婚約指輪をもらわなかった花嫁は約3割
先輩花嫁259人中に「婚約指輪は買いましたか？（もらいましたか？）」と聞いたところ、29.7％、約3割が「婚約指輪を買わなかった・もらわなかった」と回答しました。
その決断の理由は大きく３つに分けられるようです。それぞれ見ていきましょう。
理由１）婚約指輪を新たに購入する必要性を感じなかったため
まずは、”婚約の記念品としての指輪”を新たに購入する必要がないという考え方。
婚約指輪を購入する分の予算を結婚指輪へ充ててよいものを購入したり、家族の形見の指輪を譲ってもらうなど、カップルごとにさまざまな考え方があるようです。
体験談
「使う機会が少ないのでいらないと思った」
■結婚したら使う機会が減るためいらないと思いました。婚約指輪を買わなかった分、結婚指輪を豪華にしました。
「譲り受けた指輪を婚約指輪に」
■彼の祖母の肩身の指輪をいただきました。クリーニングして使いました。
理由２）経済的な理由から婚約指輪の優先度を下げた
結婚式準備にも、新生活への準備にも、多額の費用がかかりますよね。
当初は、結婚準備として婚約指輪をはじめ、いろいろなものがリストアップされていたものの、準備が進むにつれ現実的になり婚約指輪をいらないと決断することもあるようです。
「指輪を２つ購入するのが難しかったので兼ねることに」
■予算的に両方は無理、婚約指輪はしまい込む場合が多いらしい…なんてもったいない！ じゃあ婚約指輪と結婚指輪を兼ねよう！とふたりで話し合い決めました。
「何を削るかの優先順位を考えて」
■金銭的な問題で何を削ろうかという話になった時に、彼と話し合って「婚約指輪と結婚指輪両方つけないから、その分を結婚式または新婚旅行にまわそう」と決めました。
理由３）婚約指輪以外の結婚記念品がよかったため
婚約指輪ではなく、別の物を結婚記念品に選んだというケース。
アンケート結果では、婚約指輪をもらわなかった人の中の3割が別のプレゼントをもらっていました！「これが欲しい」と希望をリクエストした女性も！
「結婚費用をトータルで考えて実用的なものをもらった」
■彼の収入と今後出て行く結婚費用をかんがみて、自分から「婚約指輪の代わりに食洗器とブルーレイを買って」とおねだりしました（笑）
結納はしないし、婚約期間が短い（予約から挙式までたったの3カ月強）ので婚約指輪の必要性を感じなかったこと、結婚指輪こそ大事にしたいと思ったからです。
「付ける機会の多そうなネックレスに」
■婚約指輪はあまりつける機会がなさそうだったため、代わりにネックレスをいただきました。
婚約指輪を使う機会があまり多くないから…という理由から始まり、それならばその予算を別のことに回したい、もしくは実用的なものを買いたいなど、総合的に考えて「婚約指輪はいらない」という結論を出したカップルが多いようです。
【彼向け】「婚約指輪はいらない」に隠された彼女の本音を探ろう
婚約指輪を彼女から「いらない」と言われて素直に聞き入れてしまうのは、ちょっと待って！それは彼女の本心でしょうか？
先輩花嫁の本音をチェックして、彼女の正直な思いを見逃さないようにしましょう。
彼の経済面を気遣って言っている場合
彼のことをよく理解している彼女だからこそ、経済事情を気遣うのは当然のことかもしれませんよね。
彼女が素直に本音を話せるように、「遠慮せずに言って欲しい」「本当は欲しいのであれば予算内で手に入れる方法を考えよう！」と、彼女に寄り添う声かけが大切です！
体験談
「本当はほしかったけれど”いらない”と伝えた」
■私は自分から婚約指輪はいらないと彼に伝えました。本音を言うと欲しかったのですが、結婚式の費用のことを考えると贅沢は言えません。
彼は心の中で「婚約指輪をあげたい」と思っていたみたいで、誕生日プレゼントで婚約指輪をもらいました。
結婚式は数百万の費用がかかります。当初の見積以上に費用はどんどん上がっていくので、金銭面での彼の負担が気になりました。
婚約指輪に思い入れがなく本音の場合も
婚約指輪はいらないという理由にはさまざまあります。ジュエリーに興味がなかったり、実はほかに欲しいものがあったりなんてことも。
「他に欲しいものはある？」「婚約指輪の分、ほかのことにお金をかける？」など、彼女が話やすい雰囲気を作ってみることもおすすめです。
それでも彼女に婚約指輪を贈りたい場合は
プロポーズで婚約指輪を贈る、ということを夢見ていた男性もいるでしょう。そんな男性がパートナーから婚約指輪をいらないと言われたら、きっとショックは大きいはず！
婚約指輪を贈れないことで後悔が残らないように、彼女にその思いを伝えたうえで、きちんと話し合いをしましょう。
【彼女向け】「婚約指輪はいらない」と言って後悔しないために
彼に遠慮があったり、金銭的な理由で「婚約指輪はいらない」と言ったものの、あのとき我慢しなければ良かった…と後悔することもあるようです。
のちのちの結婚生活に影響しないように、「婚約指輪が欲しいのか、無くてもいいのか」自分の本心にしっかり向き合いましょう。
「つける機会がない」が理由なら日常的に重ね付けできるデザインも
記念の品ともいえる「婚約指輪」は、日常遣いには向いていないデザインが多く、活用する機会が少ないという意見がありました。
しかし、結婚指輪や婚約指輪には誕生石やダイヤモンドの有無、素材の決まりごとなど厳密なルールはないんです。
婚約指輪を日常的に使えるデザインにしたり、結婚指輪と重ね付けしやすいエタニティリングを選ぶこともできますよ。
体験談
「婚約指輪を結婚後も毎日つけています」
■さほど婚約指輪に思い入れがなく、結婚したらあまり付けないなら他のものをもらおうかな…と考えていましたが、店員さんに重ね付けしやすいデザインとしてエタニティリングを紹介してもらい一目ぼれ。
実際、結婚後も毎日結婚指輪と重ね付けして使っています。
婚約指輪は婚約当時の気持ちを思い出させてくれるアイテム
婚約指輪はエンゲージの記念品というだけではなく、婚約指輪を贈るという行為で結婚への覚悟が固まる、という面もあります。
婚約指輪をあまりつける機会がなかったとしても、見るたびに婚約当時のふたりの思いを呼び起こしてくれるアイテムに。
そういった意味合いもあることも考えたうえで、本当に必要なのかいらないのかを検討してくださいね。
【彼女向け】婚約指輪がいらないことを彼を傷つけずに伝えるには
婚約指輪を贈りたいと思っている彼に、軽く「いらない」と伝えてしまうと、まるで結婚をうれしく思っていないとマイナスに思われてしまう危険性があります。
結婚へのケジメとして、彼女を大切に思っていることを形で示したいなど、婚約指輪について深い意味を感じている彼ならば、彼の贈りたいという気持ちをまずは受け止めることが大事！
それでも必要ないと思うならば、その理由を丁寧に伝えましょう。 もし、婚約指輪以外に欲しい物がある場合は、「婚約指輪は着ける機会があまりないけれど、もし記念に買ってもらえるならば毎日つけられる腕時計が欲しい」など、不要である具体的な理由と欲しいものを伝えると彼に理解してもらいやすいでしょう。
婚約指輪の代わりの「婚約記念品」人気TOP3は？
アンケートによると、婚約指輪以外の「婚約記念品」の人気アイテムは上位から
- ネックレス
- 腕時計
- ピアス の順でした。
婚約指輪の代わりとして、結婚生活で日常的に身に付けるアイテムが人気のようです。 そのほか少数ではありますが、「ダイヤモンド1粒」「車」「置き時計」などをもらったという声もありました。
▼指輪の代わりに【婚約ネックレス】を贈る男性が増えている！
"プロポーズでは指輪の形"で後日ネックレスに変更できるサービスも！
婚約指輪はいらないというお相手に、プロポーズで"形だけ指輪を贈る"という演出はいかがでしょうか。
プロポーズ後に婚約記念品として人気のネックレスに作り変えることができる、プロポーズリングや婚約指輪を紹介します。やっぱり指輪の形で…と気が変わったら婚約指輪にすることもできるので安心♪
ダイヤモンドをシルバーのプロポーズ専用リングに留めて
https://www.diamond-shiraishi.jp
価格：1万6500円＋ダイヤモンドの金額
銀座ダイヤモンドシライシの「スマイルプロポーズリング」は、購入したダイヤモンドをサイズ調整可能なシルバーのリングに留めたプロポーズリング！プロポーズ後に希望のデザインのネックレスにダイヤモンドを留めることができます。
ダイヤを外したあとのリングにはカラーストーンを留めてもらうことができるので、プロポーズの記念に♪
を詳しくチェックする！
プラチナ＆ダイヤの婚約指輪を後日ネックレスに！
アイプリモの「パーフェクトプロポーズリング」は3つの人気デザインから選べる婚約指輪。プロポーズでは、プラチナとダイヤモンドの婚約指輪を贈り、後日婚約ネックレスに仕立てることができます。
価格：187,000円～（デザインにより異なる）
差額でデザイン変更が可能
を詳しくチェックする！
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婚約指輪は必ずなければいけないものではありません。
ただ「指輪の円形の形＝永遠に途切れぬもの」という意味のあるものであることも確か。
ふたりでじっくり話し合い、自分たちに「婚約指輪」が必要かどうか、納得いく答えを導き出せるといいですね。
みんなのウェディング「2020-2021婚約指輪・結婚指輪に関するアンケート」
アンケート方法：インターネット調査
アンケート期間：2021年1月25日～2021年2月1日
対象者：過去3年以内（2018年2月～）に婚約指輪と結婚指輪を購入（もらった方も含む）された方、または結婚指輪のみを購入（もらった方も含む）された方
有効回答数：257人
※ 2021年7月 時点の情報を元に構成しています
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「婚約指輪」 の ハウツー・ノウハウ に含まれています