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結婚祝いのお返し(結婚内祝い)の「のし(熨斗)」の選び方・書き方はこれで完璧!

2021.09.29

結婚祝いをいただいたら、お返しとして内祝いを贈りますよね。そのときの、のし紙はどれを選び、どのように書くのが正しいマナーなのでしょうか。 この記事では、のし紙(のし掛け)の水引の結び数の違いや、色、書き方を解説。表書きは「御礼」じゃダメ?職場への内祝いの名前はどう書く?など、迷いがちなポイントがこれでスッキリ!

のし(熨斗)とは?

結婚式の内祝など、フォーマルな場面で贈答品に添えられる飾りを「のし(熨斗)」と呼びます。
多くの人は「のし紙」そのものをのしと勘違いしがちですが、正確にはのし紙の右上に印刷されている小さな飾りが「のし」です。現在使用されているのし(熨斗)は略式となり、正式名称は「のしあわび(熨斗鮑)」と言います。
のし飾りが印刷されたのし紙を贈答品に使用することを「のし掛け」と呼びます。

のし紙の構成要素と名称

結婚内祝いの熨斗(のし)紙の構成要素と名称

のしは主に「のし飾り」「水引」「表書き」「名入れ」の4つの要素で構成されています。

のし飾り

長寿や繁栄の象徴とされ、高価で美味しく保存も利くという利便性から「あわび」は贈り物として大変重宝され、古くから祝い事での贈り物として選ばれてきました。また、あわびを薄く伸ばして乾燥させたもの(のしあわび)を、縁起物として贈り物に添えるように。

時代が進むにつれて次第に「のしあわび」の代わりに昆布や紙を使うようになり、昨今では更に簡略化され、現在の印刷された「のし」の形が定着しました。 「のし(飾り)」は、四角い色紙を細長く六角形になるようにひだをつけて折り畳み、中に細く切った「のしあわび」を包んだものとされています。

水引(みずひき)

のし紙の中央に位置し、3本・5本・7本・10本で結ばれている紐の事を指します。 目的のシーンに合ったものを選択するのが好ましく、簡略化されたものを3本結び、基本を5本結びとし、7本結びはより丁寧な場面に、婚礼のシーンでは10本結びの水引がよく利用されています

水引の本数は奇数が基本ですが、婚礼関係については、水引の基本の本数である5本を二重に結んだときの本数=10本となっています。 二重に結ぶのは"結婚をすることで2組の家族が手を取り合って縁を結ぶこと"を表しており、指の本数(5本)の2倍である10本の水引が使われるというわけです。

結び方は蝶結び・結び切り・あわじ結びの3つ。 紐の色も同様に「赤白」はお祝い事全般で利用されますが、より豪華な「金銀」は、婚礼などの特別なシーンに適しているとされています。

表書き

贈り物の目的に沿った言葉を選びのし紙の上段中央に記入します。

名入れ

贈り主の名前をのし紙の下段中央に書き入れます。

内祝いに使うのし紙の種類と選び方【一覧表付き】

お祝いの熨斗(のし)の水引の用途と色・本数の使い分け一覧表

蝶結び(花結び):出産や新築などのお祝い・内祝いに

何度でも結び直すことができる蝶結びは、出産や入学祝など繰り返しても嬉しいお祝い事の際に利用します。一般的なお祝いなので水引の色は赤白が良いとされ、本数は5本結びから7本結びが最適と言われています。

結び切り:婚礼のお祝い・内祝い、お見舞いなどに

固く結ばれて中々ほどけない結び切りは、婚礼や快気祝いなど、二度と繰り返したくないお祝いに最適です。
水引の色は金銀・赤白・赤金が一般的で、結び数はお祝いの目的に合わせ5本、7本、10本から選択でき、婚礼関係には、一番豪華な金銀の10本結びが使われています。

あわじ結び:関西以西でお祝い事全般に

華やかな印象のあわじ結びは、婚礼などの慶事から弔事まで、オールマイティに使用することができます。特に関西以西では、お祝い事全般に利用されています。
婚礼時に利用する水引の色は金銀・紅白・赤金があり、結び数は5本、7本、10本。結び切りと同様、婚礼関係には、金銀の10本結びがよく利用されています。

結婚内祝いののし紙の書き方例

結婚祝いのお返し(内祝い)の「のし紙」の書き方

慶事では文字を「太く濃く」書くことが縁起が良いとされています。のし紙を手書きする場合は毛筆か筆ペンを用意し、必ず濃い墨を使いましょう。
フォーマルに向かない鉛筆や、文字が細くなってしまうボールペン、万年筆などはNGです。
文字が熨斗飾りや水引にかからないよう、読みやすい楷書でバランスを見ながら丁寧に記入して行きましょう。

結婚内祝いの表書きは「御礼」でなく「寿」または「内祝」

「結婚の内祝い=お返し」という概念が生まれたのは最近のこと。
本来は贈り物としての「幸せのおすそ分け」という意味が正しいので、表書きには「御礼」ではなく、「寿」または「内祝」と書くのが一般的です。

結婚内祝いの名入れの仕方

結婚祝いのお返し(内祝い)の名入れの書き方の例

贈り主の名前を書く名入れでは、バランスを考え表書きよりやや小さめに記入するのがポイントです。

  • 新姓のみ
  • 新郎新婦の連名で名前のみ
  • 新郎新婦の連名で新姓+名前
  • 両家の連名「◯◯家」「△△家」

新姓のみであれば水引の結び目の下中央に記入します。
ふたりの連名の場合、中央を基準に真下を空け右側に新郎、左側に新婦の名前を書く書き方もありますが、3のように中央に新姓を書き、バランスよく左右に夫婦の名前を書くのがスタンダードになりつつあります。
同性婚であればお互い納得できるまで話し合い、どちら側に記入するか決めると良いでしょう。

連名の際の文字数が違う場合は名前のバランスに悩むところですが、こちらに関しては決まりはありません。頭を揃えて均等に割り付けるのが見た目に美しいとされています。

職場への内祝いには旧姓で名入れしてもよい?

旧姓は通称にあたり、正式名称ではないので原則のし紙への記入はNGとされています。職場で旧姓を利用しており、郵送などで内祝いを送付する場合は、配送伝票に旧姓を記名する、またはメッセージカードを添えて旧姓を伝えるなど、贈り主がきちんと分かるようにしましょう。

結婚内祝いののしの掛け方

のしには「内のし」と「外のし」という2つの掛け方があります。
基本的にどちらでも構いませんので、シーンに合わせて選択すると良いでしょう。

控えめな「内のし」が好まれることも

本来であれば内祝いは「身内の祝い事をお裾分けする」という意味をもっています。
のしを掛けてから包装紙で包む「内のし」は、贈る相手に控えめな印象を与える事ができるので、内祝いを贈る際により適しているとされています。

また、配送を利用する際も、郵送途中でのしが破損してしまう可能性があるので「内のし」がおすすめです。

手渡しの際は「外のし」が一般的

内のしとは反対に、包装紙の上からのしを掛けることを「外のし」と呼びます。

一目で贈り物と判断できる外のしは、相手に直接手渡しするシーンで最適とされています。

お礼状を添える心遣いを忘れずに

直接会ってお渡しするのが良いとされる内祝いですが、昨今の急速な社会情勢の変化から、手渡しで内祝いを贈る機会が減り、郵送が主流になってきました。郵送で送る場合は、お礼状を一筆添える気遣いを忘れないようにしましょう。

【お礼状に入れたい内容】

  • お礼の言葉
  • 新生活への抱負
  • 品物をいただいた場合は、新生活で活用している様子
  • 今後のおつきあいをお願いする挨拶
  • 新郎新婦の名前(旧姓も添える)
  • 新居の住所・連絡先

「手紙を書くのが苦手」という方も、まずは上記の内容を箇条書で書き出してみてください。
書き出した箇条書きに、文章を肉付けして、自分たちらしいオリジナルのお礼状を作りましょう!
下記のお礼状の文例も参考にしてみてくださいね。

【文例】

晩秋の候 皆様方におかれましては お健やかにお過ごしのことと存じます
私ども ○月○日に無事挙式を終えることができました
温かなお心遣いをいただきましたこと、心よりお礼申し上げます
これからふたりで力を合わせて幸せな家庭を築いていきたいと思っています
今後ともどうぞ宜しくお願い致します

皆野 吾郎
愛子(旧姓 上出宮)
108-0073
東京都港区〇〇-△△ ××マンション102
03-1234-△△××


内祝いを贈る際のマナーも大切ですが、何よりも相手に伝えたいのは、お祝いしていただいたことへの感謝の気持ち。
喜んでもらえる「内祝い」を贈りたいですね。

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※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています