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結納金なしの場合での結納の進め方

2019.12.18

日本では、婚約の証として結納が行なわれ、結納金を贈られた側は結納返しをするものでした。

ところが、結納に代わり「両家顔合わせ」で済ませるケースが主流となりつつある現在では、たとえ結納を行なうカップルでも、結納金なし、のケースが増えています。


1.結納金なしの結納

「結納」を行なうからには、結納金と、それに対する結納返しは必須なのでは?と考えることは、特に年長者や保守的な土地柄では「当然」のことかもしれません。

しかしながら、現在は結婚観も多様化しており、結婚世代に限らず、広く「結納」に対しての考え方には変化がみられるようです。

実際、「両家顔合わせ」に代表されるように、堅苦しい結納の形式にこだわらない、気軽な「家族紹介」のパターンが主流となりつつあります。

その中において、結納を行なったカップルでも、かつての典型的な結納の形式にこだわらないケースがあるようです。

「みんなのウェディング」において、結納を行なったカップルにアンケート調査を行なったところ、次のような回答結果となりました。

質問:結納金や結納品の有無について教えてください。

結納金なし 28.9%
結納金あり 71.1%

形式的な無駄は省く

現在、結納を行なわないカップルが増えた背景には、「結納」で交わされた結納品は、「形式的なものであり、実生活に直結するものではない」という実情があるといわれています。

それを反映しているためか、結納を行なったカップルでさえ、なにかと資金が必要な時期に、わざわざ両家の形式的なやりとりに費用をかけたくない、もっと現実的な方向を選択したい、という姿勢がみられるようです。

結納金の相場は100万円ともいわれます。

けじめとして結納を行なうものの、それほどの高額な費用を結納にかける必要はない、と考えるのは、自然かもしれません。

体験談
「顔合わせに近い結納のため、物のやりとりがなかった」
■結納としてもらったものがなかったから。両家が顔を合わせる場として結納を行っただけだったから。物を贈ったり、もらったりはしていません。(20代後半女性)

体験談
「結納金はなし、簡単なおみやげを用意した」
■結納品程ではないですが、簡単なおみやげをお互いに用意。結納金はお断りしましたが、代わりにと宿泊費のみ新郎側のご両親でご負担するとのことで、お言葉に甘えさせていただきました(本当は当人どうしで支払う予定でした)。(20代後半女性)


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2.別の形での贈り方

さて、「結納金なし」の結納を行なった背景には、いろいろな理由があるようです。 先輩カップルたちの、いくつかのパターンを見ていきましょう。

自分達の新生活資金に充てた

結納全体をふたりで準備する場合、実際のところ、これからかかる多額の結婚式準備費用や、新生活への蓄えのことを考えると、必ずしも楽なことではないでしょう。

本来、結納金は、相手側に、自分の「家」に嫁いでもらうための結婚準備金として渡すものでした。

しかし、結婚準備自体を自分たちで行なうならば、その必要はない、ともいえます。

両家両親とも相談のうえ、親経由でなく、直接自分たちの結婚式費用、または新生活資金に、無駄なく充てるカップルもいます。

体験談
「結納は行なったが、結納金はなく、新生活資金にまわした」
■これからの、新生活の資金に不安があったため、家具、家電など、全てそちらにまわそうという話に最初からなっていたから。(30代前半女性)

体験談
「必要なもの以外の無駄は省きたかった」
■それぞれ家具など生活していくのに必要なものを用意したので、お返しは必要ないので用意していません。お互いに、必要ないものはしないでいいと思います。無駄になってしまわないように、そのことをお互いの両親に伝えるといいです。(30代前半女性)

両親への負担を減らしたかった

地域性によって、また「家」によっては、結納は両家の結びつきであるという考え方が根強く残っています。

一方、親世代が定年を迎えているカップルの場合などは、親への負担をかけたくない、という思いが強くあります。

慣習や体面上、結納は行なわなければならないけれど、親の負担は最小限にとどめたい、というカップルは、「結納金なし」の選択をしているようです。

体験談
「結納は行なったが、結納金・結納品ともになし→親に負担をかけたくなかった」
■結納品をもともともらわず、金品の受け渡しをしたくなかったので。食事の際の料金も本人達で用意し、両親には負担のないようにした。(30代前半女性)

結納の地域性の違いが面倒

現実的という点では、結納の地域性による違いを「面倒」と考える傾向も強くなっています。

たとえば、関西と関東では、結納に対する考え方も、そろえるべき結納品も異なります。

両家がそれぞれ違う地域であった場合、結納への考え方をわざわざ刷り合わせる労力は割きたくない、という本音があるようです。

体験談
「地域的なしきたりの違いもあり、婚約記念品だけにした」
■関西と関東の遠距離恋愛⇒結婚だったので、しきたりのちがいなどもあり、そもそも結納品は用意しないことになり、婚約記念品(指輪・スーツ)のみとしました。(30代前半女性)

親がふたりに結婚準備金として渡した

結納金が結局は結婚準備資金として活用されるならば、はじめから当人たちの最もよい方法で使うことがベストなのでは?という現実的な考え方をもつ家庭もあるようです。

わざわざ親があれこれ準備したところで、結婚するのは当事ふたり。ふたりの考えもあるだろうから、という配慮は、ありがたいですね。

体験談
「ふたりに結婚準備金をいただいた」
■結婚準備金ということで先方のお父上より高額をいただきました。わたしたちふたりにいただいたのでおかえしはありませんでした。(30代後半女性)

みんなのウェディング相談デスク

※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています