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【結婚指輪の選び方】押さえておきたい15のポイントを徹底解説!

2025.04.16

結婚の証として購入する結婚指輪。長く愛用できるお気に入りのリングに出会いたいですよね。結婚指輪選びで後悔しないためには、事前の情報収集が肝となります。さらに選び方を知っておくと、結婚指輪探しがグッとスムーズに!

この記事では結婚指輪選びで押さえておきたい15のポイントをわかりやすく解説します。「長年経っても選んでよかったと思える結婚指輪を見つけたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※本ページにはプロモーションが含まれていますが、記事の内容はみんなのウェディング編集部がおこなった独自のアンケート結果を使い企画・編集したオリジナルコンテンツです

結婚指輪の選び方【デザイン編】

まずはここから!結婚指輪の基礎のキソ

結婚指輪を選ぶ際、とくに重視したいのがデザインではないでしょうか。指輪の見た目は主に以下の5つで決まります。

  • 素材
  • リング幅
  • アーム
  • ダイヤモンドの有無
  • 表面加工

それぞれの選び方について解説します。

素材はメリット・デメリットを考慮して選ぶのがおすすめ

結婚指輪の素材には、定番のプラチナをはじめ、ゴールドやチタン、ジルコニウムなどさまざまなものが使われています。代表的な素材とメリット・デメリットは以下のとおりです。

素材 メリット デメリット
プラチナ ・変色、変形しにくい
・ダイヤモンドと相性抜群
・加工しやすく細かいデザインを表現しやすい
・希少価値が高く値段がやや高い
・純度が上がるにつれ傷がつきやすくなる
ゴールド ・日本人の肌になじみやすい
・カラーバリエーションが豊富
・華やかでファッションリングのように使える
・派手な印象を与えやすい
・弔事のシーンで外さなければならない場合がある
チタン ・強度が高い
・軽くてストレスの少ない装着感
・金属アレルギーが起こりにくい
・サイズ直しや刻印が難しい
・取り扱い店舗が少ない
ジルコニウム ・強度が高い
・金属アレルギーが起こりにくい
・グラデーションなどで個性を出しやすい
・サイズ直しや刻印が難しい
・取り扱い店舗が少ない
ステンレス ・強度が高く傷がつきにくい
・価格が比較的リーズナブル
・金属アレルギーが起こりにくい
・サイズ直しや刻印が難しい
・取り扱い店舗が少ない
シルバー ・プラチナよりも輝きが強い
・価格が比較的リーズナブル
・軽くてストレスの少ない装着感
・黒ずみや変色が起こりやすい
・傷がつきやすい

プラチナは科学的にとても安定した貴金属で、変色や変質の心配が少ないことから結婚指輪によく選ばれています。

最近はブランド独自の配合で傷つきにくさや強度を高めた「ハードプラチナ」という素材もあるので要チェック!

また、カラーバリエーションの多さとファッション性の高さから、近年はゴールド系の結婚指輪も人気が高まってきています。

基本的に上記の表の素材はどれも金属アレルギーを起こしにくいですが、心配な方はよりアレルギーの心配が少ないチタン・ジルコニア・ステンレスもチェックしてみてくださいね!

▼プラチナの結婚指輪の純度や強度をチェック

▼ゴールドのバリエとメリット・デメリット

リング幅選びは試着が必須!

リング幅は2mmを下回るものから4mmを上回るものまでさまざま。どのくらいの幅を選ぶかによって、手元の印象がグッと変わります。リング幅別の印象は以下のとおりです。

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リング幅 2mm以下 2mm 2.5mm 3mm 3.5mm 4mm以上
印象・
雰囲気
繊細
可憐
すっきり
上品
華奢
フェミニン
ナチュラル
オーソドックス
重厚感
華やか
ファッショナブル
かっこいい
個性的
カジュアル

多くのカップルに選ばれているリング幅は2.5mm~3mm。リング幅は見た目の印象だけでなく、耐久性や着け心地にも大きく影響してくるので、実際に店舗で試着し、自分に合うものを見つけることが大切です。

▼リング幅で変わる印象を写真でチェック!

アームの形状は指の長さや手の大きさに合わせて選ぶべし

アームとは、指輪の輪っかの部分を指します。結婚指輪のアームは、大きく「ストレート」「ウェーブ(S字)」「V字」の3種類に分かれます。

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結婚指輪のアームは与えたい印象で選んでも問題ありませんが、指の長さや太さ、手の大きさに合わせて選ぶとさらに自分に似合うものが見つけやすくなります。リング幅同様、店舗で試着して印象や視覚効果を確かめてみて。

▼結婚指輪の形をもっと詳しく見る!

ダイヤモンドの有無はふたりで相談した上で決めよう

結婚指輪はダイヤモンド付きかどうかによっても見た目の印象が変わります。ダイヤモンド付きは華やかでゴージャス、ダイヤモンドなしはシンプルで上品な印象を与えやすいでしょう。

ダイヤモンドの有無

みんなのウェディングのアンケートでは、ダイヤモンドがあしらわれたデザインを選んだ女性が7割以上と、ダイヤモンド付きの結婚指輪が人気。結婚指輪のダイヤモンドはメレダイヤモンドと呼ばれる小粒のダイヤモンドが主流です。

ダイヤモンド付きの結婚指輪を選ぶ場合、当然ダイヤモンドの分だけ価格がアップします。どれくらい高くなるかはダイヤモンドの大きさや品質によって異なるため、予算が決まっている場合はふたりでしっかりと相談した上で選びましょう。

ダイヤモンドをあしらった結婚指輪のデザインのバリエーション

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▼メレダイヤモンドとは?人気の理由とデザインバリエ

▼ダイヤモンドあり?なし?メリット・デメリット

表面加工は好みに合わせたセレクトを

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表面加工 鏡面仕上げ マット加工 ヘアライン ホーニング スターダスト
イメージ 鏡面仕上げ マット加工 ヘアライン ホーニング スターダスト
出典 ブリリアンス・プラス「PT950 サリュー リング 2.7mm」 TANZO.(鍛造指輪)マット加工鍛造リング ブリリアンス・プラス「PT950 オーバル リング ヘアーライン 2.0mm」 TANZO.(鍛造指輪)ホーニング加工 TANZO.(鍛造指輪)スターダスト加工
特徴 鏡のようにつややかに磨き上げる仕上げ。表面が光を均一に反射し、ツヤと光沢が特徴。 表面に凹凸を刻み、落ち着いた質感と輝きに。柔らかく優しい雰囲気になる。 髪の毛のように細い筋を入れて上品な白っぽい光沢感を出す。マット仕上げよりシャープな印象に。 粗めのマット加工。柔らかく落ち着いた印象でさらさらした触り心地が特徴。ツヤありと部分的に組み合わせてコントラストを楽しむことも。 特殊な工具を使って表面を細かくカット彫りする。星屑のようにキラキラの輝きが出る。

表面加工はつやと光沢感のある鏡面仕上げのリングに、あえて傷をつけることでつやを抑えてファッション性を高める仕上げのこと。逆につや消しのリングに鏡面仕上げをしてつやを出す加工もあります。

つやありの指輪は光沢感が魅力で結婚指輪の定番、一方、つや消し加工の指輪は落ち着いた輝きで指なじみがよいことに加え、鏡面仕上げに比べると細かな傷が目立ちにくいというメリットもあります。

デザインとしてすでに仕様に含まれている指輪が多いですが、セミオーダーで結婚指輪を作るケースなど、好みの加工をオプションで追加することもできます。

同じデザインでも雰囲気がガラリと変わるので、ぜひ検討してみて。

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結婚指輪の選び方【ブランド編】

続いては結婚指輪のブランド選び。「絶対にこのブランドがいい!」という希望がとくにない場合は、以下のポイントを意識してブランドを選びましょう。

  • 価格帯
  • デザインバリエーション
  • アフターサービス
  • 購入方法
  • オプションの充実度
  • 鑑定書や保証書の有無

それぞれ詳しく解説します。

まずは予算に合う価格帯のブランドを絞っておこう

結婚指輪の価格帯は各ブランドでバラつきがあります。最低ペア価格が10万円台のブランドもあれば、ひとり分だけで数十万円かかるブランドも!

無理のない範囲で結婚指輪を購入するには、まず予算に合う価格帯のブランドを絞っておくのがおすすめです。各ブランドの価格帯は以下のとおり。

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ブランド名 銀座ダイヤモンドシライシ I-PRIMO EXELCO
DIAMOND
LAZARE
DIAMOND
杢目金屋 TRECENTI K.UNO BRILLIANCE+ ROYAL
ASSCHER
Tiffany&Co. Cartier HARRY
WINSTON
ロゴ
最低価格 10万円台 10万円台 20万円台 20万円台 20万円台 20万円台 10万円台 10万円台 20万円台 20万円台 20万円台 約46万円
最高価格 50万円台 70万円台 80万円台 70万円台 要問合せ 40万円台 50万円台 30万円台 50万円台 200万円台 300万円台 370万円以上

上記で紹介しているもの以外で気になるブランドがある場合は、公式サイトなどで結婚指輪の価格帯をチェックしておくとよいでしょう。

▼年代別の相場と価格帯別おすすめブランド

デザインバリエーションは多ければ多いほどGOOD

価格帯でブランドを絞ったら、今度はデザインのバリエーションをチェックしましょう。デザインバリエーションは多ければ多いほど選択肢が広がります。

とくに、どのような結婚指輪にしたいかまだイメージが掴めていない方は、さまざまなデザインを見ることで、自分の好みが把握しやすくなります。

アフターサービスは内容と保証期間を要チェック

結婚指輪のブランドを選ぶ上で、アフターサービスは絶対に外せないポイント。

どのブランドも同じようなアフターサービスを行っているかと思いきや、対応していないメニューがある場合や、修理が有料となることも。

最低限押さえておきたいのは、「サイズ直し」「仕上げ直し」。この2つは依頼することが多いため、アフターサービスに含まれているかチェックしておくと安心です。

また、いつまで無料で対応してもらえるか、保証期間もしっかり確認しておきましょう。アフターサービスの内容は各ブランドの公式サイトからチェックできます。

購入方法はふたりのこだわりに合わせて

購入方法はふたりのこだわりに合わせて

結婚指輪の主な購入方法は以下のとおりです。

  • 既製品
  • フルオーダー
  • セミオーダー
  • 手作り

購入方法はブランドによって異なります。

気軽にふたりらしい結婚指輪をつくりたいという人は、ある程度決まったデザインをベースに、素材や幅、宝石を選んで好みの指輪を完成させる「セミオーダー」がおすすめ。

世界でひとつのオリジナル結婚指輪にしたいというふたりは、「フルオーダー」か「手作り」がおすすめです。

▼オーダーメイドの魅力を紹介!

▼手作り結婚指輪のメリット・デメリット

こだわり派のカップルはオプションの充実度も確認しておこう

加工やオプションで結婚指輪に個性をプラス

こだわり派のカップルは、各ブランドのオプションも確認しておくのがおすすめ。

ブランドによっては刻印や裏石などのオプションに対応しているところもあり、ふたりだけのこだわりを細部まで詰め込むことができます。

オプションの充実度はブランドごとに異なるため、気になる方は公式サイトで確認しておきましょう。

鑑定書や保証書の有無もチェックしておくと安心

必須ではありませんが、ダイヤモンド付きの結婚指輪を検討している場合は、候補のブランドが鑑定書や保証書を発行しているかどうかも確認しておくと安心です。

鑑定書や保証書は、宝石が本物であることに加え、どのような品質かを証明するための大事な書類です。そのため、あったほうがブランドの信頼度は高いといえるでしょう。

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結婚指輪の選び方【その他のポイント編】

結婚指輪を選ぶ際、デザインとブランド以外に注目しておきたいポイントは以下の3つ。

  • つけ心地
  • 婚約指輪との相性
  • 強度

指輪選びで後悔しないためにも、必ずチェックしておきましょう!

つけ心地はサイズ感と断面の形が肝!

結婚指輪のつけ心地はサイズ感と断面の形がカギを握ります。

サイズは指の太さにぴったりなものを選ぶのが正解ですが、微妙な太さで判断に悩む場合は、少し大きめのサイズを選びましょう。小さいサイズを選ぶと、指が圧迫されてうっ血したり、抜けなくなったりする可能性があります。

断面の形は、側面が丸みを帯びた「甲丸(こうまる)」と、平らな「平打ち(ひらうち)」の2種類に大きく分類されます。

甲丸(こうまる) 平打ち(ひらうち)
Sample Image Sample Image
出典:アイプリモ「オリジンビリーフ」 出典:アイプリモ「アマティール」
表面は丸みを帯びていて、断面はかまぼこ形。柔らかでやさしい印象。 指なじみがよく着け心地がよい。どんな手にも合いやすいが、ふっくらした指はむちっとして見えることも。 表面がフラットで平らな断面。存在感がありスタイリッシュでシャープな印象。 指輪や手の形によっては角が両隣の指に当たるのが気になることも。

甲丸にも種類があり、側面ではなく内側の指に触れる面が甲丸になった「内甲丸(うちこうまる)」の指輪は、着け心地の良さを追求したい人におすすめです。また、甲丸と平打ちの良さを合わせた「平甲丸(ひらこうまる)」は、指あたりの良さとほどよい存在感を両立します。

断面の形状はつけ心地を左右する要素の一つですが、わざわざお店で確認する必要はありません。それよりも実際に試着して、自分の好みに合ったつけ心地を見つけたほうがよいでしょう。

重ねづけを検討している方は婚約指輪との相性も確かめて

婚約指輪と重ねづけしたいと考えている方は、試着しに行くときに婚約指輪を持っていくのがおすすめ!

婚約指輪と重ねづけした状態を直接確かめられるので、相性のよい結婚指輪を選びやすくなります。

とくに婚約指輪と結婚指輪のブランドが異なる場合、婚約指輪の持参はマスト。事前に婚約指輪を購入したブランドの公式サイトで、自分が持っている婚約指輪と相性のよい結婚指輪のデザインを確認しておくと、さらに指輪選びが楽になります。

結婚指輪を日常使いする人は強度も調べておこう

結婚指輪を普段から身につけたいと考えている人は、指輪の強度も調べておくと安心です。指輪の強度は素材も大きく影響しますが、製法でも違いが出ます。

指輪は主に「鋳造(ちゅうぞう)製法」または「鍛造(たんぞう)製法」で作られます。鋳造製法とは溶かした金属を指輪の型に流し、冷やして固める方法です。結婚指輪はこの鋳造方法で作られることが多いです。

一方、鍛造製法は金属を叩いたり圧縮したりして指輪の形に仕上げる方法を指します。金属の密度が高くなるため、強度のある指輪に仕上がりやすいのが特徴です。

繊細なデザインを施しにくい、仕上がりに時間がかかるといったデメリットもありますが、強度を重視したい場合は鍛造製法を選ぶとよいでしょう。

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結婚指輪を購入するお店の選び方

結婚指輪を購入するお店の選び方

結婚指輪を選ぶ際は、指輪そのものだけでなく、お店の選び方も押さえておくのがおすすめです。結婚指輪を購入できるお店は大きく以下の4種類があります。

  • ブライダルリング専門店
  • ジュエリーショップ
  • 手作りショップ
  • セレクトショップ

おすすめはブライダルリング専門店。デザインの種類が数百単位と多く、ブライダルリングの専門知識を持ったスタッフが、プロの視点からふたりにぴったりな指輪を提案してくれます。

1ヶ所下見をすると、ふたりの好みや似合うデザインがわかってくるので、その上でほかのショップも検討すると結婚指輪選びがスムーズに進められます。

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結婚指輪選びで失敗しないための注意点

結婚指輪選びで失敗しないために注意しておきたいポイントは以下の3つ。

  • 自分の指や手に合っているかどうか
  • 好きなファッションのテイストに合っているかどうか
  • 自分のライフスタイルに合っているかどうか

「憧れのブランドで一番安かったから」「ネットで見て一目惚れしたから」という理由だけで結婚指輪を選んでしまうと、「失敗した!」と後悔する可能性大!

価格や好みを重視するのも大事ですが、まずは自身に合うかどうかしっかりと確認することが重要です。

自分の指や手にしっくりくる?好きなファッションに合わせたときのバランスはどう?デザインやつけ心地、強度はライフスタイルに合っている?など、3つのポイントを意識しながら満足できる結婚指輪を見つけてくださいね!

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事前の情報収集で後悔しない結婚指輪を見つけよう

ふたりが選ぶ結婚指輪は唯一無二だから、選んだ指輪で後悔しないためにも疑問や不安は早めに解消しておくのがベスト! 事前の情報収集を万全に、生涯大切にできる結婚指輪を見つけてくださいね。


調査概要:みんなのウェディング「2025年婚約指輪・結婚指輪に関するアンケート」
アンケート方法:WEB/SNS調査
アンケート期間:2025年1月17日~2月6日
対象者:過去3年以内(2022年1月~)に婚約指輪と結婚指輪を購入された方(もらった方も含む)、または結婚指輪のみを購入された方(もらった方も含む)
有効回答数:403人

※ 2025年4月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー