ビスチェやオフショルダーなど、肩ひもがないタイプのウェディングドレスは、結婚式当日動き回ることでどうしてもずれるのが気になってしまいます。
ぶかぶかのままだとインナーが見えてしまったり、胸元が開きすぎてしまうことも。
そこで、今回はウェディングドレスのずれ防止対策をご紹介します。
1.ずれ防止の事前対策
ずれ落ちやすいドレスの種類とは?
ずれやすいのは、肩ひもがないビスチェタイプのドレスや、オフショルダーのドレス。
特にビスチェタイプは人気があるドレスですが、結婚式当日ずり落ちてしまって大変だったという花嫁さんは多いようです。
オフショルダードレスは怒り肩や肩幅の広い人は問題なく着られることも多いようですが、なで肩の人は袖が落ちてきてドレスがずれやすいそう。
身体にフィットするドレスを選ぶ
ずれ防止にまず大切なのが、まず自分の身体に合ったサイズのドレスを選ぶこと。
サイズを調整できるとはいえ、ぶかぶかなドレスを大幅にサイズ調整して着るのは、やはりずれてくる可能性が高くなってしまいます。
身体のサイズに合ったドレスはボディラインもきれいに出せるため、あまりサイズ調整が必要のないものを選ぶように心がけましょう。
最終の試着で入念に着心地をチェック
結婚式当日にドレスがずり落ちてしまったという女性に多いのが、最終の試着から痩せてサイズが変わってしまったということ。
最終的な試着では少しきつめにサイズ調整してもらうといいかもしれませんね。
また、ドレスの試着では単純にドレスを着るだけでなく、歩き回ったり、お辞儀してみたり、当日に近い動きをリハーサルして着心地をチェックするのが重要。
お辞儀すると胸が開いてしまう、少し動いただけでドレスがずり落ちてしまうということがないように、しっかりとサイズ調整をしてもらいましょう。
透明ストラップをつける
ドレスのずれ落ちがどうしても心配な場合は、透明のストラップ(肩ひも)をつけてもらうのもひとつの方法です。
ストラップがついていれば重いドレスも支えることが出来ますし、ずれてくる心配はありません。
写真にも写りにくいので、どうしてもちょっと大きめサイズのドレスを選びたいという場合にはとってもおすすめです。
胸をボリュームアップさせる
ビスチェタイプのドレスの場合、胸を大きくボリュームアップさせるとドレスに引っかかりが生まれるので、重いドレスを支える助けになります。
胸にボリュームがないとお辞儀した時にドレスの中が見えてしまうことがあるので、ドレスと身体を密着させるためにも有効な方法です。
胸用のパッドを入れる、またはヌーブラを重ねて使用するなどして、しっかりと胸を大きくしてみましょう。
インナーとドレスを縫い付ける
ドレスがずれてインナーが見えてしまうのは、写真にも残したくないし、ゲストにも絶対見られたくありませんよね。
それを解決するのが、インナーとドレスを縫い付けてしまうこと。
インナーとドレスを固定することで、ドレスのフィット感がアップします。
針と糸で縫い付ける以外に、スナップボタンで止める・マジックテープで止めるという方法もあります。
この方法が可能かどうかは、ドレスをレンタルしてくれる会社によって異なるので、まずは担当の方に確認してみましょう。
体験談
「インナーとドレスをマジックテープで固定」
■直前にサイズ合わせしたハズのドレスだったけど、痩せてしまい、ドレスとインナーにマジックテープを付けてズレ防止になりました。(20代後半女性)体験談
「しっかりしたインナーでずれを防止」
■ビスチェタイプのインナーを着用しました。そのタイプが一番主流だと思ったし、ズレなさそうでお腹もキープできます。(20代後半女性)
2.本番中のドレスずれ対策
タイミングをみてこまめに引き上げ
事前にずれ防止対策をしても、動き回るとどうしてもドレスがずれてきてしまうことがあります。
こまめに引き上げるのがコツですが、その姿をゲストに見られたり、写真に撮られないよう配慮が必要。
余興やスピーチなどで他に注目が集まった時、着席して新婦の動きが目立たなくなった時が狙い目。
なるべく見られないようすばやく直しましょう。
介添えさんに助けてもらう
自分でドレスを直す以外に有効なのが、介添えさんにしっかりとサポートをお願いすること。
新婦自身がずれを直すよりしっかり直してもらえますし、介添えさんの身体でゲストの目線を防ぐことができます。
あらかじめドレスがずれてきたらこまめに直してもらえるよう、お願いしておきましょう。
また、ドレスがずれてしまうのはドレス自体が重いからです。
長いトレーンのドレスを引きずって歩くと、どうしてもずり落ちてきてしまいます。
そのため、移動の時は出来るだけドレスを引きずらないようにするのがコツ。
介添えさんにトレーンを持ってもらって移動するよう心がけましょう。
ブーケで隠す
ドレスがずれてきてしまった場合、それが写真に残したくありませんよね。
もしずれてきたと思ったら、手や持っているブーケで意識して胸元を隠すようにしましょう。
また、ドレスがずれてしまったらお辞儀した時に胸元が開いてしまいやすくなるので、お辞儀の時には少し胸に手をあてるようにしましょう。
3.まとめ
せっかくの結婚式ですから、ウェディングドレスのずれを気にせず楽しみたいですよね。
出来るだけ事前対策をとって本番に臨むようにしましょう。
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※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています
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