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結婚式や披露宴の曲選びで統一感を出すポイント

2020.01.31

結婚式や披露宴で統一感を出すには曲選びが大切。
入場曲や乾杯のBGMなど、流す曲が洋楽か邦楽か、同じアーティストの曲かなど、曲によって雰囲気が変わります。
統一感を出すためのおすすめポイントを先輩カップルに伝授してもらいましょう!

そこで今回は
結婚式の曲の統一感を出すポイント をご紹介します。

1.BGMの統一感、気にした?

結婚式を演出するためにBGMは欠かせませんね。 いったい選曲はどのようにするとよいのでしょうか?

「みんなのウェディング」にて、挙式を済ませた先輩カップルたちにアンケート調査を行なったところ、次のような結果となりました。

質問:BGMに使う曲について統一感を持たせましたか?

はい 43%
いいえ 57%

結婚式のBGMの統一感を気にしたと回答したカップルは4割強となりました。 テーマやイメージにこだわって選曲した、と回答したカップルが多くいました。

一方、気にしなかったと回答したカップルは6割弱。 個々のの演出場面の雰囲気を別々に重視したため、統一感は考えなかったという回答が最も多いようです。

なかには、

体験談
■「統一感といっても色んなシーンがあって難しいし、統一感を出そうとすると決まりそうになかったからやめた。」(20代後半女性)

体験談
■「曲での統一感ではなく、曲とその場面場面の統一感を持たせたかった」(30代前半女性)

という意見もみられ、統一感を意識しながらも、あえて全体としての統一感は出さなかった、というカップルもいることがわかりました。

結婚式の曲の「統一感」のとらえ方はカップルごとに異なり、またこだわりの度合いも違うということなのかもしれませんね。

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2.統一感を出すポイント

まず、結婚式の曲に統一感を出した、と回答したカップルから、曲選びのポイントを伝授してもらいましょう。

それぞれのカップルごとの切り口によって個性豊かな「統一感」が演出されていることがわかります。

ジャンルで統一

体験談
「映画のサントラで統一」
■ふたりとも映画が好きだったので、全て映画のサントラから選曲しました。みんなも知ってる曲ばかりだったので良かったと思います。(30代前半女性)

体験談
「すべて洋楽で統一」
■すべて曲は洋楽にした。曲調やテイストが少々違っていてもそれだけで結構統一感がでた。また式場が異人館にあったので雰囲気を出すことができた。(20代後半女性) )

アーティストもテイストも異なるけれども、「映画音楽」「ジャズ」など、ざっくりとジャンルを決めて選曲をしたカップルがいました。

細かなことにこだわらなくても、結果として全体がまとまる選び方です。

アーティストで統一

体験談
「気に入った曲がすべて同じ歌手だった」
■ネットなどで視聴して、気に入った曲をpick upしていたら、自然に同じ歌手の曲を選んでいたり、同じような雰囲気になっていました。披露宴全体に統一感があり、やりたい披露宴のイメージになったので、良かったと思います。(30代前半女性)

体験談
「ドリカムで統一感!」
■ドリカムの曲のみを使用し統一感を持たせた。(つもり)友人の年齢層を考え,きっとみんな好きなはず!!と決めつけた。(30代後半男性)

曲調が違っても同じアーティストの楽曲であれば、自然と統一感が演出できます。

ふたりのお好みのアーティストにこだわって選曲することも思い出になりますよ。

季節で統一

体験談
「夏にあわせた選曲で統一した」
■夏のウェディングだったので、夏らしくてさわやかで明るい感じの曲で統一感を持たせた。みんなが知っている曲でもハワイアンっぽくアレンジされているものを選ぶようにした。(20代後半女性)

体験談
「春の幸せ感あふれる挙式を演出した」
■季節が春だったので春らしく感じられるようなかつ幸せ感いっぱいの物を選ぶようにしました。その方が会場にもあっていたので(30代前半女性)

季節にあわせた選曲も素敵です。

特に、日中の挙式で日差しが差し込む会場であれば、季節感をそのまま感じることができます。 BGMによって、より雰囲気が盛り上がりますね。

テーマで統一

体験談
「和テイストの雰囲気に統一した」
■和の雰囲気を大切にしつつも、結婚式・披露宴の定番を組み合わせるようにした。結婚式・披露宴の王道を行くようにした。(30代後半女性)

体験談
「ディズニーをテーマに統一した」
■かわいらしいイメージで、メロディにしたかったので、基本的に女性のヴォーカルのもの、ディズニーで統一させた。(30代前半女性)

「和テイスト」「ディズニー」など、見た目にも明らかな結婚式の演出テーマがある場合には、そのテーマに添った選曲をするとしっくりきます。

目で見て、耳で聴いて、統一された演出であれば、ゲストも納得するはずです。

会場の雰囲気に統一

体験談
「クラッシックな会場の雰囲気に統一」
■すべてクラッシック音楽に統一した。会場の雰囲気がクラッシックだったので。また、えり好みのない音楽だと思うから。(30代前半女性)

体験談
「おしゃれな会場の雰囲気に統一」
■おしゃれな会場だったので、それに合うような楽しくておしゃれな雰囲気の曲を選びました。曲が続く際には、だいたいのテンポも揃えるようにしました。(20代後半女性)

「クラッシック」「おしゃれ」など、会場の雰囲気にあわせて統一感を演出する方法です。

ゲストにとっても、日常から離れた「おもてなし」の空間を味わうことができるでしょう。

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3.統一感より優先したこと

さて、統一感にこだわらなかった6割弱のカップルたちは、何を優先してBGMを選曲したのでしょうか?

演出ごとのメリハリを優先した

体験談
「演出ごとに曲をかえた」
■統一感があるのもよいかと思ったが、逆に、演出ごとに曲を変えることで披露宴自体にもめりはりがつくのでよいと思ったから(30代前半女性)

体験談
「全体の流れに「波」をつけて変化させた」
■あまりに統一感がありすぎると、披露宴全体の印象の波がなくなる気がした。場面によって、印象の変わるものを選びたかった。(30代前半女性)

それぞれの演出が際立つように、別々のテイストのBGMを選んだ、という方法です。

全体の雰囲気よりも、演出自体を楽しんでもらおう!という方針であることがわかります。

ゲストも食事をしたり歓談したり、と様々な動きがあるため、違ったテイストのBGMであっても違和感はないのかもしれません。

ふたりの好みを優先させた

体験談
「ふたりの気に入ったBGMが違った」
■自分たちそれぞれが気に入ったものを選んで行ったので統一感はなかったですが、お色直しの時・手紙を読むときなどシチュエーションもそれぞれ違う時に使うので別にそれでいいと思っています。(20代後半女性)

体験談
「好みのアーティストが複数だった」
■お互いの好きなアーティストが違うのでどうしても統一感をもたせるのは難しいと思いました。一人一人の好みのアーティストも複数いますので。(40代前半女性)

体験談
「好きな曲を詰め込んだ」
■好きな曲を全部詰め込んだ感じです。クラシックもポップスも色々入れました。とりあえず好きなら何でもいいです。(20代後半女性)

一生に一度の結婚式なのですから、ふたりの好みを全面に出して選んだところ、さまざまなBGMになった、というパターンです。

それぞれが満足いく選曲になりますね。

衣裳の雰囲気を優先した

体験談
「お色直しの衣裳のイメージからBGMを変えた」
■ウエディングドレスは厳かに、カラードレスは華やかなデザインとブーケにしたので、お色直し前後で「静→動」へと雰囲気を敢えて違うものを選曲しました。(30代前半女性)

体験談
「和洋の衣裳にBGMを合わせた」 ■入場の際は和装だったためBGMは和のテイストの物を使って、再入場の際はドレスでの登場だったため洋楽を使い、シーンに合わせて使い分けしました。(20代後半女性)

衣裳の雰囲気によって、一気に空気が変わるということがあります。

お色直しの前と後でガラッと曲調を変えることもは、演出上の効果がありますね。

ゲストの好みを優先した

体験談
「ふたりの趣味を押しつけたくなかった」
■統一感を持たせると、好みがあるので招待客にとってはおもしろくないと思ったからです。いろんな曲をまぜました。(20代後半女性)

体験談
「ゲストにはいろいろなBGMを楽しんでほしかった」
■ゲストのみなさんに、いろいろ、楽しんで貰いたかったので、私の好みと、彼の好みを混ぜながら、BGMを組み立て行きました。

体験談
「各年齢層に配慮した」
■若者に好まれそうな曲、年齢が上の方に好まれそうな曲、そして年齢の幅を問わず好まれそうな曲を織り交ぜて、シーン別に使い分けました。(30代前半女性)

ゲストは年齢層が幅広く、また好みも様々な人が集まっています。

自分たちの好みを押しつけることなく、どのゲストにもそれぞれ楽しんで欲しいという思いから、さまざまなジャンルのBGMを選んだカップルもいました。

統一感を出そうとしたがやめた

体験談

選曲が決まらず断念した

洋楽で統一感を持たせようと考えましたが、結果なかなか選曲出来ず時間を費やした為諦めました。また歓談中はピアノの生演奏をお願する事になったので、統一感は持たせませんでした。(20代後半女性)

体験談
「同じアーティストでは演出に合わない場面が出た」
■全部同じアーティストにしようとしたけどそれだと合わない曲になってしまいそうだったので自分たちの好きな歌や友人の好きな歌を取り入れたため統一感はなかった。(30代前半女性)

統一感を意識したものの、断念した、というケースです。

また、会場側にお任せする場合は、結果として統一感がないと感じることがあるようです。

とはいえ、場面に全く合わないテイストのBGMを選ばない限り、それぞれの演出で異なった曲調を選んでも、ゲストはそれほど気にならないものです。

全体の統一感を気にしない、という場合は、それぞれの演出にあったBGMを選ぶようにするとよいのかもしれませんね。

※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー